29日朝、「~の~作戦で連邦警察が…」との報道を聞き、「また!」と思った▼ブラジルでは麻薬取引等の摘発も多いが、圧倒的に多いのは、14年3月に始まり、世界でも類を見ない大規模な汚職摘発となったラヴァ・ジャット作戦(LJ)や、1日に出た令状数や動員警官数ではブラジル史上最大規模の17日のカルネ・フラッカ作戦のような、汚職に絡む作 ...
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「自分の心の病の心配でもしろ」=サンパウロ市長が大統領候補と批判の応酬
サンパウロ市のジョアン・ドリア市長が、自身を批判した18年大統領候補のひとり、シロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)と批判合戦を展開している。 両者の批判合戦は、セアラー州元知事で大統領選にも2度出馬しているシロ・ゴメス氏が18日に、1月にサンパウロ市長に就任して以来、高い人気を集め、「大統領候補に」との声も集まり始めたドリア ...
続きを読む »3・26サンパウロ市デモ写真グラフ=少人数だがピリリと辛い=今も存在感強い大物ルーラ
ジウマ罷免決定後は、少人数しか集まらないデモだが、その分、濃い面々が目立った。当日はサッカーのSPFC対コリンチャンス戦や超大型音楽イベントの『裏番組』のようになってしまい、若者の姿が特に少ない印象。しかし元気な参加者らはプラカードにユーモラスな批判や、厳しいコメントを書いて持ち、大通りを練り歩いてアピールしていた。 &nbs ...
続きを読む »《ブラジル》3・26デモ「来年の選挙は、汚職一掃投票を!」
26日のパウリスタ大通りで、「今回で14回目のデモ召集だ」とVPR(VemPraRua、街に出よう)のロジェリオ・シェケル代表が、街宣車の上から叫んでいたのを聞き、年3、4回の一般市民デモという「ブラジル式民主主義」が根付いたのを痛感した。コンフェデ杯中の2013年6月以来、この国の民主主義は姿を変えた▼法的特権廃止、ラヴァ・ ...
続きを読む »ロンドンテロの現場にブラジル人=「リオ出身だから怖くない」
22日にロンドンで起きたテロ事件の現場や周辺にいたブラジル人が、その時の様子を語っている。 23日付フォーリャ紙が報じたのは、観光名所の大観覧車「ロンドン・アイ」に3時間閉じ込められた夫婦2組と、何が起きたかもわからず土産物店に逃げ込んだ夫婦の話だ。 現場から370メートルのロンドン・アイにいたのは、ロジェリオ・エンリケ・ ...
続きを読む »《ブラジル》ルーラが早くも選挙キャンペーン=サンフランシスコ川の疎水工事利用し
ルーラ元大統領が19日、ブラジル北東部のパライバ州モンテイロで、サンフランシスコ川の疎水工事の完成を祝うイベントに参加し、2018年の大統領選に出馬する意向を明らかにした。 干ばつに悩む地域に水を引くためのサンフランシスコ川の疎水工事は、ルーラ氏が大統領だった2007年に着工し、ジウマ政権でも工事を継続していた。 テメル大 ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット=ジャノーのリストでさらに22人の政治家の名=上下両院の連邦議員を中心に=知事や市長の名前も=再度カブラルやクーニャも
【既報関連】ロドリゴ・ジャノー検察庁長官が14日に最高裁に対して行った、オデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に基づく捜査開始要請書に含まれている政治家たちの名前が、さらに明らかになっている。16日付現地紙が報じている。 15日付伯字紙が報じた疑惑の政治家は、現テメル政権の閣僚5人に上下両院議長、ルーラ氏、ジウ ...
続きを読む »《ブラジル》労働法改正と年金改革に反対=デモでルーラ元大統領も演説=「急がないと手遅れ」とテメル大統領
【既報関連】ブラジルの多くの州(「少なくとも19州」、「23州」の報道あり)の州都と連邦直轄区で15日、テメル政権が進める労働法改正と年金制度改革に反対するデモとストライキが発生したと16日付現地紙が報じた。 「全国ストライキデー」と名づけられた抗議行動は、中央労組(CUT)系団体などによって組織された。 サンパウロ市では ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦=オデブレヒトの報奨付供述で政治史揺るがす大物が標的に=ジャノー長官が遂に捜査要請=現政権閣僚に両院議長ら=ルーラ、ジウマの元・前大統領も
ブラジル連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官は14日、オデブレヒト社関係者が12月に行った、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)に関する報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に基づいた捜査開始など全320件の要請書を、連邦最高裁のエジソン・ファキン判事に提出した。捜査対象の中にはそうそうたる大物政治家の名前が並び、政界に衝撃が走った。15 ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦=オデブレヒト社2代目社長が「献金は絶対的ビジネスモデル」と証言=初代社長時代から隠し口座へ選挙資金=パロッシは仕切っていた一人
ブラジル最大手ゼネコン「オデブレヒト社」の元社長マルセロ・オデブレヒト被告の父エミリオ氏が13日、パラナ州連邦地裁によるラヴァ・ジャット作戦の裁判で、被告側証人として「カイシャ2(隠し口座)は、この国では古くから使われてきた」と発言、同社創業時から収賄が常にあったことを明らかにし、波紋を広げている。14日付現地紙が報じている。 ...
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