11月26日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】セーラ元上院議員が二十一日、アニーバル・ブラジル社会民主党(PSDB)党首に代わり、党首に選出される見通しとなった。副党首にはアゼレード上院議員が就任する。 PSDBはルーラ政権が十一カ月の間に実施してきた政策、特に経済政策を「保守的なもの」と厳しく批判してきた。「 ...
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3年以内に組合税廃止=組織の構造改革を狙う
11月25日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】政府は三年以内に組合税を段階的に廃止することを提案した。 ワグナー労働相によると、同政府案は労働裁判所に送られ、十二月に審議される。一月に同裁判所が承認した後、ルーラ大統領を経て、同案は議会に送付される見通し。組合税は団体交渉と結びつき、会社側との交渉を実施した場合 ...
続きを読む »東西南北
11月25日(火) 連邦議会調査委員会(CPI)と連警、検察は二十日、サンパウロ市ヴィンテシンコ・デ・マルソ街にある帰化中国人の店二軒を捜査し、密輸品、海賊版CD、ハンドバッグ、玩具、衣類などトラック三十台分を押収した。同日店は閉鎖された。店主の電話帳には、連警が展開する『アナコンダ作戦』で拘束されたマットス元連邦判事、ジョゼ ...
続きを読む »FTAA05年創設を宣言=米州各国の事情配慮=幹事役の伯米代表が合意=新たな枠設ける構想も
11月22日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】米州自由貿易地域(FTAA)マイアミ閣僚会議は二十日、予定より一日早く繰り上げて閉幕した。会議の幹事役を務めた伯米両国代表は、FTAAを予定通り二〇〇五年に創設することを宣言した。開発途上国の経済力や加盟各国の国内事情などに、配慮した柔軟な協定を目指すことが盛り込まれ ...
続きを読む »ファンタスチコ30年記念DVD発売
11月22日(土) グローボTV局はこのほど、日曜週刊ニュース番組「ファンタスチコ」の30周年記念として、DVD「ドミンゴス・イネスケシーヴェイス―ファンタスチコ・トリンタ・アーノス(直訳=忘れられない日曜日―ファンタスチコ30年)」を発売した。 1973年に初放映されたファンタスチコ。これまでに、多くのニュースを報道してき ...
続きを読む »年金調整08年まで延長=政府と受給者の交渉開始
11月21日(金) 【既報関連・フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十日】年金受給者からの批判を避けるため、政府は二十日が期限となっていた年金額調整申請期間を五年間延長した。社会保障省と年金受給者代表たちは調整額の支給をすべての受給者に拡大する協定を目指し、交渉を開始した。 期限の延長は十九日、ルーラ大統領とベルゾイーニ社会保障相 ...
続きを読む »中国と大豆の商談=パラナの使節団成果あげる
11月20日(木) [既報関連]第三十一回パラナ友好経済使節団が、去る十五日、帰国した。東京を振り出しに豊橋、神戸、京都、バンコク、香港、上海、北京、ソウルを訪問、成果を得たという。 上野アントニオ団長の報告によれば、在北京ブラジル大使館の肝入りで、現地の有力な大豆製油業者と懇談、カラムルー・グループとの取引が可能になった。 ...
続きを読む »貧困対策は国際協力で=ルーラ大統領が訴え
11月19日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】ラテンアメリカとカリブ諸国の貧困根絶をテーマとするセミナーが十七日に開催され、その中でルーラ大統領はブラジル経済を安定させるという公約は「譲歩できない」もので、国際協調体制が世界の経済格差と貧困を減らす道となると演説した。 貧困根絶という目的を達成するためには、貧困諸 ...
続きを読む »性的虐待は家庭内で=ブラジルでも大問題
11月18日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】青少年への性的虐待に対してルーラ政権が採用した戦略は「近視眼」的なもので、ブラジルと世界で最も問題となっている家庭内の性的虐待を無視しているー。 これは性的虐待の告発電話を六年にわたって受け付けてきたNGO団体、『ブラジル児童青年保護専門家協会(Abrapia)』のモンテイ ...
続きを読む »最高裁長官 法曹界の動揺憂慮=悪いのは一部と強調=内部捜査に自ら全面協力=判事1・5万人は潔白
11月13日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十二日】最高裁のマウリシオ・コレイア長官は十一日、一部判事の不祥事で司法官が動揺していると述べた。八人か十人の判事の不正行為によって、一万五千人の判事も同様であるかのような印象を与えているとした。司法府に対し批判の嵐が巻き起こっているが、これは例外だと抗弁した。司法府に対する誤 ...
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