9月4日(木) ダイアモンドの輸出が八月一日から禁じられた。ダイアも金も採掘に、日本の浚渫(しゅんせつ)システムを導入してから一挙に能率が向上した。一本のパイプの中を水が入り土砂が出て行くので、どんな深い川底でもパイプを差し込めば容易に採掘できる。ミナス州コロマンデル郡のダイア採掘現場では、会社は機器一式と食事、一最低賃金を提 ...
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党利党略で人事=政府職員の七割に与党の息
9月2日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八月三十一日】ルーラ政権が始動して以来、連邦政府高官を任命する際に労働者党(PT)政府が採用した方法は「ブラジルの優秀な人材からなる最も優秀な省庁を政府は有する」というルーラ大統領の厳粛な公約を反映したものではない。 実際、就任した大臣と大統領府補佐官たちは、主にジルセウ官房長官 ...
続きを読む »04年度予算案編成=引き締め傾向を維持
8月30日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】ルーラ政権が初めて編成した〇四年度予算案は引き締めを維持したものとなった。 「過去に見られたような水増し予算ではなく、現実的な予算となった」とマンテガ予算管理相は述べた。同予算案は二十九日に国会に送付される予定。 連邦政府による直接投資額は七十八億レアルで、〇三年度 ...
続きを読む »東西南北
8月29日(金) イラク爆破テロで死亡したメーロ国連特別代表の母ジウダさん(八五)はフォーリャ紙のインタビューで、メーロ氏が今年五月にイラク赴任が内定した後、「イラクへは行きたくない」と漏らしていたことを明らかにした。ジウダさんは事件後、アナン事務総長をはじめ数百人から手紙やメッセージが送られたが、まだ目を通す気にならないとい ...
続きを読む »工業生産 6月に底打ち=産業界に回復の兆し=金利引き下げ効果表れる=財務省にも順風が吹く
8月28日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】サンパウロ州工業連盟(FIESP)は二十六日、七月サンパウロ州の工業生産が底打ちして、五月から始まった生産低下に歯止めがかかったと発表した。FIESPは調査の結果、工業生産が八月から回復傾向に入るものと予測している。サンパウロ市証券取引所も二十六日、指数を二・七九%も上 ...
続きを読む »ペルー、メルコスルに加盟=ルーラ大統領リマ訪問=全南米網羅の共同市場へ=米国による成長阻害を警戒
8月27日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】ペルーとメルコスル自由貿易協定の調印式に臨んだルーラ大統領は二十五日、トレド・ペルー大統領の提案で実質的に南米全体を網羅した共同市場の形成へ向けて音頭を取ることで合意した。ルーラ大統領は米国が提唱する米州自由貿易地域(FTAA)構想が、南米の潜在的な経済成長を〃窒息〃さ ...
続きを読む »最賃実質5%アップ=04年度予算案に盛り込み
8月27日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】マンテガ予算管理相は二十五日、ルーラ大統領が策定した〇四年度連邦予算一次案の中に最低賃金の実質五%引き上げを盛り込む予定であることを発表した。 〇四年度の引き上げ率五%は、ルーラ大統領の任期中に実質最低賃金を二倍にするという選挙公約を実現するには困難な水準で、公約実現 ...
続きを読む »ロケット爆発で21人死亡=着火装置誤作動か=軍、調査委員会を結成=マラニョン州宇宙基地
8月26日(火) 【既報関連=フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十五日】ルイス・ベヴィラックァ宇宙庁(AEB)総裁とサンジョゼ・ドス・カンポス市のエマヌエル・フェルナンデス市長は二十四日、アウカンタラ宇宙基地で二十二日起きた事故の犠牲となった二十一人の技師に軍栄誉章の授与式を行うことを発表した。その後、遺体は遺族に引き渡され埋葬さ ...
続きを読む »ルーラ政権 支持率が低下=年金改革、多くが賛意示す
8月26日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】就任から六カ月間、八〇%以上の支持率を保持してきたルーラ政権は八月になって支持率を落とし始めた。 ブラスマーケットとエスタード紙は八月八日から十六日の間、二十七州都と四百以上の市に住む一万二百五十六人を対象に、現政権のイメージ、大統領と側近の能力、年金改革、農地問題を ...
続きを読む »海外からの投資回復へ=7月の直接投資急増=経常黒字拡大を反映か=工業は輸出へ向け発進
8月23日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】中央銀行は二十一日、毎月八億ドル代であったブラジルへの海外投資が、七月から突然十二億四千七百万ドルへ飛躍したことを明らかにした。これは過去七カ月間で最高。今年に入って十億ドルを超えたのは初めて。八月も十一億ドルの海外投資が、流入している。中銀は今年上半期の経済指標が、昨 ...
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