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ルーラ 関連記事

ルーラ大統領 途上国サミットを提唱=大国のエゴ封じる=保護制度は差別政策=東西に代わる〃南〃陣営を

7月16日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ロンドン滞在中のルーラ大統領は十四日、ロンドン・スクール政治科学の講演で、先進国の貿易差別政策に対抗する〃南〃陣営の設立を提唱した。米国EU連合による国際市場の一極支配に対抗するため、途上国連合の結束を促した。一方ドンナ・リナック駐伯米大使は、革新政権会議での大統領発言が ...

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大統領 英国で気炎はく=米批判で物議かもす=金利 インフレ連動制に

7月15日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】革新派政権会議に出席のため訪英中のルーラ大統領は十三日、 米州自由貿易地域(FTAA)構想について満足すべき結果が得られないなら、世界貿易機関(WTO)で先進国から途上国へ資産が還流されるシステムを確立することに尽力すると述べた。  BBC放送の記者会見にこたえ、ブラジル ...

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議論されない民主主義=ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴ氏に聞く=新作発表のため来伯

7月15日(火)  九八年にノーベル文学賞を受賞したポルトガル人作家、ジョゼ・サラマーゴ氏(八〇)が、サンパウロ市で最新作『二重になった男』―自分と完全に同一の男を死にもの狂いで探す男の話―を発表するために来伯した。『修道院の思い出』の著者は今日世界の安全を大きく脅かすものについて、新たな毒舌を放つことを怠らないーそれは米国であ ...

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年金改革で政府に亀裂=全額支給に批判の声=危機感募らせる原案派=議員、知事の一部が結束

7月12日(土)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】司法府と立法府の圧力で年金の全額支給を容認したジルセウ官房長官とベルゾイニ社会保障相は政府と党を二分させた。まずパロッシ財務相は十日、政府の容認は年金改革の根本を覆すものとして抗議した。議会では、改革原案を固守する議員連盟が組織された。州では、バスコンセロス・ペルナンブッ ...

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「飢餓ゼロ」は茶番劇=前大統領 ルーラ氏を酷評

7月12日(土)   【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】ブエノス・アイレスに滞在中のカルドーゾ前大統領は十日、記者団の質問に答えて、次のように語った。現政権の目玉である「飢餓ゼロ」計画は〃茶番劇〃であると評価。看板である社会政策で、ルーラ大統領の政治能力が問われ、遠からず馬脚を現すと述べた。  飢餓問題は現実的計画を盛った青 ...

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ブラジルはシウヴァの国=先祖はどこから来たか

7月12日(土)  【イスト・エー誌】ブラジルは「シウヴァの国」といわれるほど、シウヴァ姓が多い。ルーラ大統領をはじめ、ブラジルの歴史に足跡を残したシウヴァ氏は多い。ヴィラ・マリアナ区のSESCサロンで、ブラジル人の戸籍展が行われた。これまでシウヴァは、下層階級の代名詞とされていたようだ。  シウヴァ姓の先祖が誰かは、諸説があり ...

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年金改革 政府大きく譲歩=現行通り全額支給=最高裁長官の圧力に屈服=司法府との摩擦回避

7月11日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】政府首脳部は九日、公務員の最終給与を年金として全額支給する改革修正案を容認することで譲歩した。州知事らの承諾をも得る必要があるが、年金改革の政府原案が大きく後退した。容認の代償として公務員の勤務期間延長と歳出総額の削減を条件としている。これは最高裁長官と統一中央労組(CUT ...

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農地侵入は農業投資を阻害=農務相 上議らに発言

7月11日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】ロドリゲス農務相は九日、与党上院議員との会合で土地、特に農業生産地域へ侵入するという脅しは状況を不安定にし、農業分野への投資を減らすことになりかねないと述べた。  同相はフォンセッカ上議(PMDB=MS)の質問に対する返答の中で、土地占拠運動(MST)による土地占拠には直接 ...

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サービス税法を可決=208項目へ課税対象拡大

7月11日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】上院議会は九日、満場一致(賛成六十二票)でサービス税(ISS)の課税対象枠を拡大する法案を可決した。  同法案の可決により〇四年一月以降、現在全国で年間八十億レアルのISSの税収は三年以内に百二十から百五十億レアルに増えると見込まれている。五千五百六十一の市に同新法が適用さ ...

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ルーラ政権支持に陰り=大統領への直訴禁止=側近は収拾に大わらわ

7月8日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】IBOPEは五日、政権就任して丸六カ月を迎えたルーラ大統領は、焦燥の色を見せ始めたと世論調査の結果を発表した。農地占拠運動(MST)代表との友好的会見が地主連合を刺激して地方部に緊張を生み出し、追い打ちを駆けるように国家公務員スト、そのほかの不満がいっぺんに吹き出した。  同 ...

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