6月13日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】労働者党(PT)過激派党員として知られるエロイーザ・エレーナ上院議員(通称ロロー)は五月二十八日、有線放送GNT局の番組「サイア・ジュスタ」に出演し、四人の女性司会者から「ルーラ大統領後継者の次期大統領候補」として推薦された。 PT側は過激派党員らの追放まで考えており、先日も ...
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各省は積極的に計画実行を=大統領 閣僚を激励=学用品配給、小農補助など
6月11日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十日】足踏み状態の現政権にしびれを切らしたルーラ大統領は九日、現在のマクロ経済に左右されない政策を実施する意志を表明した。実施にあたり大統領は、閣僚七人と政府系銀行総裁三人との会議の中で、各省の計画を積極的に実行に移すよう呼びかけた。 ルーラ大統領は、国内の貧しい百市に学用品セ ...
続きを読む »エコノミーア
6月11日(水) 中銀のメイレーレス総裁は二日、執拗なインフレ圧力を強調した。三日は、構造インフレであって政治的問題とした副大統領発言に対し、純然たる技術的問題と反論した。四日は、インフレが過渡期にあるという。五日はインフレ抑制に全力を尽くしていると発言。六日、インフレの実体をとらえるのは至難の業と投資家に告白した。さてインフ ...
続きを読む »大統領 中東訪問へ=レバノン拠点に外交展開
6月10日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】ルーラ大統領は八日、ラフィック・ハリリ・レバノン首相を迎えた在伯レバノン人企業家会議に出席して、十月か十二月のアラブ地域公式訪問を発表した。公式訪問はこれまでで最大の随行員を従えた外遊になり、レバノンが対アラブ世界の拠点になると述べた。 公式訪問あっせんの労を取ったのは、 ...
続きを読む »MSTへ多くの予算=飢餓ゼロ=食糧購入手帳の5倍
6月10日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙九日】ルーラ政権の優先課題である飢餓ゼロ計画で、北東部の半乾燥地帯の各市に在住する貧困家庭に支給される月五十レアル分の食糧購入手帳よりも、農地占拠運動のメンバーに配布されるセスタ・バジカ(生活必需品バスケット)に多くの予算が今までに費やされた。 セスタ・バジカ購入に使われた費用 ...
続きを読む »日本祭りで「大豆食」宣伝=伯パ〝ママイ連合〟登場か
6月6日(金) 今年で開催六回目を迎えるブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)主催の「フェスチバル・ド・ジャポン(日本祭り)」に、ブラジルとパラグァイ両国の〃ママイ連合〃が登場する可能性が濃厚となってきた。両者を繋(つな)いだのは「大豆」だ。サンパウロ市で行われる日本祭りの日程は、七月二十五日から三日間の予定で、今年は ...
続きを読む »大統領 CUT集会で演説=史上初の左翼と対話=過激派からブーイング=公約遂行を固く約束
6月6日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙五日】ルイス・イナッシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領は四日、サンパウロ市アニェンビー・コンベンション・パラスで開かれた第八回中央労組(CUT)全国集会で演説した。経済政策として年金・税制改革案を押し進める姿勢を明らかにしたところで、会場にいた労働者二千 ...
続きを読む »具体化する低金利政策=国営銀行がけん引=市民へのローン容易に=ルーラ大統領が表明
6月5日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙四日】ルイス・イナッシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領は三日、国内の一般消費者がローンを簡単に利用できるようにし、同時に金利引き下げを図る対策として、カイシャ・エコノミカ・フェデラル(CEF=連邦経済金庫)やブラジル銀行などの国営銀行にスプレッドで得られる利益の一部をあきらめさせ、金 ...
続きを読む »大統領の評価回復=生活悪化でも改善に期待
6月5日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】センスス調査会社は三日、ルーラ政権の行政評価が、七八%に上昇したことを明らかにした。調査は国内五カ所で五月三十日、二千人に行った。四月の調査では四七・七%、五月は五一・六%と評価が回復した。 社会福祉部門では六〇・七%が評価。同部門の活動方法が不適当と答えたのは二二・一%。 ...
続きを読む »G8 ルーラ案採択せず=飢餓救済の必要確認
6月5日(木) 【アゴーラ紙四日付】主要八カ国(G8)と新興国・途上国首脳によるサミット拡大会合で一日に行われたルーラ大統領の演説での『飢餓ゼロ基金』設立案は、結果的に蚊帳の外に放置される形になった。ロシアを含む先進国八カ国は三日、共同声明を発表した。 ルーラ案は、声明書にわずか四行触れられるにとどまった。飢餓は世界の数百万 ...
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