5月22日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】[既報関連]ルーラ大統領は二十一日、政府の社会・産業インフラ整備キャンペーンに応える銀行代表と民間企業代表を迎える予定となっている。政府は雇用創出と景気回復のため各省庁の予算カットを解除した。しかし政府資金だけでは目的達成できないため、民間企業の協力を求めている。政府資 ...
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東西南北
5月22日(木) 殺人事件捜査・被害者保護課(DHPP)の刑事がレバノン人輸入商の殺害容疑で市警特別監房に拘留されている。被害者は十二日夜、サンパウロ市パライーゾ区にある喫茶店で警官を名乗る男二人に連れ去られ、数時間後にサンパウロ市南部パレリェイロス区のコロニア街道で、頭部に七発の銃弾を受けた死体となって発見された。同課長は捜 ...
続きを読む »社会インフラ整備を優先=購買力増大で成長=上下水道に19億R$投資=大統領全閣僚を召集
5月21日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十日】ルーラ大統領は十九日、全閣僚を召集し各省庁の月間経過報告を行わせた。企画相は、二〇〇四年から二〇〇七年の国家四年計画(PPA)を発表。同計画は低所得層の購買力増大を経済成長のばねにし、輸入代替品の製造業へ投資して対外信用を高めようというもの。緊縮財政は、まだ継続されるもの ...
続きを読む »最高裁に多様性を=大統領黒人ゴーメス氏指名
5月21日(水) 【エポカ誌】ルーラ大統領は黒人の士気高揚を願って、検察庁リオ支部のジョアキン・バルボーザ・ゴーメス検事(四九)を最高裁判事に指名した。 ミナス州パラカツ市出身、父親は左官を生業とし、少年時代をブラジリアで過ごした。地方紙の植字工として夜間働く傍ら、勉学にいそしみブラジリア法大を卒業。パリー大学に留学、法学博 ...
続きを読む »天井知らずの税金=問われるルーラ政権の手腕
5月21日(水) 【エポカ紙二五七号】一九四七年に一三・八%、七〇年に二六%、九〇年に二八・八%、〇二年に三六・一%―。税金の国内総生産に占める割合は過去五十六年間、とどまるところを知らずに上昇し続けた。国民一人当たりの平均税額は九三年に七〇〇レアルだったのが、〇二年には二千七百二十三レアルに達した。 ブラジル人は世界でも指 ...
続きを読む »高金利の維持を=大統領=経済担当者に要請
5月20日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙一七、十九日、時事十五日】フォーリャ紙の調査によると、ルーラ大統領は十九日、高金利維持と緊縮財政を取っている現在の経済政策にもう少し我慢するよう、閣僚会議で経済担当チームに求める。 閣僚会議は、現在二六・五%の基本金利を再検討する通貨政策委員会(Copom)の会議の開始前に行わ ...
続きを読む »PTさらに連立模索=PSDB、PFLも懐柔へ
5月20日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】PMDB、PPと連立することでで合意したPTは十七日、役職の割り当てで会合を持った。定年退職者からの負担金徴収を盛り込んだ年金改革案の可決にかけるPTは、議会工作を周到にするため、さらにPFLとPSDBにも懐柔作戦を取り始めた。 「カルドーゾ前大統領は理想的な政治改革を ...
続きを読む »古い体質の裁判所に抗議=「最高裁は帝政時代」=国会議員ら司法改革要求=判決出るのはまれ
5月20日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】国会議員と法律学者、弁護士らは十七日、一万二千五百人の判事を擁し二百五十万件の訴訟審理を行う司法府に対し、その不透明性と旧態依然とした体制に抗議した。すでに議会で十三年間、司法改革が叫ばれながら空転してきたことで、議員らが改革を強く求めた。ルーラ大統領が司法府への外部介入 ...
続きを読む »中銀独立に道開かれる=金融修正法を可決=改革第一弾難なくクリア=信用組合の設立も
5月17日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】連邦下院は十五日、連邦令百九十二条金融法修正案(PEC53)を二次採決に付し、賛成三百六十八票、反対十三票で可決した。同金融法修正案は多数の条項からなり、これをもって国内の金融システムを改革することが正式に許されることとなった。また金融行政に関して中央銀行の独立性を強める ...
続きを読む »内紛でPT危機=過激派処分に上議ら抗議
5月17日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】過激派三人追放の見直しを党執行部に求める抗議文書が与党上院議員団をルーラ政権始まって以来の危機に陥れた。同抗議文には労働者党(PT)の上院議員八人、下院議員三十五人が署名した。 PTのリーダー、チオン・ヴィアーナ氏は不信任を突きつけられたとして自らの役職を辞任すると脅し ...
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