5月17日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】軍政時代の流れをくむARENA党の落とし子といわれるPPのペドロ・コレイア党首が十五日、ルーラ大統領の政権に合流すると公式に発表した。マルフ前党首の後を継いだ同党首は、与党への積極的合流を党方針として打ち出していた。 先の大統領選挙ではPT支持を表明しており、今回は党方 ...
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PMDB連立与党へ=大筋合意で両党祝杯
5月15日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】PMDB党首のテメル下議は十三日、上院議長公邸でルーラ大統領やPMDB議員と昼食をとり、連立与党の一員として参加することで大筋合意した。PMDBは党大会では前政権を支持しながら党員多数がPT支援へなびいたが、同党首はくら替えに踏み切れなかった。 PMDB党内は大勢がPT ...
続きを読む »04年に新所得税=パロッシ財相が発言
5月14日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】政府の決断次第で、自然人所得税(IRPF)の新税が来年にも登場しそうだ。パロッシ財務相は十二日、今年の税制改革法案のみならず、政府が次に取り組もうとする税制法案も議会が承認することが理想だと発言した。 自然人所得税の新税は税制改革の第二弾で、同相は〇四年にのみ新税制が運 ...
続きを読む »汚職審理の迅速化を=大統領 司法当局を批判
5月14日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十三日】ルーラ大統領は十二日、公金を不正使用した公務員らの審理を迅速化するよう司法当局に求めた。また、汚職を働いた政治家が任期終了後にしか裁かれないようなことが起きないよう、法律の改正を検討することを求めた。 「司法当局が審理を遅らせないよう、引き出しにしまわないよう望む。国民 ...
続きを読む »大統領、司法改革に挑戦=法曹界を辛らつ批評=「義賊ランピオン」を引用
5月14日(水) 【ベージャ誌】ブラジルの歴代大統領の中で司法府を、かくも辛らつに批評したのはルーラ大統領が初めてだ。「法が守られるために、司法は適切に対処していない。法の下に全国民は平等というが、ある人は他より優遇される。現行法は特権階級の権利を守り、これを優遇する。三十コントのカネを持っていれば、何をしても刑務所に入ること ...
続きを読む »ホワイトハウスの元補佐官 対米外交を指南=中国方式を推奨
5月14日(水) 【エポカ誌】ホワイトハウスで南米担当の元大統領補佐官として活躍したチリ人のアルツロ・ベネンズエラ氏は、エポカ誌の記者に「米政府との上手な付き合い方」を、次のように説明した。これはルーラ政権が伯米間に外交の懸け橋をかけようとする反面、ラテン・アメリカの金融危機に対する米政府の対応は悲劇的だと批判し米国の反発を招 ...
続きを読む »■連警エリート部隊結成=リオの治安に投入=法相 警察への補助金も示唆
5月10日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】マルシオ・トマス・バストス法相は八日、リオデジャネイロ州の犯罪組織対策として、各州の連邦警察のエリートを集めた特別部隊を結成し、麻薬や銃器密売、資金洗浄などの犯罪撲滅に充てると同州で声明した。またロジーニャ・マテウス同州知事(PSB=ブラジル社会党)との会談後、警察の銃器や ...
続きを読む »年金改革 政府の態度軟化=反対派との交渉考慮=負担金徴収対象めぐって
5月9日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】政府側はこのほど、年金改革案の中で批判が絶えない「定年退職した公務員で千五十八レアル以上の年金を受けている人を対象にした負担金の徴収」事項に対して、交渉に応じても良いという反対派との和解を目指す姿勢を初めて見せた。交渉の可能性は、ジョゼ・ジェノイーノ労働者党(PT)総裁とPT ...
続きを読む »最高裁判事3人を任命=諸改革遂行に適任
5月9日(金) 【フォーリャ紙八日】ルーラ大統領は七日、三人の最高裁新判事を正式に任命した。 任命されたのは、アントニオ・セザール・ペルーゾ・サンパウロ連邦司法裁判所控訴院判事(六〇)、ジョアキン・ベネジット・バルボーザ・ゴメス・リオ州共和国検事補(四九)、カルロス・アイレス・デ・ブリット・セルジッペ州連邦大学教授(六〇)。 ...
続きを読む »年金存続 改革が不可欠=限界にきた制度=歴代政権の怠慢を非難=無責任政治に終止符
5月8日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ルーラ大統領は六日、「年金改革は年金制度が、廃止になるか継続されるかの問題であって、多数派や少数派という数字上の問題ではない」と警告した。この警告はセルジッペ州アラカジュ市で開催された主要都市市長会議の席上で語られたもの。さらに年金制度継続のために魔法の処方箋などあり得ないし ...
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