3月22日(土) 米国海軍の准士官のブラジル人男性が、イラク戦争に出征している。ミナス州出身のフォルテスさん(二三)は軍医。十七日に召集令状が届いた。「心の準備はできているが、生物兵器で抵抗できずに死ぬのは嫌だと言っていた」と父親は語る。「悪者はフセイン氏。米国は原油が欲しくて戦争しているのではない」と疑わない。負傷者を援助す ...
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大統領、TVで反戦宣言=国連機能に懸念=ラ米首脳と電話会談=リオ学生500人が反米デモ
3月21日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】ルーラ大統領は二十日、米政府の対イラク武力介入に対して、TVとラジオを通じて公式声明を世界へ向けて宣言した。大統領は外務省に対して、イラク戦後の国連の機構と役割はどう変化するのか、安保常任理事国の全面的支持のない軍事行動が国連機構に及ぼす影響について検討するように命じた。 ...
続きを読む »年金改革で新提案=社会福祉団体=減免税廃止案は再考を
3月21日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】社会経済開発評議会は政府、企業、現役労働者、年金生活者の四本柱からなる、年金捻出を目的とした制度の創設と、年金削減という現行制度の見直しの二案を、四月末までに議会に提出予定の年金改革案に含むよう、ルーラ大統領に勧めることを決定した。 これら二案は、評議会によって任命され ...
続きを読む »陰の大統領ジルセウ官房長官=PT過激派にも睨み=ゲリラ訓練も受けた猛者
3月21日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】PT政権では「金庫破りの名人」といわれ、都市ゲリラ・パルマレスの元筋金入りメンバーであったジウマ・ロウセフ鉱動相と、反対側の道を歩み獄窓生活を送った後キュウーバでゲリラ訓練を受けたジルセウ官房長官の二人は異色的存在だ。 今日のPT政権を築き上げるため何度も整形手術を施し ...
続きを読む »大統領、米の独断を批判=イラク攻撃は無法=国連無視の行動に憂慮=中東にブラジル人1万6千人
3月20日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】米政府の対イラク武力行使に抗議してルーラ大統領は十八日、世界への影響も弁えず独善主義で行動する権利はないとして、ブッシュ政権の国連無視を激しく非難した。「米政府は、イラクへの武力介入で米国内問題をすり替えようとしている。世界平和のためにイラクの大量破壊兵器廃絶は世界各国の ...
続きを読む »法人所得税の一部免除=投資増大と雇用創出を刺激
3月20日(木) 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙十九日】中小零細、また大企業二十万社に対する法人所得税の一部免税が十九日、ルーラ大統領によって閣議の際に発表される予定だ。免税は社会保険院と国税庁への支払いに対して適用される。両機関は現在一千億レアルに上る未徴収金を抱える。この内、一〇%に当たる百億レアルは徴収する見通しで、残り ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ブッシュ大統領が十七日、イラク攻撃開始への最後通告を突き付け、フセイン大統領がこれを拒否したため、開戦は不可避の情勢になった。 小泉首相は政治的判断として、武力行使を支持。逆に、ルーラ大統領は国連を無視した米国の独善的な行動を厳しく批判した。 「イラクの自由作戦」に対し、森田隆在ブラジル原爆被爆者協会長は、「一般市民に犠牲 ...
続きを読む »大統領、戦争反対を強調=国連事務総長と電話会談
3月19日(水) 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙十八日】ルーラ大統領は十七日、電話でコフィ・アナン国連事務総長と会談し、国連決議なしで行われるいかなるイラク攻撃にも反対するというブラジルの立場を強調した。電話会談は大統領が戦争回避に向けて世界の指導者と接触をとる一環として行われた。 ルーラ大統領は同日、イラク情勢を議論により ...
続きを読む »ルーラ大統領表敬=ブラジリア=経済合同委の日本代表
3月19日(水) 【ブラジリア】日伯経済合同委員会・日本側代表団(室伏稔団長)は十八日ブラジリアを訪問、予定より約一時間遅れて同午後五時から三十分間、フルラン開発商工大臣同席の下にルーラ大統領を表敬した。代表団は現地参加の団員を含め総勢四十六人。 一行は同午後三時からロドリゲス農務大臣、午後五時からアモリン外務大臣、午後六時 ...
続きを読む »大統領、2閣僚を咤責=政策実施は敏速、適切に
3月18日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十七日】新政権の閣僚らに対し、敏速な対応の要求と不適切な施策批判が多いことでルーラ大統領は十五日、閣僚会議を十九日開催すると決定した。 特に批判が沸騰しているのは、飢餓ゼロ計画と教育省の施策が拙劣だということ。大統領は個別に食料問題相と教育相を呼んで政府が期待する目玉ともいうべ ...
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