1月24日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】ルーラ政権に入って初めての中央銀行第一回通貨審議会(COPOM)が二十二日、指標金利(SELIC)を二五%から二五・五%へ引き上げることを決定した。これは大統領の信任を得たメイレレス総裁と前政権から留任した審議会メンバーによって決められ、為替危機を体験した一九九九年五月 ...
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大統領、ダボス会議へ=新社会協定の構想発表か
1月24日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】昨年は「物々しい鉄条網を張り巡らしたダボス会議に出席する人たちは、人類のためにロクなことを考えていない。まして貧乏人のことなど、尚更だ」と批判したルーラ大統領が、今年はダボス会議の出席者となる。 大統領はダボス会議への出発を二日後に控え、ロクなことを考えない人たちと、 ...
続きを読む »野党、条件付きで支持=社会保障院、税制改革に弾み
1月24日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】野党となった二大政党のPFLとPSDBは二十二日、ルーラ政権が手掛ける社会保障院改革と税制改革について、健全な内容のものであれば与党案を全面的に支持することを表明した。 ジェノイノPT党首とボルンハウセンPFL党首やアニバルPSDB党首とのトップ会談が、それぞれ個別に ...
続きを読む »首都の日系新年祝う=大使館から大前領事
1月24日(金) [ブラジリア支局]ブラジリア日系文化協会合同新年祝賀会が、去る一日午前十一時から、会館で催された。 今年は、ルーラ新大統領の就任式の日であった。およそ三百人がそれぞれ一品を持ち寄って集い、新年あいさつを交わし合った。定刻、主催者側の開会あいさつがあり、日本大使館から大前領事が出席、祝辞を述べた。「日伯経済関 ...
続きを読む »飢餓ゼロ計画など練り直し=具志堅長官を起用=大統領、党の批判を重視=戦略的広報活動に配慮
1月23日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十二日】全国PT幹部会議で批判を受けた社会保障院改革と飢餓ゼロ計画でルーラ大統領は二十一日、てこ入れのためルイス・グシケン広報局長官の起用を決定した。同長官は、新政権の最優先事項である同二案件の始動に向けて肩入れをすることになった。また大統領府は各省庁が批判などの雑音を防ぐため ...
続きを読む »東西南北
1月23日(木) 台湾人の父とブラジル人の母の間に生れたイルアンちゃん(七つ)の保護権をめぐり、父方の叔父らが台湾政府に訴えでた。子供の保護権はブラジル人の祖母に渡されたが、叔父らは「祖母の生活環境は子供の養育にふさわしくない」と主張し、判決を無効にするよう訴えている。父親は二〇〇一年に死亡している。 ◎ 大サンパ ...
続きを読む »政府施策に批判集中=PT、新政権下で幹部会議
1月22日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】新政権発足後初めてのPT全国幹部会議が二十日、ブラジリアで開催され政府の初仕事に批判が集中した。 特に俎上へ上げられたのは「飢餓ゼロ計画」と公用車の使用であった。党内の反主流派からは社会保障院改革への大統領の姿勢、大統領のダボス会議出席、中央銀行の独立権限、税制改革へ ...
続きを読む »ベネズエラ大統領、突然来伯=米への対抗策要請=ルーラ大統領は拒否=軍人起用し強硬策展開
1月21日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】ベネズエラのチャーベス大統領が突然来伯して、ベネズエラ友好国会議メンバーの増強を要請したことでルーラ大統領は十九日、それを拒否した。同友好国メンバーの米国とスペインがベネズエラ大統領選挙の前倒し実施で野党側と調整を図っているとして、チャーベス大統領は友好国としてさらにロシ ...
続きを読む »大学生数ランキング USPは3位に転落=首位の座は私大系に=増設計画のない国公立大
1月21日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十日】教育省高等教育国勢調査による二〇〇一年度の大学の学生数ランキングで、公立のサンパウロ総合大学(USP)とリオデジャネイロ連邦総合大学(UFRJ)が、私立系の大学に上位を奪われていることが明らかになった。 ランキングのトップはパウリスタ総合大学(Unip)。学生数八万千四 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
今日二十一日は「世界宗教デー」ということで、〃救い〃の話でも。 日本帰りの知人からお土産を頂いた。インスタント・ラーメン。値段はたった二十五円という。底知らずのデフレ振りに絶句した。商品名は『幸麺』といい、宣伝文句は「元気が出て、幸せになる中華そば」。大ヒットらしい。出口なしの低迷は、中国製インスタント麺に〃救い〃を求めると ...
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