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ルーラ 関連記事

オデブレヒト=米国からさらなる報告=PT政権の財相2代で不正=35次LJの内容裏づけ

米国での報告からも疑惑があがったマンテガ氏(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

 【既報関連】昨日付本紙でも報じた、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)でのオデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に関する米国法務省の発表の中に、連邦政府の元大臣2人が2010年のジウマ氏(労働者党・PT)の大統領選のために5千万レアルの不正献金を行うよう交渉したという情報が含まれていることがわかった。23日付エスタード紙 ...

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ブラジル建設大手オデブレヒト社中南米やアフリカでも贈賄=12カ国に10億ドル=120億レ分の恩恵受ける=ほとんどがPT政権時に

14年5月に抗議運動を受けた際のオデブレヒトの社屋(Beatriz Pasqualino/Radioagência Nacional)

 21日に米国法務省が、ラヴァ・ジャット作戦の最大級の汚職企業である建設大手オデブレヒト社が、ブラジル含め計12カ国に対し、約10億ドルの賄賂をばらまいていたとの情報を明らかにした。22日付現地紙が報じている。  米国法務省の報告によると、オデブレヒト社は5億9900万ドル(現行為替で19億レアル)をブラジルの政治家や公務員に払 ...

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東西南北

 ルーラ元ブラジル大統領は21日、建設オデブレヒト社が贈賄代わりにルーラ研究所の土地を購入したと汚職捜査ラヴァ・ジャット作戦で報奨付供述を行ったとする報道を受け、ルーラ研究所の名前で「遂にラヴァ・ジャットもカフカやマイノリティ・レポートの次元にまで来た」との見解を表明した。文学史に残る不条理作家やスティーヴン・スピルバーグの人気 ...

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東西南北

 19日、連邦最高裁のジウマール・メンデス判事は、オデブレヒト社のデラソンで、14年の大統領選でジウマ氏とテメル氏のシャッパに裏金が払われたとの指摘があったとの報道にも、自身が長官を務める高等選挙裁判所での裁判には消極的で、「裏金(二重帳簿)の全てが汚職に直結するとは限らない」と語った。同判事は、レナン上院議長の停職命令に反対、 ...

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ラヴァ・ジャット=ルーラが4件目の被告に=三層住宅の裁判も大詰めに

 【既報関連】パラナ連邦地裁のセルジオ・モロ判事が19日、ルーラ元大統領夫妻や、ルーラ政権の財相でジウマ政権の官房長官のアントニオ・パロッシ氏、ルーラ氏の弁護士のロベルト・テイシェイラ氏ら、計8人への起訴状を受理、全員が被告となったと同日付G1サイトなどが報じた。  今回の起訴は、サンパウロ市南部のルーラ研究所の土地購入や、サン ...

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東西南北

 18日午前中、グローボ局の生中継に手に汗握った人も少なくないのではないだろうか。クラブW杯決勝で、日本の鹿島アントラーズが、スペインの強豪レアル・マドリッド(ブラジルからはマルセロとカゼミーロもフル出場)に2―4で敗れたとはいえ、一時は試合をリードし、延長戦までもつれこむという、大健闘を見せたのだ。日本のチームが同杯でここまで ...

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ラヴァ・ジャット=連邦検察がルーラを起訴=カブラルにも新たな告発

 ラヴァ・ジャット作戦(LJ)などで既に3件の容疑で被告となっているルーラ元大統領が、15日に夫人らと共に起訴された。また、リオ州前知事のセルジオ・カブラル被告も16日、LJのカルカッタ作戦で2度目の起訴を受けたと15、16日付の伯字紙やサイトが報じた。ルーラ氏への起訴は9日のゼロテス作戦絡みのものに次ぎ、今年5件目となる。   ...

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今年で退任のフェルナンド・ハダジ、サンパウロ市長=公約達成度は53%のみ

今年限りで退任するフェルナンド・ハダジ、サンパウロ市長(左)とルーラ元大統領(右)(Ricardo Stuckert)

 今年限りで退任するフェルナンド・ハダジ、サンパウロ市長(労働者党・PT)の公約達成度は53%だったと16日付現地紙が報じた。  同紙の調査によると、2013年の就任時に行った123個の公約の内、達成されたのは66個だった。  達成率が低い項目は住居(達成率0%)、保健(同14・2%)、教育部門(同28・5%)などで、優先される ...

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日系社会のドンキホーテ

誰よりも日本を愛するが、11歳で移住して以来、一度も日本の土を踏んでいないという上新さん

 「ほら、奥に建物が見えるだろう。あれが日本人学校だった。でも僕は一度も入ったことがない。入れないんだ。戦争で接収され、ずっと陸軍が使っているからだ。でも、いつかコロニアに返されないといけない。あれが帰ってこないと、コロニアの戦後は終わらない。だから、あんた、そのことを記事に書いてくれ」▼コラム子がブラジルに来たばかりの1992 ...

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水清ければ魚棲まず?

 ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で摘発されたオデブレヒト社の元幹部が司法取引で報奨付供述を始め、これまで不問だったテメル大統領の名前も出始めた時、身近な人が「行き過ぎた理想主義に走りすぎるとフランス革命の時と同じようになってしまう」との危惧感を示した▼「恐怖政治が起きたのは検挙と政界の取締まりが行き過ぎて政治が素人になった結果」と ...

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