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ルーラ 関連記事

テメルがO社デラソンを批判=本人やPMDB大物言及され=レナンはLJで初の起訴=ルーラは5度目の告発

12日のテメル大統領(Beto Barata/PR)

 ミシェル・テメル大統領(民主運動党・PMDB)は12日、自らへの疑惑も言及されたオデブレヒト社(以下、O社)元役員によるラヴァ・ジャット作戦(LJ)の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を強く批判する文書を公表した。また同日、レナン・カリェイロス上院議長(PMDB)が連邦検察庁から、ルーラ元大統領(労働者党・PT)が連邦警察か ...

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ダッタフォーリャ=テメル政権に強い不信感=改革法案も国民の受け悪く=大統領選でルーラ人気上昇も

9日のルーラ氏(Ricardo Stuckert/Instituto Lula)

 テメル大統領がオデブレヒトに金を要求したとの疑惑が報じられた10日、ダッタフォーリャによる世論調査の結果が発表され、テメル政権の支持率がさらに悪化したと報じられた。また、18年大統領選に関する支持率調査では、一次投票ではラヴァ・ジャット作戦(LJ)で告発を受けているルーラ元大統領が支持率トップだが、決選投票ではマリーナ・シウヴ ...

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東西南北

 週末は、オデブレヒト社幹部の報奨付供述(デラソン)がヴェージャ誌にリークされ、ブラジルに激震が走った。もっともこれは情報が漏れたのであり、公式発表ではなかったため、連邦検察庁は怒り、ロドリゴ・ジャノー長官は誰が洩らしたかの調査を求めている。それにしても驚かされるのは、オデブレヒト側が政治家たちに撒いた賄賂の額の大きさだ。彼らか ...

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アウキミン=サンパウロ州知事選で不正献金か?=オデブレヒトのデラソンで=側近介して現金受取とも=過去の州内事業でも疑惑

不正献金の疑惑が浮上したアウキミン知事(Alckmin 45)

 ラヴァ・ジャット作戦での主要汚職企業のひとつ、建設大手のオデブレヒト社が会社単位で行った報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)で、同社がジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事(民主社会党・PSDB)に2010年と14年に不正献金を行っていたと証言していたことがわかった。9日付フォーリャ紙が報じている。  アウキミン氏に関する証 ...

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親ルーラ団体が募金運動=キャンペーン費用に50万レ

 ルーラ元大統領の支持者たちが、同氏を保護するためのキャンペーンを展開し、計50万レアルを集めるべく、呼びかけを行っていることがわかった。9日付エスタード紙が報じている。  11月10日に始まったキャンペーンは「全ての国民とルーラ氏のための正しいブラジル」と題したもので、8日からはネット上で募金の呼びかけも始めた。  同キャンペ ...

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東西南北

 シャペコエンセの飛行機事故での合同葬儀と、ラヴァ・ジャットを守るための全国規模でのデモでブラジルが持ちきりだった週末、ルーラ元大統領とジウマ前大統領はキューバに飛び、フィデル・カストロ氏の葬儀に参加した。両氏がにこやかに、ラウル・カストロ評議会議長やベネズエラのニコラス・マドゥーロ、ボリビアのエヴォ・モラエス大統領らと一緒に収 ...

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抗議の〝火力〟は種火から弱火にアップ

パウリスタ大通りを埋めた参加者。どう見ても「1万5千人」には見えない

 「レナン、辞めろ!」「次はお前だ、レナン」―4日のサンパウロ市パウリスタ大通りの抗議行動で最も標的とされていたのは、文句なしにレナン上院議長だった。その次に多いメッセージは「ラヴァ・ジャット作戦のモーロ判事やデルタン連邦検察官を徹底的に応援する」というもの。レナンの次に攻撃されていたのはマイア下院議長、ルーラもまだ存在感を残し ...

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一気に流動化した政局

オデブレヒト社の謝罪広告

 2日、エスタード紙経済面にオデブレヒト社の謝罪広告が出ていた。それを見ながら考え込んだ。「司法取引が成立したワケだ。これで政局は次の局面に移った。これからがテメル政権の本当の正念場、〝浄化の時〟だ」と実感した。200人とも言われる汚職政治家の名が来年早々にも暴露され、次々に逮捕されるだろう。この難局を乗り越えるまで、政局は安定 ...

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キューバ=Fカストロと中南米=(下)=軍政の反動で左派政権一色に=今後のキューバの風向きは?

フィデル氏の葬儀に向かうキューバ国民(Ladyrene Pérez/Cuba)

 25日に逝去したキューバのフィデル・カストロ前評議会議長が中南米に与えた影響をもう少し見てみよう。  90年代にはソ連などの東欧の共産圏が崩壊。共産主義の基盤を大きく失う中、キューバもドル解禁などの対策を余儀なくされた上、難民も後を絶たず、カストロ体制の今後も危ぶまれていた。  だが1998年、中南米の状況は一気に変った。それ ...

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東西南北

 この週末はフィデル・カストロ氏死去という衝撃的なニュースが全世界をかけめぐり、話題を独占した。同氏の評価は様々で、ある人は「独裁者」と呼んで忌み嫌い、また、ある人は「虐げられた弱い立場の人を救った英雄」と持ち上げているが、ブラジルでの後者の代表がルーラ元大統領だ。ルーラ氏は26日、自身のフェイスブックに、自分の敷地の壁に塗装機 ...

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