「今は(サッカーの試合の)後半42分だ。ここで気を抜いてはいけない。ジウマは財政責任ではなく、刑事犯罪に問われ、刑務所に入るべきだ。ルーラもしかり。その日が来るまで、何度でも街頭に出て、圧力をかけなくては!」―反ルーラ/ジウマの急先鋒、過激な発言で知られる歴史家マルコ・アントニ・ヴィラがそう熱烈に演説すると、聴衆は「モーロ、モ ...
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アチバイア別荘=やはりルーラ夫妻の物件か=連邦警察が証拠から判断=建築士の携帯メール決め手=所有者も夫妻の指揮認める
連邦警察のラヴァ・ジャット作戦(LJ)の捜査チームが、ルーラ前大統領への贈収賄工作が疑われるサンパウロ州アチバイアの別荘に関し、改装工事を主導したのはルーラ氏とマリーザ夫人だったとの判断を、工事に携わったOAS社の建築士のメールなどを基に下した。29日付伯字紙が報じている。 ルーラ氏が、オデブレヒトやOASといったLJの疑惑の ...
続きを読む »東西南北
本日付本紙でも報じたように、ルーラ前大統領夫妻が疑惑のアチバイアの別荘の改修を指示した可能性が強まり、ルーラ氏の立場はますます苦しくなった。だが、その報道が出たのとほぼ同じタイミングで、ルーラ氏はラヴァ・ジャットの捜査班と、同作戦の裁判を管轄するセルジオ・モロ判事に対し、「権力濫用」を理由に、国連の人権委員会に訴訟を起こした。 ...
続きを読む »テメル=マルタ/マタラゾの影に思惑=セーラがPMDBから大統領選?=カサビともサンパウロ州知事選で策略=二大政党時代に終止符か
サンパウロ市市長選で、マルタ・スプリシー氏(民主運動党・PMDB)の副候補にアンドレア・マタラゾ氏(社会民主党・PSD)を据えたことは、ミシェル・テメル大統領代行(PMDB)の18年の選挙を見通した策略と、28日付フォーリャ紙が報じている。 マルタ氏とマタラゾ氏が各々、労働者党(PT)と民主社会党(PSDB)という、積年の対立 ...
続きを読む »巴国の今後の課題を探る=知名度を高める努力が必要=小粒な反逆児の潜在力=パラグァイ在住 坂本邦雄
仏ソルボンヌ大学のラテンアメリカ高等研究所の所長で、ヨーロッパのラ米諸国に関心を抱く政財界やマスメディア界のトップ顧問の一人として知られる、ステファン・ウィトコフスキー専門家は、「パラグァイは国際社会でよりその存在感及び知名度を高めるべく努力すべきだ」と言う意見である。 これは、当地ABC・Color紙のジャーナリストでFP・ ...
続きを読む »テメル=就任2カ月で16の暫定令=コーロル以来の多さ=経済復興の施策を次々と=財政支出の上限設定案など
ミシェル・テメル大統領代行(民主運動党・PMDB)が就任2カ月で暫定令(MP)を16件提出しているが、これはフェルナンド・コーロル大統領が就任初年の1990年の最初の2カ月以来の多さとなる。21日付伯字紙が報じている。 このMPの多さは、歴代大統領の就任2カ月間の数字の中でもかなり目立つ。ジウマ大統領は1期目の2011年に4件 ...
続きを読む »サンパウロ州グアルジャー=ルーラ前大統領の甥射殺=バーでの喧嘩に巻き込まれ
17日、サンパウロ州グアルジャーで、ルーラ前大統領の甥が、バールでの喧嘩に巻き込まれ、死亡していたことがわかった。20日付伯字紙サイトが報じている。 亡くなったのはマルセロ・ルビオ・リマ・ゴエス氏(36、通称ペルノン)で、8人いるルーラ氏の兄弟の一人、ジョゼ・ルーベンス・ゴエス氏の息子だという。 事件はグアルジャー市のパエ・カ ...
続きを読む »ジウマ=自身の境遇をトルコと比較=「議会によるクーデターだ」=テメル暫定政権も批判=運命の上院罷免審議は?
停職中のジウマ大統領は18日、大サンパウロ市圏サンベルナルド・ド・カンポのABC連邦大学で講演を行い、ミシェル・テメル大統領代行の政治を批判すると同時に、自身の境遇をトルコの軍事クーデターとも比較した。19日付伯字紙が報じている。 ジウマ大統領はこの日、ABC連邦大学に集まった学生や教員ら約500人を前に講演を行った。サンベル ...
続きを読む »リオ五輪=ブラジル民の半数は開催反対?!=開催反対は3年前から倍増=醜態晒すなと危惧する声
ダッタ・フォーリャの調査によると、8月5日の開幕まであと2週間強の現在、ブラジル民の半数はリオ五輪開催に反対しているという結果が出た。19日付フォーリャ紙が報じた。 この調査は14日と15日に国内171市で、16歳以上の国民2792人を対象に行われたもので、「五輪開催に反対」と答えた人の割合は50%で、25%だった13年6月の ...
続きを読む »ダッタフォーリャ=国民の半数がテメル続投支持=経済観測の好転が後押し=ジウマ復帰希望は32%=次期大統領選はルーラ首位も
16日に発表されたダッタフォーリャの最新データによると、国民の半数がミシェル・テメル大統領代行の継続を望んでいるとの結果が出た。経済観測の好転が主な原因となっている。17日付伯字紙が報じている。 14~15日に行われたダッタフォーリャの最新調査によると、テメル大統領代行の続投を望んでいる人はちょうど半数の50%で、罷免不成立に ...
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