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ヴァルガス 関連記事

《ブラジル》ジニ係数が16四半期連続で増大=格差是正は雇用の活性化が鍵

所得格差是正のためにも、労働市場の活性化が望まれる。(参考画像・Marcello Casal Jr./Ag. Brasil)

 ジェツーリオ・ヴァルガス財団(FGV)のブラジル経済研究所(Ibre)が、2018年第4四半期の一人当たりの世帯所得のジニ係数は0・6259だったと発表したと、26日付現地紙が報じた。  ジニ係数は所得格差を測る指数だ。この指数は0~1で表され、1に近いほど格差は大きい。  昨年第4四半期の結果(0・6259)は、第3四半期の ...

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《ブラジル》企業家信頼感指数、4カ月連続上昇で98ポイントに=「新政権の経済政策への期待が出ている」と調査員

2月開会の連邦議会はボウソナロ新政権の望む経済政策に協力するだろうか? (参考画像・Amanda Oliveira/GovBA)

 リオに本部を置く学究機関、ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)によると、今年1月の企業家信頼感指数(ICE)は、咋年12月より1・9ポイント(P)上昇し、98Pに達した。  ICEは4カ月連続での前月比上昇を記録。過去の最高値は2014年1月の98・5Pで、それに近い水準まであがってきたことになる。

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《ブラジル》家庭消費に景気回復の兆し=19年は2・5~3%成長か

歳末商戦でにぎわうサンパウロ市の3月25日街(Paulo Pinto/Fotos Públicas)

 サンタンデール銀行やジェツリオ・ヴァルガス財団によると、今年の家庭消費は、ブラジルの景気の回復が本物になってきた事をこれまで以上に明確に示すものになると見られているようだ。  銀行やコンサルタント会社は、今年の家庭消費は昨年比で2・5~3%成長すると見ている。サンタンデール銀行では、今年の家庭消費は2950億レアルに上り、20 ...

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《ブラジル》17%が国内での転居を希望=変わりゆく希望者の背景や動機

 大型不況が発生した2014年を軸に、その3年前と3年後である、2011年と2017年を比較すると、「12カ月以内に今住んでいるところから転居(国内限定)するつもり」と答えた人は、12・5%から17・01%へと、3割以上増えた事が分かった。21日付現地紙が報じている。  ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)が行った調査は、9 ...

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《ブラジル》昨年の高齢者インフレは4・75%=医療費、食料費の値上がり大きく

スーパーで商品を選ぶ高齢者(参考画像・Arquivo/Ag. Brasil)

 リオの学究機関ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)のブラジル経済研究所(Ibre)が14日、昨年第4四半期の高齢者消費者物価指数(IPC―3i)は0・80%で、年間累計では4・75%だったと発表した。  消費者の年齢を限定しない総合的なインフレ指数は、FGVが出す消費者物価指数(IPC)と、地理統計院(IBGE)が出す広範 ...

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ブラジルは誰にでも有望な投資先か=進出日本企業に体質改善を提言=サンパウロ市在住 西銘光男=(中)

労務裁判に困って、ロボットによる組み立て工程が増えたフォルクスワーゲンの工場(Foto: Imprensa Volkswagem 21/01/2014)

<3> 安い人件費 ★雇用と労働訴訟  ブラジルにおける終身雇用の制度は公務員だけである。民間は、居心地が悪い、または少しでも給料の高いところがあれば、簡単に解約して転職できるシステムである。雇用者側も簡単に何時でも解雇する事が出来る。極めて実利的に見えるが、実はここに大きな落とし穴があるのだ。  ヴァルガス政権時代 ...

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ブラジルは誰にでも有望な投資先か=進出日本企業に体質改善を提言=サンパウロ市在住 西銘光男=(上)

国土の広さがブラジル・コストになっている現象を示した昨年5月のトラック運転手スト。交通の大動脈アンシェッタ街道が止まった様子(Fotos: Roberto Parizotti)

 ブラジル向けの日本企業は、移民の歴史と共に歩んできた。移民当初は政府委嘱の拓殖会社が植民地を設置、インフラ整備、農地の分譲、指導等を施してきた。移民の経済的安定に伴って金融、加工分野に進展し、加工業、銀行設立までに至った。KKKK、ブラ拓などである。戦前移民が頑張って棉の栽培が活発化した頃、隆盛を誇った日本の繊維工業の原料確保 ...

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ブラジル社会面座談会=ざっくばらんに行こう!=独断と偏見でボルソナロ新政権占う=期待できるか、2019年!

座談会は12月3日に社内で実施。参加者は「B―side」(ブラジルの経済ニュース速報とデータベース)代表の美代賢志さん(本紙元記者)、深沢正雪編集長、鈴木倫代ブラジル社会面デスク、沢田太陽、井戸規光生両翻訳記者の5人

【深沢】さてさて、今年も年末座談会の季節がやってきました。  去年末の大統領選挙予想の座談会は、みんな見事に大外しで、ある意味〃的中〃させたのは井戸君だけ(涙)。といっても「最悪の場合それもあり得るのは」というもので、結果的にそれが的中でした。 【井戸】いえ、僕の予想も、「誰も言わないならあの人の名前も言っとかないと」という感じ ...

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《ブラジル》子持ち女性の給与は低い?=1人いるだけで平均24%減

働く母のサポートは「コスト」ではなく、「チャンス」ととらえる企業には優秀な女性人材も集まる(参考画像・Elza Fiuza/Agencia Brasil)

 地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、子供のいないブラジル人女性は平均2115レアルの月収があるが、子供を1人産むと月給は平均24%下がり、3人以上になると平均40%下がる事がわかった。11日付現地紙が報じた。  図書館司書のエロイザ・スポラドールさん(30)は、「面接に行くといつも聞かれるのは、『 ...

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《ブラジル》ロレンゾーニ次期官房長官、労働省の解体分割を明言=労組認定問題は法務省=FGTSの扱いは経済省に

オニキス・ロレンゾーニ次期経済相(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 政権移行チームの指揮を執るオニキス・ロレンゾーニ次期官房長官(民主党・DEM)が3日、労働省は機能別に3分割され、経済省、法務省、市民省に統合されると表明した。4日付現地各紙が報じている。  労働省は1930年11月26日にジェトゥーリオ・ヴァルガス大統領が設置した。現在はカイオ・ヴィエイラ・デ・メッロ氏が率いている。

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