ヴァルガス
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樹海
「アミーゴには全てを与え、敵には法で接す」という伝統
25日のデウシジオ上議逮捕は「現行憲法の施行以来、初めて現職が捕まる」事態であり、首都に激震が走った。連邦議員には「不逮捕特権がある」と言われるが、実は例外条項として「現行犯をのぞく」とある。警察の
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ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
大物外交官がリオで転落死=後遺症による事故か自殺か
ブラジルを代表する名外交官として知られたセバスチャン・デ・レゴ・バロス・ネット氏(75)が9日、リオの自宅アパートで転落死した。10日付伯字紙が報じている。 調べによるとレゴ氏は午後1時頃、リオ南部
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終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ
終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第28回=歴史がムリなら小説に投影
病気を治すには「自分が病気であることを認識する」のが第一歩だ。つまり、ストレスの原因がブラジル社会との関係にあったと日系社会が自己認識するには、移民史の中に記す必要があった。 ところが、戦中の迫害を
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終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ
終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第27回=「圧力鍋」が爆発した理由
『不適応』は、海外不適応の舞台がブラジルのような《発展途上国では、一般に万事が激烈であり、また直接的な形をとりやすい。まず、在留邦人の呈する不適応現象の表れ方は、どちらかというと急激で強烈なものとな
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ビジネスニュース
経済危機=新興中流階級元の鞘に=330世帯がクラス落ちか
コンサルタント会社のテンデンシアスが、2006~12年の好景気でCクラスに上がった人々が、Dクラスに逆戻りする可能性があるとの見解を明らかにしたと1日付エスタード紙が報じた。 06~12年は国際的な
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ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
LJ=MJ元副社長に実刑判決=過去最長の19年4カ月
パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事は3日、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で、建設大手のメンデス・ジュニオル社(MJ)元副社長のセルジオ・クーニャ・メンデス被告に、贈賄、資金洗浄、犯罪計画参加の罪で、
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ビジネスニュース
ブラジル経済=低迷脱出の糸口見えず=来年GDPマイナス確実=世界経済の後押し期待薄
ブラジル経済は、過去100年以上の歴史の中で最も厳しい危機に突入する可能性があると3日付エスタード紙が報じた。 エコノミストの間にはブラジルの景気後退は2年間続くとの共通認識が広まっているが、これは
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終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ
終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第23回=75%が帰国できなかった現実
前節の藤野純三のような戦勝派が「日本は負けるはずがない」との信念で固まっていたのは、戦前移民の大半は「5年、10年したら金を貯めて日本に帰る」つもりでいたことに関係する。 1939年に刊行された現勢
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終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ
終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第21回=ブラジルを裏切ったユダ
《キシモトはユダの微笑を顔に浮かべながら、手にはブルータスの短刀を隠し、彼の息子たちを温かく迎えて彼自身も帰化した祖国(編註=ブラジル)を裏切った》。ミランダ報告書を受けて、DOPSのロッシャ警部補
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終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ
終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第18回=「湖で潜水艦建造」容疑
戦中に強いトラウマを抱いていたのは、必ずしも戦前の日系社会指導者層だけではない。たとえばエリート二世層の代表の一人、翁長英雄だ。 彼は臣道聯盟の記事を次々と書いて注目されていた。臣聯関係に限らず、緻
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