ニッケイ新聞 2014年2月12日 1940~50年代に一世を風靡したダンサー、女優のヴィルジニア・ラネが10日、リオの病院で死去した。93歳だった。11日付伯字紙が報じている。 1920年にリオで生まれたヴィルジニアは劇場でのレビューのダンスに魅せられ15歳の頃からステージに立っていた。10代の頃には、後のブラジル発でハリウッ ...
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リオ市=バス賃値上げに反対デモ=セントラル駅で一時騒然
ニッケイ新聞 2014年2月8日 リオ市が1月末、今月8日からバス料金を2・75レから3レに引き上げると発表したことを受け、それに反発する無賃乗車運動(Movimento Passe Livre)による抗議行動が7日夜、鉄道のセントラル・ド・ブラジル駅で起き、駆けつけた軍警と活動家が揉み合いとなり暴動となった。7日付エスタード ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (120)=本間〃ある任務〃とは何か=93歳で生涯最大の秘密吐露
ニッケイ新聞 2014年2月7日 〃ある任務〃とは何なのか。日本移民百周年(08年)の前後から興味深い事実が次々に明らかになった。海興のエメボイ農事実習所卒、レジストロで教師をしていた本間剛夫(第74回)は開戦直前に急きょ帰国し、終戦直後に東京で出版された小説『望郷』(1951年、宝文館)の著者略歴に《昭和十六年、ある任務を帯び ...
続きを読む »クーニャ被告遂に服役開始=命令から1カ月遅れで執行=バルボーザ長官へ不満表明=PTと最高裁の関係悪化か
ニッケイ新聞 2014年2月6日 メンサロン事件で有罪となったが実刑に服してなかった最後の現職下院議員、ジョアン・パウロ・クーニャ被告(労働者党・PT)が4日、連邦最高裁のジョアキン・バルボーザ長官が刑執行のための文書への正式署名を行なったため、服役に入った。メンサロン事件をめぐっては、PTと最高裁の関係も悪化する方向に行きそう ...
続きを読む »単なる抗議か組織犯罪か=サンパウロ市でバス連続放火事件=今年に入って既に33台
ニッケイ新聞 2014年1月31日 「今年に入って1日1台のペースでバスが燃やされる異常事態になっている」。ハダジサンパウロ市長はそう記者会見で訴えた。この1月はサンパウロ市内で32台もバスが放火されており、29日午前は市南部のエメ・ボイミリン地域でもバスが一台襲われ放火される事件があった。 州保安局のフェルナンド・グレラ局長は ...
続きを読む »USPが創立80周年=南米最優秀校の軌跡と将来
ニッケイ新聞 2014年1月21日 ブラジルで最も優秀な大学の一つ、サンパウロ総合大学(USP、「うすぴ」と読む)が、サンパウロ市の誕生記念日でもある1月25日に創立80周年を迎える。 1934年1月25日、当時のサンパウロ州知事だったアルマンド・サレス・デ・オリヴェイラの主導により、1827年に創立された法学大学などを吸収合併 ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (96)=戦後に呼び寄せ組合を創立=サンパウロ州移民再導入の先駆けか
ニッケイ新聞 2014年1月4日 いち早く連合青年会を1947年に発足させたのは、子弟教育が行き届いていないという焦りもあった。《レジストロ地方の子供が次第にカボクロ化してゆきつつあるのは事実だ(中略)町は一般に退廃的な点がうかがわれる。田舎での同化は退化と同義語といってよい》(『曠野の星』1954年2月、第22号、29頁)とあ ...
続きを読む »8位=真相究明委員会が正式謝罪=日本移民への人種差別迫害を
ニッケイ新聞 2013年12月25日 真相究明委員会(連邦)のサンパウロ州小委員会(アドリアーノ・ジオゴ委員長)の公聴会が10月10日午後、サンパウロ州議会内で開かれ、連邦の同委員長であるローザ・カルドーゾ弁護士が、45年までのヴァルガス独裁政権時代、その後2年にわたった日本移民への迫害を事実と認めた。「(日本移民への)迫害の ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇大戦編◇ (93)=「日本負けた」と馬鹿にされ=桂植民地にも勝ち負け余波
ニッケイ新聞 2013年12月18日 1945年6月6日、ブラジル政府はついに日本に宣戦布告した。同年5月にベルリンが陥落し、欧州戦線は終息。日本も沖縄戦をしている最中で、降伏は時間の問題と見られていた。つまり、連合国側について終戦交渉を外交的に有利な立場で行うためだろう。 ☆ ☆ 1945年8月15日、植田(うえ ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇大戦編◇ (91)=岡本に亜国から転住の誘い?=サンパウロ州農業生産の6割占める
ニッケイ新聞 2013年12月14日 トリブナ43年7月16日付けには《陸軍予備役将校が海岸部の警察署へ》との小さな記事が出た。イグアッペ郡にも触れており、国家保安局のコリオラノ・デ・ゴイス(Coliolano de Gois)が海岸部を視察した後、この地域の治安の重要性を鑑み、陸軍予備を警察署長に任命した件が報じられている。 ...
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