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ヴァルガス 関連記事

深刻化するインフレ懸念=農産物価格の高騰で=IGP過去3年間の最高率

ニッケイ新聞 2008年1月10日付け  農産物価格の総合物価指数(IGP―DI卸売り物価指数)が昨年、高騰を続けたことでインフレが暴発的に増進し倍増した。昨年のIGP―DIは七・八九%となり、二〇〇六年の三・七九%と比較すると、ほぼ倍増となり過去三年間で過去最高となった。  農産物価格は、十二月の水準を一・四七%引き上げた。十 ...

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中央銀行=テロよりインフレが心配=過熱経済が生む懸念=需要と供給の調整機関欠如=解決不可の土壌と民族

ニッケイ新聞 2007年12月29日付け  中央銀行は二十七日、国内経済の過熱によるインフレのほうがパキスタンのテロ事件よりも懸念事項だとする報告書を発表と二十八日付けエスタード紙が報じた。特にサービス価格の高騰が、心配の種だと中銀はいう。二〇〇八年のIPCA(消費者物価指数)は四・三%で、目標の四・五%以下としている。しかし、 ...

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産業の主役が代わる=鉱物と農産物、IPAを動かす=ブラジルの製造業は空洞化か

ニッケイ新聞 2007年10月30日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】ジェットゥリオ・ヴァルガス財団は二十八日、ブラジル経済の代表的産業が従来の製造業からアグリビジネスと鉱物採掘業に代わったと発表した。そのためインフレのバロメーターとされるIPA(卸売り物価指数)に占める要因も、大きく変わったという。  二〇〇八年 ...

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ブラジル人は変化を嫌う=今は新時代の過渡期=先進国並み高齢化と少子化=法律の前に国民は不平等

ニッケイ新聞 2007年10月17日付け  【エザーメ誌九〇三号】カルドーゾ前大統領は過去四〇年、ブラジル史を飾った重要人物の一人といえそうだ。活躍の舞台は社会学教授から始まり、政治家へ転身すると日の当る道を歩み、ブラジルに素晴らしい変革をもたらした。前大統領は、二〇〇七年が過去四〇年で最も恵まれた年であったが、さらに前進するた ...

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食料品価格が今年に急騰=インフレ平均の2倍超=背景に低所得層の購買力上昇

ニッケイ新聞 2007年9月27日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】食料品価格の上昇が政府の今年のインフレ目標四・五%(広範囲消費者物価指数=IPCA)に迫る勢いを見せ、低所得者層を中心に消費者を脅かしている。  ブラジル地理統計院(IGBE)のデータによると、八月時点のIPCAは過去十二カ月累積で平均四・二%だっ ...

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ブラジル汚職物語の変容=今や日常茶飯事=PT政権は〃新〃特権階級=主役は有力者から党へ

ニッケイ新聞 2007年9月26日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】政府高官の汚職は、いまや流行らしい。汚職物語は労働者党(PT)政権になって日常茶飯事であると、社会学者のデメトリオ・マギノリ教授が慨嘆する。ブラジル汚職史を語るなら、五〇〇年前のブラジル発見から始めねばならない。汚職は前時代からの遺産であり、そこに ...

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セスタ・バジカが急騰=下がる消費者購買力=内外要因で食料品価格上昇

ニッケイ新聞 2007年9月6日付け  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙五日】「供給ショック」による乳製品、食肉、小麦といった食料品価格の高騰により、低所得者層を中心に消費者の購買力が低下しつつある。  労組間社会経済調査・統計所(Dieese)が十六の州都で実施した調査の結果によると、生活必需品バスケット(セスタ・バジカ)の価格 ...

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社会福祉予算増額を要求=大統領の肝いりで=生活扶助金と教育に力=歴史に名を残すと

2007年9月1日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙八月三十一日】ルーラ大統領は三十日、生活扶助金などへ充当する二〇〇八年度社会福祉予算を四七億レアル増額し、総額一六五億レアルとする来年度予算案を要求した。増額予算は、四つのブロック社会を構成する国家計画を実施し、一七五万人の青少年に就学の機会を与えるためとされる。これまでの ...

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8月の工業信頼感指数上昇=過去12年間で最高を記録

2007年9月1日付け  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十一日】米国発金融危機にもかかわらず、ブラジルの工業部門は先行きが明るく、業界によっては景気が過熱しているところもある―。ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)が八月に実施した加工業合同調査の結果、こうした現状が浮き彫りとなった。  工業信頼感指数(ICI)は八月に一二 ...

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二世紀にわたる苦汁の歴史=盗聴におののく最高裁判事

2007年8月29日付け  【ヴェージャ誌二〇二二号】最高裁は一八〇八年、嘆願所として発足し、二世紀にわたる苦汁の歴史がある。ヴァルガス大統領は一九三〇年、何の断りもなく最高裁判事を一方的に任命した。軍政時代の一九六四年、最高裁判事三人が追放され、三権分立の精神は著しく制限された。  民主政治が行われる現在、最高裁判事は盗聴設備 ...

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