12月16日(火) 【エポカ誌】レナット・フェレイラさん(二九)の曾祖父母はエスピリト・サント州内陸部の大農場の奴隷だった。祖父母は農民として働いた。奴隷の三代目の子孫であるフェレイラさんは現在、リオ市で弁護士業を営んでいる。ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団の大学院で会社法を勉強し、米国留学も検討している。ブラジルはジルベルト・ ...
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アマゾン農業史出版=研究者のホンマさん
12月6日(土) 日系農業研究者、アルフレッド・キンゴ・オヤマ・ホンマさんが著書『A Historia da Agricultura na Amazonia:da Era Pre-Colombiana ao Terceiro Milenio』(アマゾニアにおける農業史――前コロンビア時代から第三千年紀へ)を出版、発売を記念して ...
続きを読む »活気あふれる専門店街=高品質、安価な製品=選んで歩く楽しみも サンパウロ市
11月8日(土) 【ヴェージャ・サンパウロ誌5日】店員の応対がのろく、お客様にコーヒーの1杯すら出さない。客にとってお世辞にも快適とは言えない店が、常に客でいっぱいなのは、なぜ? 理由は、より良い価格で選りすぐれた商品を購入できる「専門店街」の店だから。サンパウロ市内にも多くの専門店街がある。クリスマスが近づいている今、ここま ...
続きを読む »生産財工業の活気戻る=平均78%の稼働率=投資再開し雇用も拡大=FGVが500社調査
10月21日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)は十八日、過去三カ月に資本財工業が二〇〇一年第二・四半期の水準へ活気を取り戻したと発表した。FGVは工作機械や電気機材、通信機器、車両などの製造業五百社を調査したところ、平均七八・六%の稼働率となり前期の七四・一%から四・五%増加 ...
続きを読む »地理統計院が「20世紀白書」発表=近代支えたイタリア移民
10月16日(木) 【ヴェージャ誌】地理統計院(IBGE)発表の「二十世紀白書」によれば一九〇〇年、リオデジャネイロ市の人口は六十九万人、サンパウロ市が二十四万人であった。リオ市内はほとんど泥んこ道で、マラリアや黄熱病で悩まされていた。サンパウロ市は世界各国の移民でにぎわい、音をたてて工業化が進む活気ある町であった。 お茶の ...
続きを読む »求人少ない経済学部=理論もてあそび経験不足
10月16日(木) 【レヴィスタ誌】ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)経済学部は十日、卒業生五十人を産業界に送り出した。経済学部を卒業した経済学士が最近、需要が少ないとこぼしている。コーバス元サンパウロ州知事の財務長官を務めた中野慶昭氏が、経済学科が過小評価されていると義憤に燃えている。 大企業の社長は、ほとんど経済学 ...
続きを読む »工業部門の雇用上向く=需要、生産共に上伸=増産目指し正社員採用=内外の市場好転見込む
10月11日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】ジェットゥリオ・ヴァルガス財団(FGV)調査部は九日、今年第四・四半期に二〇〇〇年以来初めて雇用が解雇を上回ったと発表した。全国二十五州で二十一部門の五百社を調査したところ、二一%の企業が新規雇用に踏み切り、一八%が解雇継続とした。第四・四半期の需要予測は、四四%が需要回 ...
続きを読む »ポン・デ・アスーカル 倒産から立ち直る=仕事第一主義を徹底=ポン・デ・アスーカル社長 処世術を明かす
9月18日(木) 【スセッソ誌】ポン・デ・アスーカルの総帥アビリオ・S・ジニス氏は六十三歳。従業員が六万人、年商は百十七億レアルを誇る業界大手だが倒産前夜までいった。親族一掃という荒治療も行いコンサルタントCDBに立て直しを依頼した。次は同氏の失敗と成功から得た人生哲学であり処世術だ。 同氏は、ポン・デ・アスーカルをはじめ、 ...
続きを読む »司法官はブラジルの癌=政治的対決は必至=ブラジル研究家の米人が分析
8月21日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】ブラジル研究家の米国人トマス・スカイドモア氏(七一)が著書「ジェトゥリオ、カステロ、タンクレッド」を刊行した。同氏は同誌のなかで、ブラジルの司法官と官僚は国民の血税をむさぼり、国の発展を妨げる寄生虫だと呼んでいる。次は同氏との一問一答だ。 【PT政権の感触は】ブラジ ...
続きを読む »金利24.5%に引き下げ=短期効果は期待できず
7月24日(木) 【フォーリャ・オンライン二十三日】中央銀行の通貨審議会(COPOM)は二十三日、基本金利(SELIC)を年利二四・五%に引き下げると発表した。産業界などの金利引き下げ要求に、中銀が配慮した措置とみられている。 これは六月の物価指数がデフレ傾向を表示したことで、COPOMは金利の引き下げに踏み切ったものだ。地 ...
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