サンパウロ州では新型コロナウイルスの隔離制限が緩和され、各店舗が再開され、客足が戻りつつある。その中で、外出自粛中にネット購入の容易さを感じた新たな消費者は、緩和後もデジタル販売を利用し続けると予測されている。
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《ブラジル》兄同様、大統領次男にも幽霊職員不正疑惑=地裁1審から審判開始へ
リオ州地裁は6月30日、ボルソナロ大統領次男でリオ市議のカルロス・ボルソナロ氏に対し、裁判特権(フォロ・プレビレジアード)を認めなかった。兄フラヴィオ氏同様、ラシャジーニャ疑惑を持たれている。1日付現地サイトなどが報じている。
続きを読む »特別寄稿=モロ法相が辞職した顛末=大統領罷免審議への手続き=南大河州ポルト・アレグレ在住 杉村士朗(6月9日記)
4月24日、モロ法相が辞職し、ボルソナロ政権を去った。 それに伴って生起した一連の「事実」関係は共和制ブラジル国家を構成する、法治民主諸制度の仕組みを理解するため有益であると考えるので、私の名と責任において以下の通りまとめて紹介する。 なお私の情報源は当地日刊紙「ゼロ・オーラ」である。私はテレビを視聴せず、またパソコン、ス ...
続きを読む »文協=初のオンライン全伯代表者会議=大半が停止、資金難に直面=「日系社会全体のためにも動いて」
ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)の第622回理事会が11日午後6時半から、Zoomを使った初めてのオンライン会議として、全伯主要日系連合会の代表者ら73人(最大時)が参加する形で開催された。コロナ禍による外出自粛が始まってから3カ月弱、ようやく全伯日系社会の主要団体代表が顔を合わせる会議が開催され、「活動停止、イベン ...
続きを読む »《ブラジル》衛生環境不備で4万人が入院=必要経費は1610万レアル
ブラジル環境・サニタリー技術協会(ABES)が5日、衛生環境の不備が原因で病気になって入院した人が第1四半期だけで4万人いたと発表した。 衛生環境が不十分または不適切なために起こる病気(DRSAI)による入院期間の平均は3日間で、統一健康保健システム(SUS)が保有している病床の4・2%に当たる1万3千床を占有。また、入院や ...
続きを読む »リオ市=オンラインで写真を競売=スラム援助の資金作りに
リオ市の写真家達が、コロナウイルスの蔓延で苦しむファヴェーラ(スラム街)の人達を支援する資金作りのため、自分達が撮影した写真をオンラインで競売にかけた。 写真の競売を計画したのは、「ファヴェラグラフィア」と呼ばれるプロジェクトに参加する9人の若手写真家達だ。スラム街では新型コロナウイルスの感染拡大で仕事に出れなくなった人や失 ...
続きを読む »《ブラジル》問題の閣議ビデオ公開で物議かもす=大統領の干渉疑惑裏付け
セルジオ・モロ前法相が「ボルソナロ大統領が連邦警察の捜査に干渉した」ことの証拠だと主張している4月22日の閣議を収めたビデオの公開を、最高裁のセウソ・デ・メロ判事が22日に許可した。それにより、かねてから囁かれていた大統領の疑惑発言が確認された。これ以外にも、モロ氏証言を裏付けるような大統領の言動が浮上している。22〜25日付 ...
続きを読む »《ブラジル》大統領司法介入疑惑=腹心の情報局長官がリオ連警人事に口出し=長男はやはり捜査対象
ボルソナロ大統領が連警の捜査に干渉するために連警長官に指名(後に最高裁が却下)したことが疑われているアレシャンドレ・ラマジェム氏が、連警内の人物ではなかったにも関わらず、昨年からリオ連警の人事に介入していた疑惑が浮上した。その他にも、リオの連警関係者の供述に、大統領発言との矛盾があったことが報じられている。13、14日付現地紙 ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ対モロ=「大統領から解任圧力あった」=前連警長官が事実関係暴露
12日、ブラジリアの連邦警察で、セルジオ・モロ前法相辞任の契機ともなった4月22日の閣議ビデオが、一部関係者に公開された。ビデオの内容その他の詳細は12日午後2時現在も明らかにされていない。だが、11日に行われたマウリシオ・ヴァレイショ前連警長官への事情聴取は、大統領がリオ州の連警を掌握したがっていたとするモロ氏の証言を裏付け ...
続きを読む »《ブラジル》大統領VSモロ=問題のビデオ12日朝閲覧=大統領の介入発言あれば罷免へ?=検察庁長官乗り気でない報道も
ボルソナロ大統領が連警長官の人事異動や連警の捜査内容の入手を求めていた証拠と言われる会議の録画記録が提出され、最高裁が連邦検察庁や連警への公開を了承した。12日の午前8時にモロ法相本人と連邦検察庁のアウグスト・アラス長官らの立会いで会議の録画の閲覧を行う。9〜11日付現地紙、サイトが報じている。
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