3月6日(木) 九八年の「日本音楽コンクール」を史上最年少で制し、脚光を浴びたフルート奏者の藤井香織さんらによるフルート・アンサンブル公演(主催・国際交流基金)が八日午後四時から、サンパウロ市内マクスードプラザ・ホテルで行われる。ピアニストの藤井裕子、ブルース・スターク(米)のほか、管楽器奏者のアンディ・ベヴァン(豪)が共演。 ...
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カルナヴァル 今年も〝日本人〟活躍
3月4日(火) 灼熱の季節に盛り上がるカルナヴァル――。十四のエスコーラが参加したサンパウロのカルナヴァルが二月二十八日夜から、三月二日早朝までサンパウロ市アニェンビーのサンボードロモで行われた。 ローザス・デ・オウロやヴァイヴァイなどのパレードでは例年通り、日系人や日本人らが日ごろの練習の成果を披露。また二日目のトリを務め ...
続きを読む »カルナヴァルと日系人(終)=ヴァイ・ヴァイ=移民90年忍者と芸者とラジオ体操=日本民族文化からブラジル民俗へ
3月4日(火) ★天皇とビキニ★ ヴァイ・ヴァイは一九三〇年に創立された、サンパウロで最も伝統のあるエスコーラの一つだ。しかもグルッポ・エスペシャルにその地位を保ち続け、優勝回数は最多を誇る。そのエスコーラが移民九十周年(一九九八年)に「日伯文化統合」をテーマに選んだ。タイトルはずばり「万歳!ヴァイ・ヴァイ」――。 このパレ ...
続きを読む »コラム 樹海
カルナバルがやってきた。どこまでも華やかで賑やかな遊楽祭である。カトリックの厳しい四旬節を前にして楽しくお祭り騒ぎをしようの心からきたものだから踊りも音楽も底抜けに明るい。リオはサンバながらオリンダになるとフレーボ。サルバドールはアシェとそれぞれに独自の音楽とリズムに酔い跳び舞いながら踊る▼日本からの移民たちは、この楽しいお ...
続きを読む »リオ カーニバル中 陸軍出動=治安維持で後詰め=軍警は組織の拠点警戒=PT、犯罪組織に挑戦か
3月1日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】マテウス・リオ州知事から陸軍の出動要請を受けたルーラ大統領は二十七日、カーニバル開催中のリオの治安と秩序維持のため出動を受理した。拘禁中の受刑者が商店の略奪や路線バスの放火などを犯罪組織へ指令したことで、大統領は不安と不穏、恐怖感が漂う市中の秩序回復のため陸軍の出動を決断 ...
続きを読む »灼熱のカーニバル 本番!
3月1日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】きょう一日から、リオデジャネイロ市とサンパウロ市のエスコーラ・デ・サンバのデスフィーレが始まる。 サンパウロ市の公式のカーニバルは先週、ブロッコ・ド・カルナヴァルによって開幕されたが、メストレ・サーラやポルタ・バンデイラ、コミッソン・ダ・フレンテ、そして数多くのきらびや ...
続きを読む »カルナヴァルと日系人(6)=フロール・ダ・ペーニャ=囃子響かせ笠戸丸行進=「リオで大江山の鬼行列」と構想
3月1日(土) ★リオに神楽を!★ 移民七十五周年、一九八三年は日系人とカルナヴァルの関係において画期的な年だった――。日本移民をテーマにしたバロッカがパレードしたのと同じチラデンテス大通りに、なんと「笠戸丸(第一回移民船)に乗った神楽」も登場していた。 「いずれは本場リオのカーニバルに神楽を出したいと思っていたので、まずは ...
続きを読む »マラニョン州のカーニバル=民族文化色濃く楽しく
2月28日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十四日】来週からマラニョン太鼓が甲高く響き渡る―。六月祭のブンバ=ボイの地で知られるマラニョン州サンルイス市は、〃文化的に価値のある〃カーニバルを楽しみたい人にお勧め。ポルトガル風の建築物の中で、クリオウロの太鼓や同地カーニバルのシンボル「フォフォン」が、人々に歓喜を与えてくれ ...
続きを読む »カルナヴァルと日系人(5)=バロッカ・ゾーナ・スル=日本人にもできる=『移民75周年』で仲間入り
2月28日(金) ★観客総立ちで大合唱★ ARIGATO! Hora nao tem de que. Esse enredo a Barroca ofereci a voce(アリガトウ。どういたしまして。バロッカがこの曲をあなたにプレゼントします) バロッカ・ゾーナ・スル――。ヴァイ・ヴァイの創立者にして元会長、ペ・ラシャ ...
続きを読む »貧困都市対象に発展計画=開発指数低い50都市=市民の多くは最低給与以下=サンパウロ市
2月2日(木) 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙十二日】サンパウロ州政府は、州内のIDH(人間開発指数)が最も低い五十の都市の発展を促進するための委員会を創設した。五十都市の多くの市民はは月収が最低賃金に達していない。 IDHは国連開発計画により、教育、平均寿命、所得をもとに算出された数値で、平均は〇・七九九。この数値は旧ソ連の指 ...
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