経済交流深化の気運を期待=ブラジル日本商工会議所 会頭 藤井 晋介 安倍首相来伯記念特別号の発行にあたり、ご挨拶申し上げます。 この度、10年ぶりに実現した首相来伯は、短いながらも内容は大変充実したものでした。首相は、8月1日に行われたブラジル経済界との意見交換会において、インフラやエネルギー分野への日本の投資拡大、日本企業のブ ...
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日本祭り=大盛況! 18万人来場=W杯の影響、ものともせず=文化体験スペースも人気
ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)主催の『第17回日本祭り』がサンパウロ市イミグランテス会場で4~6日にあった。W杯と日程が重なったことで人出を危ぶむ声もあったが、前年同様、約18万人が来場した。特設舞台では太鼓やダンスなど約100演目が披露され、ミスニッケイコンテスト、コスプレ大会も行われ来場者を楽しませた。43 ...
続きを読む »エクアドルでも日本祭り=宮城方式の七夕をキトで=4年後外交100周年にらみ
エクアドル首都キトでも第1回日本まつりが7月6日、旧キト国際空港のイベント会場で行われる。キトでは過去3年間、市内日本語学校やキト補習授業校主催の七夕祭を行ってきたが、4年後に両国の外交関係樹立100周年を控え交流をさらに盛り上げようと、今年初めて日本まつりとして大規模に開催することになった。 当日はキト補習授業校、日本語学校 ...
続きを読む »パウリスタ延長線戦後史1=子孫にとっての勝ち負け抗争=(終わり)=「家族の歴史に誇りを感じて」=郷土史家、修正申し出る
「この60年間、今日のような話は一度も聞いたことがなかった」。山内明さんは証言台で、目に涙を滲ませながらそう感想を語った。「特にアドリアノ・ジョーゴ委員長の話だ。拷問や差別があっても、父母からブラジル政府への悪口は聞いたことはなかった。今日聞いた話は、現在のように敬意を持たれるまでになった日系社会が生まれるまでの、貴重な歴史の ...
続きを読む »パウリスタ延長線戦後史1=子孫にとっての勝ち負け抗争=(2)=扇情的なモライスの著作=勝ち組子孫に大ショック残す
1946年当時の伯字紙は連日「臣道聯盟はテロ集団だ」と報じ、その悪印象が根強く残ってしまった。そのため多くの臣聯関係者がその件を心にしまい込み、きちんとした事実関係を子孫に伝えてこなかった。加えて、勝ち負け抗争という未曽有の出来事に際し、「臭いものにフタ」という日本的な態度でコロニア指導者は対処してきた。 その結果、「臣聯=愛 ...
続きを読む »ブラジル映画の中のジャポネス=時代と共に変遷する役柄=(下)=今世紀は5年に一本の割合=「思想を持つ役が増えた」
2005年に山崎千津薫監督がデビュー作の続編として作った『Gaijin -Ama me como sou』には、日本の役者や北米の日系俳優と共に出演した。その時ですら、ブラジル内に山崎監督が使いたくなる日系俳優は多くは育っていなかった。 「喜劇役者レナト・アラゴンが娘を主演させるために作った忍者映画では、僕が忍者の師匠役で世の ...
続きを読む »ブラジルドラマの中のジャポネス=時代と共に変遷する役柄=(上)=唯一の日本生まれの俳優=金子謙一「パステル屋から師匠に」
「日本から来て、こちらの映画でずっと俳優をしている日本人は僕だけ」。画家の金子謙一(79、神奈川)はそんな不思議な経歴紹介をする。公開されたばかりの映画『グランデ・ビットリア』では柔道師匠役を演じた。文句なしに日本人で最多のブラジル映画出演本数約13本を誇る。「役柄は時代と共に変わってきた。最初はパステル屋、洗濯屋、密売人とか ...
続きを読む »県連代表者会議=日本祭り、赤字大幅減少=安部・大田議員の寄付で
ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の4月度代表者会議が24日、文協ビル県連新会議室で開かれ、「第17回日本祭」準備の進捗状況などが報告された。各県人会の代表者38人が参加した。 先月の報告会で25万レアルの赤字が見込まれていた日本祭について、同祭実行委員長の山田康夫氏(滋賀)は「赤字は7~8万レに縮小した」と進展を報 ...
続きを読む »県連ふるさと巡り=開拓古戦場に思い馳せる=パライバ平野と聖北海岸=(1)=タウバテ=突風で壊された会館直し=創立70周年目指し躍動
ニッケイ新聞 2014年3月27日 第41回県連「移民ふるさと巡り」の参加者122人(ガイドや運転手合わせ計129人)は14日午前9時に東洋街のリベルダーデ広場を出発し、4日間、リオとの間にあるパライバ平野と聖北海岸部の4日系団体と交流して回った。笠戸丸以前の安田良一や東山のピンダ農場、戦前から名を馳せた鐘ケ江農場、ノロエステ線 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2013年11月14日 ミナス州議会から顕彰された白浜清俊エドアルドさんの座右の銘は「努力」。取材中も「何でもきっちりこつこつ、最後までやることが大切」という言葉を何度も聞いた。半世紀近く寄り添い続ける妻・輝子さんも「あの人は強情なところもあるけど、意志が強くてやると決めたことを放り投げたことはない」とその人柄を ...
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