昨年8月から9月にかけて行われたリオ五輪・パラリンピック(以下「リオ五輪」)、南米大陸初の五輪はブラジル史に残る一大イベントだったが、大会後、選手へのサポート体制の打ち切りといった問題や、招致活動に関わる贈収賄疑惑が浮上しており、4、5日付現地紙各紙によって報じられた。 リオ五輪招致に関する贈収賄疑惑はフランスの財務検察が扱 ...
続きを読む »伯 関連記事
クリチバ=在外公館長表彰を実施=日伯友好に貢献した7人に
在クリチバ総領事館は2月3日、総領事公邸で在外公館長表彰受賞式を実施し、日伯の相互理解、友好親善に寄与したパラナ州の7人が表彰された。表彰者の家族ら約35人が出席し祝った。 今年受賞したのはパラナ病院理事長の大川三男さん(74、二世)、大山学園校長の大山多恵子さん(80、愛知)、元バンデイランテス文化体育協会会長の落合州雄さ ...
続きを読む »サンパウロ市カーニバル=日本人や日系人も多数参加=松尾さん優勝、葛西さんリオ9回=「成果を出し切れた」
サンパウロ市カーニバルが2月24、25の両日開催され、14のスペシャルチームが出演し、今回も各チームに多数の日本人や日系人が参加し、迫力ある山車や音楽、踊りで観客を魅了した。今年の優勝は、「母なるアフリカは語る」をテーマにした「アカデーミコス・ド・タトゥアペ」が飾った。 サンパウロ州カラオケ連盟(UPK)で書記を務める松尾マ ...
続きを読む »リオのカーニバルで人生を変えた(?)三島由紀夫
杉山欣也金沢大学教授の人文研研究例会(21日付7面で詳報)には、考えさせられるところが多かった。27歳だった三島由紀夫が選んだ最初の世界旅行(1951年12月から半年間)の主要訪問地がリオ、ローマ、アテネだったからだ。生涯に3回も世界旅行したとはいえ、初回こそ一番行きたい場所を選ぶ。そこにブラジルは入っていた▼三島は24歳で発 ...
続きを読む »大耳小耳
青森県弘前市とブラジル視覚障害者スポーツ連盟は、先月31日、20年東京五輪・パラリンピックの際に、ブラジルの障害者柔道チームの事前合宿を行うための協議を始める覚書に調印した。弘前市は、ブラジルに柔術を広めた故・前田光世(コンデ・コマ)の出身地。その縁から、同市が働きかけて実現したという。正式に決まれば、今夏にも強化合宿が行われ ...
続きを読む »国際交流基金=リオでの美術展、盛況に=五輪期間に3万6千人来場
国際交流基金が1月13日夜、リオ五輪にあわせ昨年7月14日~8月28日にリオ市で開催した美術展『コンテンポラリーの出現・日本の前衛美術1950―1970』の報告会を、東京都の国際交流基金ホールで行なった。 会合には関係者61人が訪れ、構想から実現までの経緯、出品作品の紹介、また約3万6千人の入場者数を記録したことが伝えられた ...
続きを読む »パラナ日伯連合会=「もう一度、大祭典を開く」=110周年実行委員会が発足=総会で西森祭典委員長選出
移民110周年をいよいよ来年に控える中、パラナ日伯文化連合会(折笠力己知会長)は先月29日、ロンドリーナ市の同会講堂で定期総会を開催し、新体制を発足させた。5年間会長職を務めた折笠氏は勇退し、マウア・ダ・セーラ文協で日語書記(元会長)を務める上口寛氏(66、鹿児島県)を新連合会長とする単一シャッパが、出席した28支部約120人 ...
続きを読む »大耳小耳
JICAボリビア通信第9号を見ていたら、興味深いプロジェクトが進んでいるようだ。標高3600メートルにある首都ラパスから発信しているだけに、副題が「高いところから失礼します!!」とシャレている。同地のボリビア日系協会連合会(ANBJ)は加盟団体と協議を重ねて、「日本学園(仮称)設立」を目指しているというのだ。同地日系社会にはま ...
続きを読む »リオデジャネイロ州=史上最大の汚職事件で時代の寵児、エイケ氏へも逮捕状=カブラル元知事に贈賄=隠し口座使い多額の賄賂=かつての富豪も凋落止まらず
26日、連邦警察のラヴァ・ジャット作戦(LJ)に付随する「エフィシエンシア作戦」で、かつてブラジルを代表する大富豪、時代の寵児として知られたEBXグループ会長のエイケ・バチスタ氏に逮捕状が出た。同容疑者は現在逮捕中のセルジオ・カブラル容疑者が同州知事だった時代に贈賄を行った疑いを持たれている。26日付G1サイトなどが報じている ...
続きを読む »7県人会が記念式典を開催=8月、10月で調整本格化=記念誌編纂、イベント開催も
ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)傘下の10県人会が今年、創立の節目を迎える。7県人会が8月か10月に記念式典を挙行するほか、文化継承に力点を置き、記念行事で盛り上げようとの試みもある。間近に迫る祝賀行事を前に、各県人会は母県との調整や企画の具体化に追われている。 記念すべき百周年を迎える福島県人会(永山八郎会長 ...
続きを読む »