ニッケイ新聞 2011年11月15日付け 4日目の10月9日早朝、一行は飛行機でアンデス山麓の都市メンドーサに到着した。空港を出るとアンデスの山々が遠くに広がっていた。バスで市内へ向かい、きれいに整ったブドウ畑を車外に眺めているとワイナリー「Bodega Los Tonelos」に到着した。 亜国のワイン生産量は世界第5位で ...
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県連移民のふるさと巡り=ガウチョの国に友訪ねて=亜国、ウルグアイ編=(7)=南米から日本祭り参加?=新ビジネスに談論風発
ニッケイ新聞 2011年11月11日付け 在亜日系団体連合会による一行の歓迎会で、「ニッケイ新聞の方ですか」と突然声をかけてきたのは、アルゼンチン拓殖協同組合(亜拓)監査役の渡辺謙さん(80、佐賀)だ。 同団体は戦後移住者の受入れ態勢を整えることを目的に53年に設立された。亜国永住者、パラグアイ移住者の亜国通過、駐在員入国な ...
続きを読む »県連移民のふるさと巡り=ガウチョの国に友訪ねて=亜国、ウルグアイ編=(6)=在亜日系連合会で歓迎会=「南米日系社会の交流を」
ニッケイ新聞 2011年11月10日付け ラ・プラタ在住の坪倉君枝さん(76、鳥取)は、「鉛筆で県庁宛てに手紙を書いたんです。そしたら米子市で見合いをすることになって」と振り返る。そこで夫の広加さんと出会い、鳥取県庁で何組かと合同結婚式を挙げた後、夫と亜国へ渡った。「百姓はしないでいいから日本にいてほしい」と引き止めた父親の反 ...
続きを読む »県連移民のふるさと巡り=ガウチョの国に友訪ねて=亜国、ウルグアイ編=(5)=同郷談義で盛り上がる=「ブラジルに比べたら苦労なんて」
ニッケイ新聞 2011年11月9日付け 「日本に行って、南米の人の温かさを改めて実感した」と話すのは、参加者一行と積極的に会話し、写真を撮っていた津留アントニオさん(40、二世)=ラ・プラタ市内在住=。九州大学に留学経験があり、日本語が流暢だ。同地福岡県人会の会計も務めている。 アントニオさんも学んだラ・プラタ日本語学校には ...
続きを読む »県連移民のふるさと巡り=ガウチョの国に友訪ねて=亜国、ウルグアイ編=(4)=ラ・プラタで現地交流会=亜国の戦後移民らと懇談
ニッケイ新聞 2011年11月8日付け 3日目の8日午前10時、ホテルを出た一行はラ・プラタで現地の日本人会と交流を行うため、ブエノスアイレスから南東に約65キロのラ・プラタ市へ向かった。 アルゼンチン移民の始まりには諸説あるが、1886年にイギリス船に乗って上陸した牧野金蔵氏を第一号とするのが一般的だ。笠戸丸移民のうち16 ...
続きを読む »県連移民のふるさと巡り=ガウチョの国に友訪ねて=亜国、ウルグアイ編=(3)=人生変えた同胞と再会=平田さん「最高の人生」
ニッケイ新聞 2011年11月5日付け ウルグアイの治田守さんと楽しげに会話していたのは、一行の大和司さん(86、徳島)だ。35年12月、「らぷらた丸」で家族と共に10歳で渡伯し、フェルナンジアス、マリリアなどを経て、トラックを購入しモジで運送業に従事、現在はサンパウロ市に住む。「ウルグアイにいる日本人なんて珍しいからね。興味 ...
続きを読む »県連移民のふるさと巡り=ガウチョの国に友訪ねて=亜国、ウルグアイ編=(2)=モンテビデオ=日本人会メンバーと交流=「ここにもコチア青年」
ニッケイ新聞 2011年11月4日付け 2日目の7日、参加者一行は早朝にブエノスのホテルを出発して高速船に乗り込み、ウルグアイの首都モンテビデオへと出港した。ラ・プラタ川を渡って亜国とウルグアイの首都を結ぶ主要交通機関で、定員1600人と大型で40ノットの速さで進む高速フェリーだ。約150キロを3時間かけて、モンテビデオ港に到 ...
続きを読む »県連移民のふるさと巡り=ガウチョの国に友訪ねて=亜国、ウルグアイ編=(1)=南米のパリ、ブエノスへ=欧州移民ゆかりの地ボカ
ニッケイ新聞 2011年11月2日付け ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)主催で、今年で23年目を迎える「第36回移民のふるさと巡り」(本橋幹久団長、鳥取県人会長)が10月6日から11日まで実施された。今回は国境を越え隣国のアルゼンチン、ウルグアイを123人(うち一世は69人)が訪れ、各地で観光を楽しみながら、地元 ...
続きを読む »【祝 福博村入植80周年】福博村80年の歩み
ニッケイ新聞 2011年10月22日付け 1931年3月:原田、古賀家入植。11月杉本家が入植 1933年6月:福博二五青年会創立。古賀茂敏会長 1934年10月:福博初の日本語学校が開校。服部信永教師 1935年1月:14人の会員で福博日本人会が創立された。原田敬太会長 1935年4月:福博日伯小学校が落成 1936年4月:第 ...
続きを読む »■訃報■小針一氏
ニッケイ新聞 2011年10月21日付け マリリアを中心に汎パウリスタ線の柔道・相撲の普及に努めた小針一氏が15日、マリリア市内の自宅で心不全のため亡くなった。享年85。 静岡県三島市出身。1936年、らぷらた丸で家族と来伯、サンパウロ州ドアルチーナ近郊のファゼンダに入植、49年からマリリア在住。48年から柔道を始めマリリア ...
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