ニッケイ新聞 2013年4月30日 日本語版ブラジル日本移民百年史編纂・刊行委員会が07年から進めてきた『ブラジル日本移民百年史』がこのほど完成し、『生活と文化編(2)』(第4巻)と最終巻『総論・社会史編』(第5巻)が合本されたものが刊行された。各100レアルで日系書店にて全5巻(4冊)が販売されている。 昨年9月頃に編纂委 ...
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臣道聯盟支部旗を寄贈=息子の山村さん史料館に=母がタンスの奥に秘蔵=「もっと史料を寄せて」
ニッケイ新聞 2013年3月27日 「僕が死んだら、この価値を理解する人がいなくなる。生きているうちにちゃんとしたところに預けたい」。両親が大事に保管していたサンパウロ州ノロエステ線の臣道聯盟ヴァルパライゾ支部旗をガラスケースに収めて、サンパウロ市在住の山村保生さん(60、二世)が22日午後、文協の移民史料を訪れ、そう語って寄 ...
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ニッケイ新聞 2013年3月27日 移民史料館にはすでベーラクルス支部聯盟旗が所蔵されているが、頻繁に使われなかったのか新品のよう。寄贈された聯盟旗はかなり使い込まれており、歴史の重みがより感じられる。両親の思いがこもったものだけに、保生さんは旗と寄贈するにあたり、「両親の写真を旗の上に置き、記念撮影した」と目を腫らした。山下 ...
続きを読む »DOPSでの〝踏み絵〟を証言=真相究明委員会で検討へ=「日本人が最も迫害された」=日高さん当時の状況代弁
ニッケイ新聞 2013年2月9日 独裁政権時代の人権侵害を見直す真相究明委員会のサンパウロ州小委員会(アドリアーノ・ジョーゴ委員長=州議)が1月23日、同議会内で行われ、日高徳一さん(87、宮崎県)が1946年当時の日本移民に対する獄中での理不尽な扱い、特に社会政治警察(DOPS)が御真影や日の丸を踏ませたことなどの人権侵害に ...
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ニッケイ新聞 2013年2月1日付け 聖南西地区の主な年間行事は次の通り。3月8〜9日=ピラール・ド・スル農産展、3月23日=リベイラ川沿岸連合会総会(イグアッペ)、5月17〜19日=ピエダーデ柿祭り、6月1〜2日=レジストロ寿司祭り、6月8〜9日=オザスコ日本祭り、6月9日=ピラール文協創立60周年式典、7月6〜7日=国士舘 ...
続きを読む »真相究明委員会が調査に=戦中戦後の日本移民迫害=州議ら『闇の一日』鑑賞=「究明すべき歴史だ」
ニッケイ新聞 2013年1月12日付け ジウマ大統領の肝いりで2012年に設立された、軍事独裁政権時代の人権侵害を調査する真相究明委員会のサンパウロ州小委員会(アドリアノ・ジョオゴ委員長=サンパウロ州議・PT)による旧年最後の会合が12月18日午前、サンパウロ州議会内で持たれ、脇山甚作退役陸軍大佐殺害事件を描いた実録映画『闇の ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2013年1月4日付け 6面に掲載中の『暁に向かって』(伊那宏著)に関して様々な反応があり、OB筋からは「パ紙が円売りに関係していたような話を載せるなど愛社精神が薄い」とのお叱りも受けた。新聞社は単なる民間企業だが「紙面は公器であるべき」と編集部では考えている。「新聞社関係だから、この件は永遠に闇に葬られるだろう ...
続きを読む »ジャブチ賞小説部門受賞=『NIHONJIN』=オスカール・ナカザト=日系初の快挙成し遂げ=論争を呼んだ採点の謎
ニッケイ新聞 2013年1月1日付け ブラジル出版界の最高峰といわれる今年のジャブチ賞(Premio Jabuti、ブラジル書籍評議会主催)の中長編小説(Romance)部門を、日系人が初めて受賞した。その名も『NIHONJIN』(2011年、176頁、サライヴァ出版)。錦衣帰国を夢見て戦前に移住した誇り高き日本移民イナバタ・ ...
続きを読む »9位=映画『汚れた心』公開
ニッケイ新聞 2012年12月22日付け 非日系の作家フェルナンド・モラエス氏が勝ち負け抗争を取材してジャブチ賞を受賞した『CORACOES SUJOS』(00年)を原作に、映画『汚れた心』が東山農場などカンピーナス周辺でロケをして11年に制作され、12年7月に日本で公開が始まり、一部で話題を呼んだ。当地では8月から公開され、 ...
続きを読む »『闇の一日』最終版完成=脇山家が試写会で太鼓判=21日に沖縄県人会で公開
ニッケイ新聞 2012年11月17日付け 終戦直後の勝ち負け抗争の中でも、陸軍予備大佐に自決を迫った上で拳銃により射殺するという異色の「脇山大佐殺害事件」——。その当事者の証言を集めた実録映画『闇の一日』(奥原マリオ純監督)の最終版がようやく編集を終え14日夕方、東洋街のイマージェンス・ド・ジャポン社に脇山家関係者8人を招いて ...
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