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勝ち負け抗争 関連記事

日本移民110周年=サントス日本語学校の完全返還=ようやく訪れた「本当の終戦」=(3)=「南米における日本移民の出エジプト記」

日本移民らのサントス強制立退きを報じるトリブナ・デ・サントス紙1943年7月10日付

 1942年1月にブラジルが連合国側について以来、ドイツ潜水艦による米国向けブラジル商船などへの攻撃が始まった。ブラジル政府はその対抗処置として、枢軸国側移民の資産凍結を始め、4月からはDOPS(社会政治警察)が日系社会の主だった指導者を次々にスパイ容疑で収監し、拷問する時代になった。  そんな収監者を支援するために、1942年 ...

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日本将棋連盟が記念駒寄贈=移民110周年のお祝いに=8月大会決勝で使用予定

日本将棋連盟を代表して海外普及事業担当の森内俊之専務理事と外国人初プロ棋士のカロリーナ・ステチェンスカさんが駒を贈呈。駒は山形県天童市産の黄楊製手彫り駒。駒箱には佐藤康光会長の署名と座右の銘である「研鑽」の文字が揮毫されている

 ブラジル日本移民110周年を記念して、日本将棋連盟(佐藤康光会長)がブラジル将棋連盟(吉田国夫会長)へ将棋駒を寄贈した。寄贈された駒は7月の県連日本祭りで展示、8月にサンパウロ市で行われる第71回全伯名人戦大会の決勝戦で使用される。  駒の寄贈は5月15日、ブラジル将棋連盟役員が東京の日本将棋連盟会館を訪問した際に行われた。ブ ...

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没後55年、甦った博士論文=山本喜誉司のウガンダ蜂研究=サンパウロ州生物学研究所に複写贈呈

贈呈式には20人以上が出席した

 東山農場(三菱系)の初代場長だった山本喜誉司氏(文協初代会長、1892―1963年、東京都)は終戦直後、コーヒー樹の害虫駆除の研究をして論文(日本語)に書き、母校・東京大学から農学博士号を取得していた。その論文の複製が、没後55年の歳月を経てようやく当地に戻ってきた。16日、サンパウロ州農務局の生物学研究所(Instituto ...

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『闇の一日』上映会24日=奥原監督、保久原氏講演も

『闇の一日』の撮影の様子(IMJ提供)

 勝ち負け抗争を描いた映画『闇の一日』(奥原マリオ純監督、2012年)の上映会と講演会が24日(土)午後3時から、サンパウロ市の沖縄県人会本部(Rua Tomaz de Lima, 72, Liberdade)で開催される。入場無料。  終戦直後の勝ち負け抗争における脇山甚作殺害事件の実行者の一人、日高徳一さんを中心に当時の社会 ...

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日本移民110周年=移民の故郷 プロミッソンが熱い!=皇室ご訪問で2団体統合へ=市挙げて歓迎パレード準備

祭典用にデザインされた法被。表面には、移民110周年と上塚植民地開拓100周年の記念ロゴと初期移民の象徴である珈琲の花と豆が模られた。裏面には、日出ずる国をイメージし、それを背景に「温故知新」と描かれた。

 ブラジル日本移民110周年の記念すべき年が、ついに幕開けとなった。全伯でも大々的に関連事業が予定され、その数はおよそ300以上に上る。祭典が最高潮に達するのが、なんといっても皇族ご訪問が期待される7月下旬。その候補地として挙がっているのが、ノロエステ地方のプロミッソンだ。移民の父・上塚周平によって建設された上塚第一植民地は、今 ...

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移民110周年=大使、総領事揃って視察=サンパウロ州地方部5市で熱烈歓迎=皇族ご御訪問に高まる期待

ニッケイ・クラブで歓迎を受けた山田駐伯大使と野口在聖総領事(提供写真)

 来年の日本移民110周年を機会に、もし実現すれば、三笠宮殿下以来60年振りとなる皇族のサンパウロ州奥地、特にプロミッソンとマリリアへのご御訪問に期待が高まっている。それに先駆け、山田彰駐伯大使と野口泰在聖総領事は、11月24日から26日にかけて、同2市など近隣5カ所を視察した。訪問先では、各地で市長や日系社会から熱い歓迎を受け ...

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ブラジル日本移民史の快挙=サントス強制立退き証言の掲載

挨拶する宮城あきら移民塾代表

 《私の一番の苦しい想い出は、姉があの事件のショックで恐怖症を患い、生涯、精神障害で苦しんだことです》――沖縄県人移民塾同人誌『群星(むりぶし)』第3号145頁には、そんな生々しい言葉がおどる。  「あの事件」とは、1943年7月8日、ブラジル政府の命令により24時間以内にサントスから日本移民6500人を中心とする枢軸国移民が強 ...

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■ひとマチ点描■勝ち負け抗争最初の犠牲者の娘

樋口愛子さん

 長崎県人会創立55周年式典で最高齢だった来場者の樋口愛子さん(96)。実は1946年に勝ち負け抗争の最初の犠牲者となった溝部幾太の次女で、「父は母と子供3人とバストスに住んでいたが、私は嫁いだ先のポンペイアに居た。知らせを聞いて居ても立っても居られなかった」と心境を振り返る。  でも夫から「バストスに行くなら離婚だ」と言われ、 ...

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アンシェッタ監獄島で日本移民顕彰式=名誉回復、家族ら歓喜に咽ぶ=「ようやく心が晴れた」

披露された発電機を前に喜びを見せた関係者

 サンパウロ州北東海岸部ウバツーバ市のアンシェッタ監獄島に1946年から3年間収監された日本移民172人を称え、「日本移民顕彰式」が23日、同島の史料館で行われた。今では唯一の生存者となった日高徳一さん(92、宮崎県)や、元囚人の親族友人ら70人近くが遠方から駆けつけ、およそ70年越しとなる名誉回復に歓喜の涙を流して咽んだ。   ...

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大耳小耳

 当地で5月から発売している『「勝ち組」異聞』(無明舎出版)のニッケイ新聞編集部にある在庫が残り40冊となった。購入はお早めに。勝ち負け抗争に関する連載から8本を選び、それぞれ記事で扱った事件や人物を歴史の中に位置づけ解説文をつけた。太陽堂(11・3208・6588)、竹内書店(11・3104・3399)、高野書店(11・320 ...

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