ニッケイ新聞が主催する「第62回パウリスタ・スポーツ賞」が4日午後7時、サンパウロ市議会貴賓室で行われた。戦後の勝負抗争で二分化された日系社会をスポーツ振興を通じて融和させる目的で創設された同賞。今年の受賞者は将棋含む特別賞8人、18競技で17人が受賞し、会場には受賞者の親族、友人ら約500人が駆けつけ受賞者の晴れ姿を祝った。 ...
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《ブラジル》「国の発展に役立つ人材育成を」=第62回パウリスタ・スポーツ賞=25人が晴れやかに受賞
ニッケイ新聞主催の『第62回パウリスタ・スポーツ賞』の贈呈式が4日、サンパウロ市議会の貴賓室で行われた。全19種目、特別賞8人を含む25氏に記念プレートとニッケイ新聞発刊の書籍が授与された。会場には過去最多の約500人もの来場者が集まり、盛大に式典が執り行われた。特別賞では将棋普及に尽力した川合昭5段に送られ、アラサツーバ時代 ...
続きを読む »《ブラジル》日本祭り、初日から大盛況=県人会食ブースに長蛇の列=日本食普及の親善大使も
いよいよ「第20回日本祭り」が昨日、サンパウロ市で開幕した。主催のブラジル日本都道府県人会連合会はテーマを「20年の歩み」とし、新たな挑戦の年として意気込む。晴天の中、開場を待ちわびる人で初日から長蛇の列ができ、正午の幕開けと共に日本文化の祭典が全貌を現した。 会場全体に煌びやかな装飾が施されており、入り口の大鳥居が来場者を ...
続きを読む »《ブラジル》王将戦=14歳VS84歳の真剣勝負=患苦の青木八段、一手差制す=勝負の分かれ目は「気迫」
ブラジル将棋連盟(吉田国夫会長)主催の『第45回全伯王将戦大会』が先月28日、リベルダーデ区の同連盟会館で開催された。本戦決勝には、14歳の加藤修仁君(東京、当地五段)と84歳の青木幹旺さん(群馬、当地八段)が進出し、年齢差70歳による気迫のこもった真剣勝負を繰り広げた。 「これを最後の大会にすると決めていた」――青木さんは ...
続きを読む »柔道「東京五輪で勝って泣く」=リオで涙呑んだマリアナさん=(下)=3年後の日本で恩返し誓う
日本ではひたすら基礎練習の繰り返し。その成果がいきなり実ったのか、全国の高校1年生が出場する新人戦県大会で優勝を果たす。その後も中国地方で上位進出の常連になった。2年生になった06年にはインターハイで全国3位にもなった。日本でめきめきと頭角を現し、高校卒業後に帝京大学に進学。日本を拠点にしながら、09年パリでの世界ジュニア大会 ...
続きを読む »W杯予選=ブラジル、ボリビアに大勝=ネイマール、代表得点数4位に=上にはロマーリオ、ロナウド、ペレがいるのみ
2018年のロシアW杯出場権を争う南米予選の第9節ブラジル対ボリビア戦が6日、リオ・グランデ・ド・ノルチ州都のナタールで行われ、ブラジルが5―0で勝利した。 この試合で開始早々の前半10分に先制点を挙げたエースのネイマール(24)は、公式戦通算300得点を記録。これは歴代単独4位となるフル代表通算49得点の達成でもあった。 ...
続きを読む »リオの名門フルミネンセを率いる名伯楽=元セレッソ大阪監督レヴィー・クルピが語る
リオ市南部の高級住宅街、ラランジェイラス。隣にはリオ州知事公邸もある一等地に、名門サッカーチーム、フルミネンセの本部はある。1902年に設立されたこのチームを率いるのはレヴィー・クルピ(63)、Jリーグのセレッソ大阪を率い、上位に引き上げ、香川、清武、柿谷、山口などを見いだし、日本代表レベルにまで育て上げた「名伯楽」だ。 今 ...
続きを読む »リオ五輪=ラファエラを世界の頂点に=寄り添った指導者・藤井裕子=(下)=金に号泣、移民への感謝も
ラファエラは集中を切らすと、無茶な攻撃を仕掛ける悪い癖があった。だから藤井さんは常々、「悪い形で飛び込んじゃダメだよ。あなたは簡単には投げられないから、焦ったらダメだよ」と指導してきた。 その日のラファエラはいつもと違った。投げてもポイントが奪えず、じれったい時間があったにも関わらず、我慢して耐えた。延長3分を過ぎた時に技あ ...
続きを読む »負けた時ほど慰めと励ましを
リオ五輪でのブラジルは、12種目で金7、銀6、銅6という過去最高の結果を残した。だが、ブラジル五輪委員会は、バレーは頑張ったが、柔道や水泳は期待外れと評価した。五輪委員会は27~8個のメダルを望んでいたから、19個では不満だ▼棒高跳びのチアーゴ・ブラスが金を獲った翌日、あっけなく予選落ちしたファビアナ・ムレルは、チアーゴに国外 ...
続きを読む »リオ五輪=過去最多のメダル数で閉会=サッカー男子は悲願の金=男子バレーも3度目の栄冠=目標にはわずかに届かぬも
リオ五輪は21日に閉幕し、2週間を超える熱い戦いに終止符を打った。ブラジルは最後の週末も大健闘し、男子サッカーが初の金メダルを獲得。男子バレーも金、他の種目も銀、銅と続いたことで、最終的に金7、銀6、銅6のメダル総数19個で、過去最高を記録した。20~22日付伯字紙が報じている。 最も注目が集まったのは20日、マラカナン・ス ...
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