ニッケイ新聞 2009年1月8日付け ブラジルの温暖化対策案がポーランドでの国連環境会議で賞賛を浴びた記憶も新しい十二月二十三日、鉱動省サイトに掲載された〇八~一七年のエネルギー計画案は、政府の温暖化対策案に逆行と七日付伯字紙が報じた。 アマゾンの森林伐採削減だけで四八億トンのCO2(二酸化炭素ガス)削減という温暖化対策案に ...
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伯仏軍事支援協力に調印=軍備は平和の保障=戦略提携で歴史が変わる=国際レベルで物事に対処
ニッケイ新聞 2008年12月25日付け ルーラ大統領は二十三日、仏政府の軍事支援に関する合意文書に調印し「軍事力は大国の必須条件であり、ブラジルはこれから世界で一目置かれる国であることを目指す」と宣言したことを二十四日付けエスタード紙が報じた。「軍備はアマゾン熱帯雨林や八千キロメートルにわたる沿岸大陸棚とその下に眠る海底油田 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年12月24日付け 二十二日夜、「ブラジルにおけるフランス年」開幕イベントが、サルコジ仏大統領とルーラ大統領の出席のもとリオで盛大に開催された。これを持って、実質的に「日伯交流年・日本移民百周年」はブラジル政府の視野から消え去った▼この切り替わりには、交流年以上の変化が底流に込められている。G20会議の流 ...
続きを読む »サルコジ仏大統領=防衛協力具体化で来伯=伯仏接近の狙いは=仏指導の原潜造船所を建設=安保理事国入りも視野に
ニッケイ新聞 2008年12月23日付け フランスのサルコジ大統領は二十二日、伯仏防衛協力と国際問題となった金融危機への対処について、ルーラ大統領と話し合うためブラジルを公式訪問と二十二日付けエスタード紙が報じた。仏大統領はバローゾEU議長を始め経済使節団、閣僚、大統領夫人などからなる一行を同伴。公式日程に従い、メイレーレス中 ...
続きを読む »国家防衛審議会=防衛戦略構想を発表=NPT不参加の核開発へ
ニッケイ新聞 2008年12月13日付け 昨年、大統領直属の諮問機関として設置された国家防衛審議会は十一日、外務省の核利用方針とは異なる形で、国家防衛戦略構想を満場一致で承認と十二日付けエスタード紙が報じた。ただし、他伯字紙は構想全体を報じており、論調がだいぶ異なる。 国防省と作戦戦略省が共同で作成した構想内容に関するエスタ ...
続きを読む »露ベネズエラ=ラ米とロシアが接近=不気味に変化する勢力図
ニッケイ新聞 2008年10月11日付け ベネズエラのチャベス大統領は九月二十一日、米国のラテン・アメリカ内政干渉を抑えるため、ロシアとの協調を進める意向をロシアTV放送の「ヴェスティ二四」で表明と九月二十二日付けヴァロール紙が報じた。 チャベス大統領は二十二日、グルジア侵攻に対するロシア軍への理解を得るため、特使としてキュ ...
続きを読む »核開発審議会を設立=原子力潜水艦の建造計画も(4)米農協CHSが合弁=パラナ州農協連合に肩入れ
ニッケイ新聞 2008年9月3日付け 国際的な圧力がかかる中、政府は九月一日、十一省庁で構成する核開発審議会を十月に立ち上げることを決定と二日付けフォーリャ紙が報じた。 原発アングラ3の建設に続き、同委員会は核の規制管理を行うCNEN(核エネルギー委員会)によって、二〇一四年までに核燃料の自給体制を確立させる計画がある。 ...
続きを読む »原発3建設開始へ=核開発計画も同時始動
ニッケイ新聞 2008年7月9日付け ロボン動鉱相は七日、原子力発電所アングラ3の建設を九月一日開始と発表したことを八日付けエスタード紙が報じた。これまで長い間、棚にさらされた原発建設が、ようやく始動する。建設への最後の段階として、環境局(Ibama)の許可待ちとなった。 アングラ3は、七十三億レアルを投じ二〇一四年の完成予 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年7月2日付け リオデジャネイロのブラジル銀行文化センターで開かれている「日本展」には、開幕から約一カ月で三十万人が入場、同センターの最多入場記録になりそうだという。最近では、農産展やラーゴ・デ・フレイタスでのイペー植樹など多くのイベントがあり、皇太子さまご訪問の関係で時期を延期した州議会での式典も無事終 ...
続きを読む »幅広い経済関係強化を=甘利経産大臣が来伯=現職大臣では24年ぶり=新幹線技術もPR
ニッケイ新聞 2008年7月1日付け 甘利明経済産業大臣が六月二十七日からブラジルを訪問している。現職経産大臣の来伯は二十四年ぶり。滞伯中は製鉄、エタノール関係の視察のほか、バイオエタノール、貿易分野での協力に関する覚書の締結、大統領、外相ほか主要閣僚との会談を行なう予定。二十九日にサンパウロ市内で会見した甘利大臣は、移民百周 ...
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