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原子力 関連記事

露と消えた「核廃止論」=核拡散と原発推進で空論に

2007年4月25日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】ブラジルの格言で「人は老いて孤独になると悪魔になる」という。考え方のピントがずれてくるという意味だろうか。それらしきものがキッシンジャー元国務長官の「核廃止論」だと、ジョゼ・ゴウデンベルグ・サンパウロ総合大学(USP)元学長がいった。  ブラジルは核濃縮の技術を有 ...

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米国寄りに舵を取る伯=機縁はエタノール=不足分は伯が肩代わり=増産で関税は撤廃

2007年4月18日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】伯米関係はイランの油田開発を挟んで交錯しているが、ルーラ大統領はベネズエラのチャベス大統領と距離を置きつつ、対米関係の修復に傾いている。チャベス大統領は、ボリビアにあるペトロブラスの精油所接収で法的指南を行った。そのため伯米間の風向きが変わった。これはブラジルの将来 ...

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コラム 樹海

2007年3月13日付け  中国の07年軍事予算が飛躍的な伸びを見せている。前年比約18%増の5兆2600億円であり、日本の防衛費を上回る規模である。もっとも、中国の軍事費は年々膨張しており、軍拡の路を歩んでいる。しかも、英国の國際戦略研究所や米国防省では、中国軍事費は予算の2倍から3倍の見方が強く、昨年も実際には14兆3000 ...

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地球温暖化は他人事でない=米国は責任の自覚を=ブラジル人社長、米大手に働きかけ=エタノールにも限界あり

2007年3月7日付け  【ヴェージャ誌一九九五号】ブラジル人で、アルミ精錬で世界トップの米アルコア社のアライン・ベウダ社長は、地球温暖化が深刻な事態へ突入したことで二酸化炭素の削減で米国の陣頭指揮を執る意向を示した。大量の排気ガスを放出する大手九社のトップを招き、同社長は米政府が炭酸ガスの削減目標を設定し、温暖化現象に歯止めを ...

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原発建設計画を推進へ=30年までに6基新設=ウラン豊富、温暖化対策にも

2007年2月13日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】国家原子力エネルギー委員会はこの程、原子力発電所(原発)の増設および新規建設計画をとりまとめ、政府の承認を得るべく提出した。  それによる第一段階は、現存のリオデジャネイロ州アングラ・ドス・レイス市の原発二基に加え、三号基の増設を着工する。これは一月三十一日に予定 ...

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東西南北

2006年11月24日付け  ヴェローゾ・ブラジル銀行元理事は二十二日、救急車納入汚職を調査する議会調査委員会で、汚職の中心人物とみられるヴェドイン氏が二〇〇二年の大統領選挙でセーラ候補の選挙資金として、約九〇万レアルを支払ったと証言した。セーラ氏は明らかな嘘と証言内容を否定。      ◎  零細・小企業法が下院で承認された。 ...

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エネルギー危機再来か=電力政策の欠陥露見=ガス不足と環境保護が原因=頼みの綱は原子力発電?

2006年10月25日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】国家電力庁(Aneel)は二十三日、現在の電力供給システムが需要に応じられないとして節電計画の必然性を明らかにした。同庁の予測によれば二〇〇七年、電力不足のリスクは南東伯地域で二五%と見られ、二〇〇八年には五〇%に達する見通しである。環境保護のために水力発電は ...

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東西南北

2006年10月19日付け  カサブサンパウロ市長は十五日、ノーヴァ・テレーザ区の式典で卵を投げつけられ、卵はカメラマンに当たった。十六日はヴィラ・マチウデ区の小学校を訪問。その時市長のズボンの股ぐらが破けて、赤いスポーツカーがチラチラと見えていた。      ◎  IPTU(不動産税)の課税対象となる市の不動産評価の算出法を変 ...

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ブラジルで「稲」改良=安藤さん、放射線育種=「日本と同じものできぬ」=『ANDOSAN』選抜に11年

2006年8月4日付け  「『育種』とはその場に合わせてやるもの――」。日本人が各々のこだわりをもって語る食品「米」(コメ)。ピラシカーバ在住の安藤晃彦さん(73)は、稲の品種改良に四十年以上尽力。昨年夏に、安藤さんの名を冠した新品種「ANDOSAN」がブラジル稲学会で発表された。放射線育種の専門家に、自身の研究について、そして ...

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国家隆盛のカギは創造性=試練期にあるブラジル=生産性だけではいつか没落=中国とインドも低迷期へ

2006年7月5日(水)  【ヴェージャ誌一九六二号】英国の歴史学者ポール・ジョンソン氏が著書「創造者」の出版記念で来伯した。同氏はブラジルに「中国やインドのように生産性だけで創造性がないなら、すぐに産業が低迷する」と警告した。ブラジルは今、創造性への過度期にある。米国に追いつけ追い越せといった往年の日本がそのよい例である。国家 ...

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