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原子力 関連記事

中国へウラン輸出を検討=原発建設資金に=原子力協定も視野に=新たな国際問題へ発展か

5月27日(木)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十六日】伯中両国は二十五日、ブラジルの原子力開発の技術協力と中国の原子力発電所へのウラン鉱石供給協定について検討に入った。目的の一つは、ブラジルの原発建設の資金捻出とされる。ブラジルが中国へ供給するウランは、平和利用または軍事利用にしても未加工の状態。伯中原子力協定の内容につい ...

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ブラジル、核査察を拒否=核燃輸出に米が横ヤリ=核融合技術は国家機密=北朝鮮並みは心外

4月6日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】伯米間が、安全保障条約と核兵器不拡散条約(NPT)を巡って緊張している。国際原子力条約機関(IAEA)の核査察とブラジル側の見解が大きく異なるため核査察協定には応じられないと、ブラジル政府は四日、米政府の要求を拒否した。リオデジャネイロ州レゼンデ市の核融合施設へのIAEAの訪 ...

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下議4人を大臣に=大統領、内閣改造に本腰

1月23日(金)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十二日、時事二十一日】ルーラ大統領は二十一日、内閣改造に本格的に取り掛かり、四人の大臣を下院議員の中から選出、閣僚交代を公式発表した。  パトルス・アナニーアス氏(PT=労働者党)は、社会分野の新しい〃スーパー閣僚〃職に就く。アウド・レベーロ氏(PCdoB=ブラジル共産党)は、 ...

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米国がブラジルの原子力監視=電力会社内に情報源=リオ総領事館が報告書作成

1月14日(水)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一日】米国政府は九〇年代、ブラジルの原子力開発プログラムを監視するために、エレトロブラス(ブラジル中央電力)とフルナス中央電力の未確認情報筋、ブラジル政府と環境保護団体との会合、公式資料を利用していた。  米国政府が一部公開した四件の公文書によると、同プログラムの監視は在リオデ ...

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東西南北

1月13日(火)  〇三年のブラジル全体の電力消費量は、〇二年と比べて四・六六%伸びた。全国エネルギー・システム組織化機構(ONS)によれば、この伸び率は過去最高。〇三年の全消費量は三十六万四千六百四十二ギガワット時。うち九〇・〇三%が水力発電で、イタイプー発電所だけで二四・四二%発電している。火力発電は五・五二%、原子力発電は ...

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日系職人尽くし―ブラジル社会の匠たち―最終回=トートーメー 先祖を祀る聖域=沖縄独特の様式美継承

11月22日(土)  一九五六年、中学二年でブラジルに移住した具志堅克珍さん(六一、沖縄県出身)は、サント・アンドレー市パルケ・ジャサトゥーバ区バトゥリテー街で注文家具屋を営んでいる。克珍さんが三歳の時、第二次大戦で戦死した父、克松さんも、克珍さんの伯父たちも指物大工だった。「はじめは農業や旋盤工見習いとかしていたけど、何となく ...

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日系職人尽くし―ブラジル社会の匠たち―(9)=ギター=特別な音感を持つ名器=有名音楽家に磨かれて

11月21日(金)  「音の職人は板前のよう。どういう道筋で組み立てるかで、中華風、和風と味が変わる」。サンパウロ市ジャルジン・オリエンタル区ジュリパリ街の工房で語る杉山重光さん(六三、静岡県出身)の声は、時折、コンゴーニャス空港発着便の轟音でかき消される。二十七歳で楽器制作会社に入り、その六年後、一九七三年に着伯。ジアニニ楽器 ...

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日系職人尽くし―ブラジル社会の匠たち―(8)=日本庭園=10年後の姿を念頭に=侘び寂びの微妙な釣合い

11月20日(木)  造園業に携わって三十年、スザノ市在住の石橋弘善さん(五七、二世)は、サンパウロ州内はもとより、遠くはポルト・アレグレ市まで、庭園造りに飛び回る。ピラシカーバ農大を卒業、一九七四年、熊本県費技術研修生として、八ヵ月間、現場作業から設計まで学んだ。その後、知人の紹介で東京の著名な作庭家、小形研三氏(故人)に師事 ...

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日系職人尽くし―ブラジル社会の匠たち―(7)=空手6段、人形は師範=大柄な体で繊細な作業

11月19日(水)  サンパウロ市サウーデ区マウロ街の塩田健康センター所長、塩田憲一さん(五六、神奈川県出身)。一九七四年、二十七歳の時に渡伯した理由の一つが、「日本人形を普及するため」だった。七五年に主婦と生活社が発行した写真集、過去二十年間の人形作家二百十八人の作品を集めた『現代日本人形作家全集』(人形美術協会編)で、自作『 ...

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日系職人尽くし―ブラジル社会の匠たち―(6)=演奏者から製作者へ=三味線の文化を守る

11月18日(火)  三重城(みえぐすく)にのぼて 手巾(てぃさじ)もちやげれば はやふねの習ひや ちゅめどみゆる――。ヴィラ・カロン区ぺドロ・マラキーアス街で奏でられた琉球古典音楽、「花風(はなふー)節」は深く心に染み入っていく。歌い手は知花真勲さん(七五、沖縄県出身)。本職の看板屋を営むかたわら、沖縄県人会ヴィラ・カロン支部 ...

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