リオ州海岸部で8日、何者かがペトロブラス社の油送管から油を盗もうとしたためにエストレラ川に原油が漏れ出し、6万リットル余りがグアナバラ湾にも流れ込むという事件が起きた。 この辺りがカニの生息域である事や、渡り鳥が飛来する時期でもあるため、専門家はカニなども含む動植物の生態系に影響が及ぶ可能性があると案じている。 最も深刻な ...
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《ブラジル》10月の国庫収入、前年同月比4・12%増の1318億レ=緩やかな景気回復、石油ロイヤリティが影響
10月のブラジル連邦政府の税収や、国民からの年金徴収、その他の収入の総額は1318億8千万レアルだったと、27日にブラジル国税庁が発表した。 これは、10月としては2016年以来(2年ぶり)の高い数値だ。昨年10月の政府収入は1266億6400万レ(インフレ調整済)で、今年の10月はそれよりも4・12%高かった。
続きを読む »《ブラジル》原油価格低下でペトロブラス株13%下落=コモディティ全般が下がる
原油の国際価格が急落し、石油公社ペトロブラス(PB)の業績、株価に影響が出ていると、24日付ブラジル国内各紙が報じた。 原油価格の急落は、世界経済の冷え込みへの懸念拡大と、世界供給量が需要を上回る見込みとの報道によって起きた。23日のブレント石油価格は、前日比6・07%安の1バレル=58・8ドルを記録、10月のブレント石油は ...
続きを読む »《ブラジル》株式上場304社の第3四半期の純利益総額が前年比アップ=国営5社だけで全体の19%
ブラジルの全上場企業304社の今年第3四半期毎の純利益総額が、5期連続で前年比アップしたと、19日付現地紙が報じた。 今年第3四半期の304社の純利益の総額は535億8千万レアルで、前年同期比で25・7%増だった。このデータは調査会社エコノマチカ社によるもので、成長は、主に国営企業が牽引している。
続きを読む »《ブラジル》連邦上院議会=配電会社の民営化規定法案を否決=アマゾナス州配電会社は閉鎖の危機
ブラジル連邦上院議会は16日、電力公社エレトロブラス傘下の配電会社の民営化規定改定法案を、賛成18、反対34で否決したと、16、17日付現地紙各紙・サイトが報じた。 同法案は配電会社の民営化を容易にするためのもので、下院では既に承認されていたが、上院否決により事実上の棚上げとなった。また、否決により、今月25日に入札が予定さ ...
続きを読む »《ブラジル大統領選》ボルソナロ氏が電力公社の民営化に否定的発言=株価は一転急落し、2・8%減=経済政策、実は対抗のハダジ氏と変わらず?
大統領選第1次投票で得票1位となったジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)が9日夜、電力公社エレトロブラス社の民営化に否定的な見解を示した事で、翌10日のブラジル株式市場は公社株を中心に大きく下げ、サンパウロ市平均株価指数(Ibovespa)は前日比2・8%ダウンの8万3679・11ポイントでひけたと、11日付現地各紙 ...
続きを読む »《ブラジル》現政権最後の油田入札=4区画で68億レの収益=空港やエレトロブラスは?
国家原油庁(ANP)が28日に岩塩層下の油田の競売の開札を行い、総額68億レアルの落札謝礼金を受け取る事になったと同日付現地紙・サイトが報じた。 岩塩層下の油田の入札は現政権では最後で、リオ州沖のサントス堆積盆地にある油田三つとカンポス堆積盆地にある油田一つが対象となった。
続きを読む »《ブラジル》7月の政府税収が前年比13%増記録=歳入額予想を上方修正か
5月末のトラックストの影響も克服し、7月の連邦政府の税収や諸収入の合計額が、昨年同月比で12・83%増(インフレ調整済み数値)になったと23、24日付現地紙・サイトが報じた。
続きを読む »《ブラジル》パウリニアの製油所で爆発事故=死傷者はゼロだが生産停止
サンパウロ州内陸部パウリニアにある、ペトロブラス社最大のレプラン製油所で20日に爆発事故が発生。石油精製は全面的に中止されたが、21日には従業員も勤務に復帰と21日付現地紙、サイトが報じた。 レプラン製油所での爆発事故は、20日午前1時頃、発生した。最初の爆発は、ゼオライト(沸石)などの触媒を利用して原油を分解、蒸留してガソ ...
続きを読む »7月のIGP―Mは0・51%、12カ月累積は8・24%上昇=原油高、為替、トラックストが影響か
賃貸住宅の家賃契約の際、または年次調整の際の指標として使われる総合市場物価指数(IGP―M)の7月の指数が0・51%だったと、7月30日に発表された。(IGP―Mは、前月の21日からその月の20日までで算出されるが、6月21日~7月20日の指数を便宜上、「7月のIGP―M」とする) 6月のIGP―Mは1・87%だったので、イ ...
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