ニッケイ新聞 2012年2月10日付け 国連食糧農業機関(FAO)が9日、1月の世界の食料価格指数が前月比4ポイント上昇し、214となったと発表した。9日付G1サイトなどによると、今回の価格指数上昇は、主要生産・輸出国であるブラジルなどの天候不順が最大の理由と考えられている。 昨年7月以降、下降傾向にあった食料価格指数が約2 ...
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港での爆発に原油漏れ=ペトロブラスの事故続く
ニッケイ新聞 2012年2月1日付け リオ州の港で1月30日朝、作業員1人が死亡、2人が負傷という爆発事故が起きた。 1月31日付伯字紙などによると、爆発が起きたのは10時半頃で、詳しい原因は調査中だが、ペトロブラス社の製油所に運び込むはずの派生品が漏れ、雨水などの処理施設に流れ込んで気化、事故に遭った3人が保守作業を行おう ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2012年1月31日付け 日本は狭く、鉄鉱や原油・天然ガスなどの資源もない。こうした工業資源を安く輸入し、精密で頑丈な製品に加工し世界の国々に売り捌き利益を得て暮らすという「輸出大国」が、国の基本だったし、経済界も命がけのセールス活動を繰り広げなんとか生きてきた。ところが、この「輸出大国」の看板が大地に叩きつけら ...
続きを読む »学習玩具の会社を創設=市販品に飽き足らぬ夫婦
ニッケイ新聞 2011年12月22日付け 女の子なら人形、男の子なら自動車—。こんな固定概念で固まった市販玩具に飽き足らず、学習玩具の会社を創設した夫婦がいる。 21日付G1サイトによれば、09年に〃輝く知性(メンテス・ブリリャンテス)〃と称するプロジェクトを立ち上げたのは、サンタカタリーナ州フロリアノポリスに住むジャリ・ヴ ...
続きを読む »リオ州沖で油が流出=フラーデより小規模だが=求められる適切な対策
ニッケイ新聞 2011年12月21日付け 11月に起きたフラーデ油田での原油流出に続き、リオデジャネイロ州南部のイーリャ・グランデ湾で石油掘削船からの油流出が16日に起きたと、19〜20日付で伯字紙が報じた。 19日付エスタード紙によると、今回の油流出は、イーリャ・グランデ(グランデ島)とパラチー市の間に位置するMODEC社 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2011年12月15日付け リオ州マカエで12日開催の公聴会で、シェブロン社がフラーデ油田海底での原油流出はまだ続いている事を明らかにした。流出量は徐々に減っているが完全には止ってないとの情報は、海洋汚染などを気にする人々には衝撃の内容。国家原油庁(ANP)は同海域で有毒ガスの存在も確認しており、同社の責任追及は ...
続きを読む »ペトロブラス=天然ガスの新規契約を拒否=岩塩層下の開発優先で=電力開発事業にも影響か=風力や太陽光発電は急務
ニッケイ新聞 2011年11月24日付け ペトロブラスのジョゼ・セルジオ・ガブリエリ総裁が22日、2016年までは天然ガス供給の新規契約に応じないと発表したと23日付ブラジルメディアが報じた。この決定が12月と来年3月に行われる電力開発事業への入札に影響を与える事は必至で、エネルギー計画全体の見直しも必要となりそうだ。 ない ...
続きを読む »フラーデ油田=原油の帯は大幅に縮小=罰金は2億レ超の可能性
ニッケイ新聞 2011年11月23日付け 【既報関連】リオ州沖カンポス堆積盆地フラーデ油田からの原油流出はほぼコントロールされ、海面上の原油の帯も、22日には2平方キロ程度まで縮小と22日付伯字紙サイトが報じた。 国家石油・天然ガス・バイオ燃料監督庁(ANP)によると、18日の時点ではまだ12平方キロほどあった海面の原油の帯 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2011年11月22日付け 18日付フォーリャ紙に、サンパウロ州の女刑囚が出産する場合、手錠をかけたままでの出産や足や体を分娩台に繋がれた状態での出産を強いられる事があるとあり、驚いた。病院によっては手錠を外すよう付き添いの刑務所職員に求めるところもあるが、逆に、手錠をはめないと出産の介助をしないところもあるとか ...
続きを読む »フラーデ油田=海底の亀裂から原油流出=21日にも罰金言い渡し=シェブロンもミス認める=鯨などに深刻な影響も
ニッケイ新聞 2011年11月22日付け 【既報関連】リオ州沖カンポス堆積盆地フラーデ油田での原油流出はほぼ止ったが、流出総量はシェブロン社試算を大幅に超える2700〜3千バレルと見られ、国家石油・天然ガス・バイオ燃料監督庁(ANP)は21日中にも罰金を科す意向と21日付ブラジルメディアが報じている。 ANPによると、最も流 ...
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