ニッケイ新聞 2011年4月1日付け 米国のバラク・オバマ大統領は、3月30日の演説で今後10年間で石油の輸入量を3分の1まで削減する目標を打ち出し、代替燃料であるバイオ燃料使用国例にブラジルを挙げたと30日付フォーリャ紙サイトが報じた。 オバマ大統領は、「バイオ燃料の可能性を疑う人は、ブラジルをみてください。ブラジルの車両 ...
続きを読む »原油 関連記事
値上り続くエタノール=今年3カ月間で19%も=ガソリンの使用が効率的
ニッケイ新聞 2011年3月26日付け サンパウロ州のエタノール(アルコール)の価格が今年に入ってから19%上昇しており、3月の配送元の売上も1、2月比で40%減少と24日付伯字紙が報じた。 国家原油庁(ANP)の報告によれば、2010年12月にはリットルあたり平均1・671レアルだったサンパウロ州でのエタノール価格は、今月 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2011年3月23日付け 東日本大震災の恐ろしいところは、地震から津波に派生し、畳みかけるように原発事故にまで拡大したことだ。原発事故には残念なことに「万が一」の可能性がまだ残っており、人災の感が強い。40年前の原発をそのまま稼動させていた判断の甘さ、危険性の高さを、日本国民はいま肌身で痛感している▼だがブラジル ...
続きを読む »需要増でガソリン輸入か=米国がブラジルに期待するも
ニッケイ新聞 2011年2月26日付け 世界有数の石油輸出国リビアの政変で、同国石油の8割を購入している欧州などで原油価格が高騰した事などを受け、米国がブラジルからの石油輸入を望んでいると25日付伯字紙が報じた。 リビア政変による石油供給量減少で原油価格が1バレル120ドル近くに跳ね上がった24日、石油輸出国機構(OPEC) ...
続きを読む »リビア反政府デモ続く=影響を受け原油価格高騰=ペトロブラスの株価は上昇
ニッケイ新聞 2011年2月25日付け 国際エネルギー機関(IEA)の田中伸男事務局長が22日、「北アフリカのリビアで続く反政府デモによる長期の政治的危機と原油価格の高騰は、世界経済を再び不況の中に放り投げることになりかねない」と発言したと23日付エスタード紙が報じた。 石油の埋蔵量はアフリカ最大といわれ、1日100万バレル ...
続きを読む »イビウナ庵便り=中村勉の時事随筆=11年2月21日=時々お温習を(上)
ニッケイ新聞 2011年2月24日付け 先週NHKのある番組で、東京から富士山が見える日数/年は数年前から格段に増えていると知らされた。経済が停滞しているので、空気がきれいになったと言うことだろう。少しぐらい金勘定が悪くなっても、空気が良くなった方が好ましいと思っている方々には朗報だったに違いない。環境改善と経済成長はトレード ...
続きを読む »原油埋蔵量が59%増加=トゥピからルーラに名前変更
ニッケイ新聞 2011年1月4日付け ペトロブラスは29日、トゥピ領域の岩塩層下原油とガスの予想生産量が65億バレルであることと油田の名称をルーラに変えることを発表した。これに対しDEMは、連邦裁判所に変更の取り消しを申請するつもりと12月30、31日付伯字紙が報じた。 報告書によると、ルーラ領域は65億バレル、セルナンビ領 ...
続きを読む »南西石油が重油流出事故=過失の疑いで家宅捜索
ニッケイ新聞 2010年11月10日付け 【沖縄タイムス】西原町小那覇の沖合で、石油タンカーが桟橋に接触し重油が流出した問題で、中城海上保安部は2日、業務上過失往来妨害の疑いで、同町小那覇の南西石油と金武中城港の沖合に停泊中の同タンカーを家宅捜索し、安全対策に関するマニュアルなど書類計33点を押収した。 同保安部などによると ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2010年9月4日付け ブラジル内では原油価格をいくらに設定するべきかの議論が行われていた2日、メキシコ湾で米国のMariner Energy社のプラットホーム爆発事故が発生した。海底油田は各国企業が触手を伸ばす宝庫だが、メキシコ湾では4カ月かけて原油漏出を止めたばかり。ブラジル沿岸にも石油採掘用のプラットホーム ...
続きを読む »原油流出事故の損害大=ブラジルにも悪影響広がる=原因追求して予防策へ
ニッケイ新聞 2010年7月24日付け アメリカ史上最悪の環境汚染と言われる、今年4月に米国ルイジアナ州のメキシコ湾沖合で発生した英BP石油プラットフォームの爆発による原油流出事故で、アメリカを始め各国では環境法を重視して油田開発での規制を強化している。ブラジルでも、今年2千億ドルを投資しての大型事業も計画していた国営石油会社 ...
続きを読む »