原油の国際価格が高騰していることで、ブラジルの石油公社ペトロブラス社の業績が上がっており、今年第1四半期の決算は昨年同期比56・4%増となる69億6千万レの黒字を計上したと、9日付現地各紙が報じた。 これは、四半期決算の結果としては、76億9千万レアルの黒字を計上した13年第1四半期以来の好結果だ。14年に連警のラヴァ・ジャ ...
続きを読む »原油 関連記事
《ブラジル》原油価格高騰でロイヤリティ増=産出自治体は財政好転へ
国際原油価格が7日、ブレント原油1バレル=75・64ドルの値をつけ、2014年11月につけた1バレル=75・89ドル以来の高値となったと、7、8日付ブラジル国内紙・サイトが報じた。 NY市場で取引される原油も、7日は1バレル=70・51ドルをつけ、14年11月以来、初めて1バレル=70ドルラインを突破した。
続きを読む »《ブラジル》石油開発区域内にサンゴ礁=アマパー沖は動植物の宝庫
2013年にフランス系のTotal社らが落札したアマパー沖の石油開発鉱区内に、動植物の宝庫ともいえるサンゴ礁がある事が判明し、自然保護団体のグリンピースや連邦検察庁が、国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)に開発許可を与えないように求めていると18、19日付現地地サイトが報じた。 グリンピースによると、アマゾン川河口から ...
続きを読む »《ブラジル》石油、天然ガスの開発入札を実施=22鉱区総額で約80億レアル=昨年の倍以上で最高額を更新
1999年以来15回目となる、石油や天然ガスの開発権の入札が3月29日に行われ、22鉱区が総額約80億レアルで落札されたと、3月29、30日付現地紙・サイトが報じた。 この金額は、最低入札価格の7・2倍以上であるだけでなく、前回の17年9月に記録した約39億9千万レアル(インフレ調整済)の2倍以上となる、史上最高額だ。
続きを読む »ジェトロセミナー=中南米は企業活動に優位に=中道政権にドミノ倒しで=大統領選や貿易協定に注目
日本貿易振興機構(ジェトロ)サンパウロ事務所とブラジル日本商工会議所が共催する「中南米ビジネスセミナー」が14日、サンパウロ市内ホテルで開催された。中南米に拠点を置く同機構駐在員が一堂に集う機会を活用し、各国の経済やビジネス概況、産業動向、通商協定などが説明された。今年は中南米主要国で大統領選挙を控え、政治動向に注目が集る。そ ...
続きを読む »《ブラジル》燃料価格が安くなるかも?=燃料税変更の可能性を財相が示唆
米国ニューヨークを訪れているブラジル財相のエンリケ・メイレレス氏が7日、記者団に対し、ブラジル政府は燃料税を下げる事を検討していると明かした。 ブラジル国内のガソリンや家庭用液化天然ガス(GLP)の価格は、ブラジルの石油公社ペトロブラス(PB)社が原油の国際価格の変動に合わせて、独自に設定しているが、消費者が負担する価格には ...
続きを読む »《ブラジル》エタノールの輸入量が輸出量を上回る=国内消費もガソリンに押され
ブラジル国家原油・天然ガス・バイオ燃料庁(ANP)の調べによると、ブラジルでは昨年、2004年の調査開始以来、初めて、エタノールの輸入量が輸出量を上回ったと、3、5日付現地紙・サイトが報じた。 これは、米国産エタノールの競争力がブラジル産を上回り、ブラジル北東部でのシェアを奪った事と、ブラジル国内のエタノール生産部門の投資が ...
続きを読む »《ブラジル》ガソリン13週連続値上がり=エタノールも1㍑3レアル突破
ブラジル国家原油庁(ANP)は29日、1月20日から27日までの1週間の、全国459カ所でのガソリン販売所のガソリン、ディーゼル油、エタノールの平均価格を発表したと29日付現地サイトが報じた。 この間、ガソリン平均価格は1リットルあたり4・183レアルから、4・198レへと0・35%上昇し、13週連続の値上がりとなった。
続きを読む »《ブラジル》家庭用ガスボンベ=今後3カ月おきに値段調整=ペトロブラスが価格設定方式を変更
石油公社ペトロブラス社は18日、昨年6月から12月まで、毎月(9月は2回)変動させていた家庭用13キロ入りガスボンベ(ボチジョン)価格を、今後は3カ月おきの見直しにすると発表したと、19日付現地各紙・サイトが報じた。 原油国際価格の変動に応じて、家庭用液化天然ガス(GLP)とボチジョンの価格を毎月見直すとの方針を発表して以来 ...
続きを読む »17年ブラジル貿易=670億ドル超の黒字計上=今年初日、2日の株式も史上最高値を記録
通商産業開発サービス省(Mdic)は2日、昨年の貿易収支が前年比40・5%増の670億100万ドルの黒字を記録したと発表したと、3日付現地各紙が報じた。 670億ドルを超える黒字は、1989年の統計開始以来、最大だ。
続きを読む »