ニッケイ新聞 2007年10月30日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】ジェットゥリオ・ヴァルガス財団は二十八日、ブラジル経済の代表的産業が従来の製造業からアグリビジネスと鉱物採掘業に代わったと発表した。そのためインフレのバロメーターとされるIPA(卸売り物価指数)に占める要因も、大きく変わったという。 二〇〇八年 ...
続きを読む »原油 関連記事
エクアドル=ペトロブラスに新規採掘を認可
ニッケイ新聞 2007年10月27日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十五日】エクアドル政府は二十四日、二十七カ月間も棚ざらしにしたペトロブラスの同国領域における原油開発プロジェクトに認可を付与した。同プロジェクトは、アマゾン熱帯雨林のエクアドル領第三一ブロックにあり、環境団体によって開発を阻止されていた。 大勢は環境保 ...
続きを読む »守りきれるか、トップの座=エタノール生産に衆目集まる
ニッケイ新聞 2007年10月25日付け 十五日付けフォーリャ紙コラムに、二〇〇五年に来伯したノーベル賞受賞者が「近い将来ブラジルはエタノール部門でのリーダーシップを失う」と言い、世界中の専門家も同意と書かれていた。ブラジルが広大な土地と過去に培ってきた技術の上に安住していれば、他国の技術発展により、いつの日にかその栄光を失う ...
続きを読む »上昇続ける原油価格=ブラジル経済には影響なし
ニッケイ新聞 2007年10月18日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日、十七日】今月八日以来上昇し続けている原油の先物取引価格が、十六日のニューヨーク市場で一バレル八七・六一ドルを記録した。この価格はさらに上昇すると見られ、イラン革命前年の一九八〇年に記録した九〇・四六ドル/バレルを更新し ...
続きを読む »バイオディーゼルが座礁=二%混合に七〇%不足
ニッケイ新聞 2007年10月9日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙七日】バイオディーゼルの生産が遅々として進まないことで政府と業者は、二〇〇八年度での混合計画は実現困難との見通しに至った。法令では二〇〇八年からディーゼル油へのバイオ燃料二%混合を義務つけた。 それには、七億二〇〇〇万リットルのバイオ燃料が必要である。AN ...
続きを読む »エクアドル政府=外資系企業に99%配当命令=動きだした革命政権=天然資源は国民のもの=大衆迎合に走る南米諸国
ニッケイ新聞 2007年10月6日付け 【BBC通信五日】エクアドルのラファエル・コレイア大統領は四日、同国で原油採掘に従事するペトロブラスなど外資系企業の政府への配当率を従来の五〇%から九九%とする法令を発令した。同大統領の就任以前は、純益の折半ということであった。外資系企業の代表は、新規制定の法令が事実上の接収であると驚い ...
続きを読む »バイオ燃料=コモディテイを下支え=来るか食糧インフレ
ニッケイ新聞 2007年10月3日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】農産物コモディテイ相場の上昇により、アグフレーションという新語が生まれたとICONEが伝えた。新語は農産物が高止まりし、従来の需給法則が機能しないという意味に使われる。これはバイオ燃料が、コモディテイ相場の底支えをしているからだと政府は見る。 これ ...
続きを読む »ボベスパ、金融危機を克服=最高値を更新=米政策金利引き下げで=注目は鉱山、エネルギー
ニッケイ新聞 2007年9月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】サンパウロ市証券取引所(Bovespa)は二十四日、最高値を更新し、米不動産ローンに端を発した金融危機を克服した。株価指数は一・五九%上げ、五万八七一九ポイントにつけた。金融危機が始まった七月十九日から昨二十四日までの利幅は一・〇二%。今年に入って ...
続きを読む »会議所、各部会長シンポ=おおむね「景気いい」報告=世界の成長にともなって
2007年8月16日付け ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)は、「二〇〇七年上半期の回顧と下半期の展望」をテーマに、業種別部会長シンポジウムを三日、開催した。十一部会からの報告と移転価格税制の説明が行われ、西林万寿夫在サンパウロ総領事が総評。各部会での要点をまとめる。 【コンサルタント部会】現状認識として、世界景気は、年四 ...
続きを読む »東西南北
2007年8月14日付け ロイター通信は十二日、原油がバレル当たり一〇〇ドルに高騰するのも時間の問題と報じた。キューバのカストロ首相はグランマ紙で、米国の後押しでバイオ燃料が日々市場支配を強めていると警告した。ベネズエラのチャベス大統領は「ルーラ大統領のエタノールと覇を競うことはない。なにしろカリブ海沿岸で使うエネルギーは二〇 ...
続きを読む »