2007年4月13日付け 在日ブラジル人の子弟教育の一助に――。東京外国語大学多言語・多文化教育研究センターは、在日ブラジル人児童向け教材開発プロジェクト「プロジェクト・トゥカーノ」を推進している。日本語を苦手とする子供が、算数や漢字を日本語でわかりやすく学ぶための教材を作成。一日から「足し算と引き算」と、小学校一年生から三年 ...
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■ひとマチ点描■あの艦隊から42年
2007年4月11日付け 「夢のうちに過ぎましたよ」――。1965年8月31日、戦後はじめてとなる日本の海上自衛隊練習艦隊がサントス港に寄港した。「あさづき」「てるづき」「むらさめ」「ゆうだち」の4隻、1200人の隊員を迎えようと、この日、3万人に上る在伯日系人が埠頭に足を運んだことを覚えている人も多いだろう。 「埠頭に人が ...
続きを読む »「親しみ感じない」3割も=外務省が対伯世論調査=今後の2国間のあり方探る=国外犯処罰報道が影響か
2007年4月10日付け 移民百周年を翌年に控えて二国間のあり方をさぐる材料にするため、日本国外務省は調査会社に委託して今年二月、日本全国の成人男女二千人に対して「日伯関係に関する意識調査」を行った。「より一層関係を良くするべきである」が45%を占め、相互理解を促進すべき分野として「文化」「スポーツ」「経済」などが挙げられた一 ...
続きを読む »CIATE=田尻慶一専務理事が帰国=後任は元ヴァリグの佐倉氏
2007年3月29日付け 国外就労者情報援護センター(CIATE)の田尻慶一専務理事が三年の任期を終えて三十日に帰国するにあたり、二十七日昼、同会議室にセンター役員ら約三十人が集まり、送別会が行われた。同時に後任の佐倉輝彦氏(66、福岡県出身)が紹介された。 一九六一年から六四年までウジミナス立ち上げに来伯奮闘し、七二年から ...
続きを読む »大耳小耳
2007年3月24日付け 比嘉エバリスト神父は、浜松市でグルッポ・エスペランサ(希望)というボランティア団体の代表として九五年以降、毎週末、路上生活をする日本人約百二十人へおにぎり、野菜、スープ、お茶、衣類などを支給する活動をしている。メンバー大半はブラジル人だという。在日ブラジル人の福祉向上に顕著な功績があったとして、〇二年 ...
続きを読む »伯政府=全省体制で百周年へ=2月に新大統領令発効=18省庁から25へ大幅増=山中氏が農業部会統括に
2007年3月23日付け 今月十六日にマリンガ市で行われた伯外務省とパラナ日系社会との百周年に関する会合で、アジア・オセアニア二課のフランシスコ・マウロ・ブラジル・デ・オランダ課長が、日本移民百周年国内組織委員会の進展状況を説明した。同委への参加省庁は、これまでの十八から二十五省庁へ大幅に増加。また、七作業部会の具体名と、その ...
続きを読む »「あと9カ月で始まる」=パラナ百周年=マ市で伯外務省と初会合=州内各地が構想アピール=いずれ大統領が発足式を
2007年3月20日付け ブラジル外務省とパラナ日系社会との百周年に関する初会合が十六日、パラナ州マリンガ市のマリンガ大学センター(Cesumar)講堂で開催され、北パラナを中心に約三十市の日系団体代表ら約百五十人が参加し、三時間にわたって会場は熱気に包まれた。完成すれば海外最大規模となるマリンガの日本庭園、日本移民のテーマパ ...
続きを読む »日伯経済パートナーシップ賢人会議が発足=動き始めた21世紀協提言=経済分野で具体化探る
2007年3月8日付け 日伯の経済界関係者による「日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議」が今月発足した。両国有識者による「日伯二十一世紀協議会」が昨年まとめた両国の将来についての最終提言書のうち、経済分野に関する優先課題を選定するもの。今年五月にサンパウロで第一回目の会合が開かれる見通しだ。二〇〇四年の小泉純一郎首相来伯、翌 ...
続きを読む »にぎわった日本館ひな祭り=イナウグラソンに150人=JET合格者も抱負語る
2007年3月7日付け サンパウロ市イブラプエラ公園内の日本館で二日、在サンパウロ日本国総領事館、ブラジル日本文化福祉協会、JET・BRASILの共催で「ひな祭り」のイナウグラソンが行われ、今年派遣のJETプログラム合格者の発表、紹介が行われたほか、太鼓や、三味線、着物の着付けが披露された。会場には、関係者ら約百五十人ほどが出 ...
続きを読む »大耳小耳
2007年2月27日付け 全伯の大学受験生の学力を測るENEMで昨年、サンパウロ市内で十四位の成績をおさめた赤間学院。生徒には有名大学への進学者も多く、伝統的に数学に強いことで有名だ。こんな赤間学院、赤間エウザ学院長によれば、同校で物理を教える優秀な物理教師が以前、「他の学校から二倍の給料で勧誘された」ことがあったそうだ。しか ...
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