12月16日(火) 【東京支社】七日、群馬県大泉町のブラジリアンプラザ二階に移民記念館がオープンした。ブラジル移民が始まり九十五年の歳月が流れ、また日系人の母国就労が本格化して十五年がたった今、日系人と日本人の手作りの移民記念館が出来た。 入り口には第一回移民船「笠戸丸」の大きな写真が飾られている。館内には日本人移民の足跡を ...
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デカセギ=残した子供に送金せず?!=中川さんが親の怠慢批判
12月5日(金) デカセギ子弟の問題などを研究している心理学博士、中川キョウコさんの講演が先月、静岡県浜松市で開かれた。デカセギ四十四家族の子どもでサンパウロの公立学校に入学した七十人の実態調査をもとに、デカセギの親の三割は在伯の子どもたちに送金をしていないなどと発表。また、在日ブラジル人弁護士が法的手段を講じるなど、デカセギ ...
続きを読む »愛知に移民記念館誕生=日伯間人流を一挙に展示
12月3日(水) 「日本からブラジルへ そして、ブラジルから日本へ」――。在日ブラジル人たちの手により、愛知県小牧市と群馬県大泉町に移民記念館が誕生する。在日ブラジル人起業家協会が提案、ブラジルに移民した日本人たちの写真、ここ十五年間のデカセギ現象にまつわる書類などを展示する。十一月二十九日付、インターナショナル・プレス・オン ...
続きを読む »在日外国人問題扱う好著=日本の中の〝世界〟を考察
11月26日(水) 【東京支社】在日外国人問題を問い続ける、原尻英樹・静岡大学教授の著書『日本のなかの世界』。在日外国人の生活実態を当事者の眼差しでとらえ、日本人との関わりについて客観的に分析する原尻氏のような研究は、この問題が一般的になった現在でも、あまりみることはできないという。 本書は横浜中華街、大阪生野区(済州島出身 ...
続きを読む »警視庁=巡査部長ら5人が研修=ポ語や生活習慣を学ぶ
10月30日(木) ポルトガル語やブラジルの生活習慣を学ぼうと、ブラジル人居住者の多い静岡、岐阜など五県の巡査部長、巡査長、巡査が今月五日からサンパウロ市に滞在している。 清水観巡査部長(静岡県)、佐伯貴生巡査長(東京都)、今井祐樹巡査長(岐阜県)、関浩太郎巡査(長野県)、加藤尚志巡査(三重県)の五人で、十一月末まで市内の語 ...
続きを読む »円高で銀行に殺到するデカセギたち
10月10日(金) 先週、日本円と米ドルの為替相場の変動により、円高ドル安傾向が進んだことで、在日ブラジル人たちが米ドルへの換金や家族への送金をしようと銀行に殺到している。交換額に制限のある銀行では、ドル紙幣が不足する事態に巻き込まれているという。四日付、インターナショナル・プレス・オンラインが報じた。 在日三年になるマルシ ...
続きを読む »在日ブラジル人=上半期の検挙件数半減=薬物逮捕人数では1位=少年犯罪もなぜか半減=「減った原因は不明」
10月3日(金) 今年上半期の在日ブラジル人の検挙件数が、前年同期比で半減している。憂慮される少年犯罪も昨年上半期の八三九件から、今年は三二八件と半分以下になった。ただし薬物事犯検挙人員では、イラン人を抜いて不名誉な一位に。激減した理由はよく分らない状態であり、単純には喜べない状態のようだ。 警視庁の『来日外国人犯罪の現状( ...
続きを読む »それぞれの感性でブラジル見る=全伯の研修先から集合―交流協会生35人中間発表
10月2日(木) ブラジル日本交流協会(山内淳会長)は、九月十九日から二十一日にかけて、日本語普及センターを会場に「第二十三期研修留学生中間研修発表会」を行った。ブラジル全土から三十五人が集い、半年にわたる研修を十分間でスピーチ。北はマナウス市、南はポルト・アレグレ市に散らばる各研修生たちが日常生活に加えて、研修地、研修先の様 ...
続きを読む »群馬県大泉町=育て! 日伯の架け橋に=日系ブラジル青少年祭
10月2日(木) 【東京支社】九月二十八日午後一時から群馬県邑楽郡大泉町の文化村大ホールで、NPO大泉国際教育技術普及センターは、クルーべ・ド・ブラジルとブラジル人を支援する会と共に「平和」と「グローバリゼーション」をテーマに第二回日系ブラジル青少年フェスティバルを開催した。 ブラジル大使館をはじめ太田市、大泉町、群馬県防犯 ...
続きを読む »デカセギ=永住資格者が激増=法務省統計=昨年末で3万人超=高い定住志向裏付け
9月27日(土) 昨年末時点で、日本の「永住者」資格をとったブラジル人の数が三万一〇〇〇人を超えていたことが、今年五月に法務省入局管理局が発表した統計で分った。永住者が在日ブラジル人全体の一割以上を占めるにいたり、デカセギの日本定住傾向を裏付けるデータとなった。この数は五年間で十二倍と急増しており、今後しばらくはこの傾向が続く ...
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