大阪・サンパウロ姉妹都市協会(吉川秀隆会長)が2月に主催した「第5回ポルトガル語スピーチコンテスト」の優勝者・嶋村知恵さん(33、静岡)が、親善大使として先月25日に来伯した。9月8日までの約2週間、語学研鑽も兼ね病院訪問や観光を行なう。 地元は在日ブラジル人の多い静岡県浜松市。医科大学卒業後、看護師として働いていたが、以前か ...
続きを読む »在日ブラジル人 関連記事
在日日系社会の教育意識=エスコーラ・フジの場合=(4)=外国籍だと義務教育の対象外=高校は入っても難しい大学
フクヤマ校長は「ここをレフージオ(避難所)と思っている親もいるかもしれないが、〃学ぶ場所〃」と断言する。 現在の日本の法律では外国籍の子は義務教育の対象外となっており、また、「一条校」(学校教育法の第一条に掲げられた教育施設。外国人学校は該当しない)が提供する教育以外は義務教育と認められていない。 つまり、外国籍の子が公立小中 ...
続きを読む »日伯の医師免許持つ夫婦=松崎信二郎、会理子さん=在日ブラジル人支援にも活躍
在日ブラジル人に頼りにされる日系医師夫婦がいる。外科医の松崎信二郎さん(50、二世)と妻で小児科医の会理子さん(48、東京)で、二人とも日本とブラジル両国の医師免許を持ち、首都圏の病院に勤務する。一時帰国中の11日、二人に話を聞いた。 「一般受診者なら1人5分だけど、ブラジル人は30分。言葉の問題で普段は病院を敬遠して、不安を ...
続きを読む »たま駅長にみる日本の矛盾
「ほら、可愛いでしょ」と猫好きの知人に見せられたのは、和歌山県貴志駅の駅長「たま」の写真。07年に〃駅長に任命〃されて以来、一躍人気者となり、6月に亡くなるまで同地に11億円に上る経済効果をもたらしたというまさに招き猫。葬儀には国内外から3千人が参列し、その旅立ちに涙した▼しかし、こうした一見動物好きな民族の微笑ましい光景も、 ...
続きを読む »日本は菜食「者」嫌い?
本紙サイトにのみアップしている編集部ブログで、ベジタリアン(菜食)の女性職員が「ブラジルにおける菜食事情」をレポートした所、結構な数のアクセスがあった。「肉食国家ブラジルで菜食が盛ん!?」という意外性が関心を惹いたのだろうと思う▼「沢山読まれて良かったね」と労うと、「うん、でも結構きついコメントもあって…」と顔を曇らせた。本紙 ...
続きを読む »日本祭り=「三重県の魅力感じて!」=『阿修羅』の忍者ショー=特産品展示、観光案内も
『第18回日本祭り』参加のため、三重県(鈴木英敬知事)から職員3人と同県伊賀市に本部を置く忍者集団「阿修羅」の4人が来伯した。同県では観光客誘致を目標に海外展開を行なっており、D13ブース(アキバスペース近く)で県の魅力を伝える観光案内を行なう。迫力満点の忍者ショーも必見だ。 同県ではブラジルとの交流を強化しており、2013年 ...
続きを読む »大耳小耳
日本のプロ野球独立リーグ、四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスが1日、公式サイトで藤川球児投手(34)の入団を発表した。かつて阪神で活躍した同選手は、米大リーグのカブス、レンジャーズに所属した後、次なる舞台に出身地の高知を選んだ。同球団には水野龍の孫、ジョナタン正一さんが今も練習生として所属している。同じ投 ...
続きを読む »川目弁護士の法律アドバイス=日本人の「泣き寝入り」=明白な違法行為サービス残業
ドイツの法律家であったイェーリングという学者は「権利のための闘争」という書籍のなかで、個々人が与えられた権利を積極的に行使することの重要性を説いています。彼はここで、大要次にように述べています。「法により権利として保障されているからと言って、その地位に甘んじ、しかるべきときにその権利を行使しなければその価値はどんどん錆びついて ...
続きを読む »在日ブラジル人被災支援へ=行政書士会が領事館と協定
【共同】静岡県行政書士会は6日、地震など大規模災害が発生した際に在日ブラジル人の被災者支援に当たるため、浜松市にあるブラジル総領事館と協定を結ぶと発表した。11日に領事館で協定書を締結する。 行政書士会によると、在日領事館と災害時協定を結ぶのは全国でも珍しい取り組み。浜松市には3月1日現在、約8700人のブラジル人が暮らしてお ...
続きを読む »曽野綾子氏に在京大使反論=日本移民は文化残して統合=駐日ブラジル大使=アンドレー・コヘイア・ド・ラーゴ(Andre Correa do Lago)
曽野綾子氏が2月11日付け産経新聞に掲載した「労働力不足と移民」をテーマにしたコラムを発表し、移民導入を肯定する論調の中で、南ア首都にある白人用マンションが人種差別廃止以来、黒人が済み始めどんどん一族を呼び寄せて一区画に20、30人住みだし、使いすぎて水が出なくなり白人が逃げだした事例を挙げて、《人間は事業も研究も運動も何もか ...
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