日本のブラジル学校は日伯いずれの政府からも公的な支援が受けられず、経済面でも教育の質の面でも課題を抱えていた。しかし09年7月より、ブラジル政府とブラジル銀行が400万ドルの費用負担をし、日伯政府が協力し4年半にわたって「遠隔教育による在日ブラジル人教育者向け教員養成講座」を開講し、昨年末、205人が教員免許を取得して卒業した ...
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川目弁護士の法律アドバイス=日本ではここに気をつけて!
弁護士法人川目法律事務所代表 川目武彦(かわめ・たけひこ) 1978年生まれ、埼玉県川越市出身。埼玉県立川越高校卒、上智大学法学部法律学科卒。2004年に司法試験に合格し、09年に弁護士法人川目法律事務所(浦和)を設立。その後、東京都、千葉県にも事務所を設立。13年に開設した群馬の事務所にはポ語通訳を置き、在日ブラジル人にも対 ...
続きを読む »川目弁護士の法律アドバイス=日本ではここに気をつけて!=車を交換したら名義移転を
日本でブラジル人の方からの法律相談を受けていると、日本では当然と思っていることが、ブラジル人にとってはそうではないことがあると分かります。 例えば日本でも、物と物とを交換する「交換契約」という法律行為をすることはできますが、日本では、現実的には交換契約が締結されることはほとんどありません(不動産などを除く)。個人間での売買でさえ ...
続きを読む »湖西市女児自動車事故=山岡夫妻「理子に申し訳ない」=在日コミュニティに懸念広がる
ニッケイ新聞 2014年4月23日 【既報関連】05年10月に静岡県湖西市で山岡理子ちゃん(当時2歳)が死亡した自動車事故に関して、事故後に帰伯していた日系人の藤本パトリシア被告に対する控訴審の判決が14日に出た。サンパウロ州高等裁は、2年2カ月の禁固などを命じた昨年8月の一審判決を覆し、「時効」を認める判決を下した。 この件 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2014年3月28日 川目武彦弁護士によれば「日本の弁護士は今ひっ迫している」。というのも、産業界の要請で法科大学を増やした所、弁護士の数が増えすぎたせいとか。そうでなくても外国人支援に踏みこむ人は少ないのだから、司法サービスから疎外されがちな在日ブラジル人を支援する川目さんは、貴重な存在だ。「弁護士が増えた分、 ...
続きを読む »早大・上智大から研修生=スザノ日伯学園で交流
ニッケイ新聞 2014年3月26日 先月10日、群馬県大泉町のブラジル人学校でボランティアを行う早稲田大学の公認団体「ノーヴァ・エスペランサ」から上智大の尾崎由香(19、大阪)、早大の長岡彩香(22、東京)さんが来伯し、スザノ日伯学園で1カ月間交流を行った。 NPO法人「NGOブラジル人労働者支援センター」が昨年から始めた派遣事 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2014年3月26日 「NGOブラジル人労働者支援センター」の加藤仁紀理事長は、学生時代は海外移住研究会に所属、その後南米銀行に就職、退職してからは在日ブラジル人の支援活動を始めるなど当地に縁の深い人物。同団体のサイトにある加藤さんの挨拶によれば、貧しかった敗戦後の幼少時代、ブラジル日系社会から届いた配給物資にい ...
続きを読む »パラナ経済使節団が出発=西森州議、交流さまざま
ニッケイ新聞 2014年3月25日 パラナ日伯商工会議所による「第41パラナ日伯友好経済使節団」(西森ルイス団長=連邦下議)27人が20日、当地を出発した。30日まで日本に滞在し、東京や兵庫県等で交流を行う。 東京では麻生太郎副総理や河村健夫衆議、岸信夫外務副大臣と面会し、来年に控える「日伯修好120周年」「北パラナ入植百周年」 ...
続きを読む »コシノジュンコ企画=日伯児童がアート交流展=被災者への追悼を込め
ニッケイ新聞 2014年3月13日 大竹富江インスティチュートで矢柳剛氏との合同展『Opa! 陽気な黙示録』を開催中のデザイナー、コシノ・ジュンコさんプロデュースによる日伯交流企画「かたつむりアート」が7日、同施設で実施された。 「かたつむりアート」とは、芸術家の矢柳さんがデザインした、中央をつまんで持ち上げるとカタツムリのよう ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2014年3月12日 毎日新聞1日付けに「在日外国人 子供の不就学1万人『国際人権規約に違反』」との記事が出ていた。記事によれば、日本に住む小中学齢期の外国籍児童約10万1500人の4割弱が日本の学校に通っていない。その多くが、文科省が正規の学校と認めていない外国人学校などに在籍するが、1万人以上は完全に不就学状 ...
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