4月21日(水) 十七日のブラジル日本文化協会(上原幸啓会長)の定期総会で、二〇〇三年度会計報告と本年度予算はすんなりと承認されたが、実際の内容は決して誉められたものではないようだ。その詳細を検証してみた。 ■一〇万の赤字の処理■ まず、〇三年度の収入は二一三万八三九二レアル、支出は二二四万四二四六レアルで、赤字額は一〇万五 ...
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大豆生産地、北東伯へ=南部生産者の前線進出
4月14日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】南部の農業生産者がマット・グロッソ州やセラード地帯を征服し、今度は大豆生産地を求めて北部と北東部へ進出を始めた。マラニョン州サンルイスのイタキ港から大豆を積み出す計画のもとに、パラー、トカンチンス、マラニョン、ピアウイーの諸州が注目を浴び地価が急騰した。 南部出身の農業生 ...
続きを読む »東西南北
3月27日(土) リオ州で恐喝事件が今年一、二月の二カ月間で百八十二件記録された。この数は前年比二五〇%の増加で、警察や公務員、同州の刑務所で服役中の者による恐喝も含まれる。被害者の中にはプリペイド式携帯電話のカードを要求された商店主や、爆弾を仕掛けたり、生徒の登校を妨げると脅された学校経営者がいる。麻薬密売の取締り強化が密 ...
続きを読む »ソリーゾ市=大豆で成長=労働者の平均月収2000レアル=MT州
3月25日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十四日】マット・グロッソ州ソリーゾ市は、クイアバ市から北へ四百六十キロメートル地点にある大豆黄金郷だ。市の経済成長率は一三%の活況。 大豆の植え付け面積は五十九万ヘクタール、大豆生産者は千六百人。一郡当たりの植え付け面積は、世界最高。ヘクタール当たりの生産は、平均で五十五俵。今 ...
続きを読む »具志堅長官が閣内確執収拾=農相 企画相ののしる=港湾ストで農産物輸出停滞=閣僚の個人的発言禁止
3月24日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】閣内確執に終止符を打つためルーラ大統領は二十二日、政府要人の政策批判や意見の相違を外部で公言することをけん制した。具志堅ルイス広報長官は与党党人や議員、政府高官に個人的意見としての発言を禁じ、政府の統一見解としての言動をわきまえるよう指示した。港湾ストにより農産物輸出 ...
続きを読む »牧畜融合させる農業=パラナ州南西部の行き方
3月24日(水) 最近の『パラナ新聞』によれば、パラナ州の農業に新しい動きがある。農業と牧畜を融合させる営農だ。 同州南部および南西部の小麦生産は一種の博打であり、十年のうち収益が上がるのは二~三年で、あとは収支とんとんか欠損だという。 そこで現在提唱されているのが農業と牧畜の融合策。農場の一部を牧畜用に永久草地とし、夏場 ...
続きを読む »軍が森林破壊阻止=アマゾン=IBAMA監視員不足補う
3月23日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】ブラジル軍がアマゾンの森林破壊阻止に向けて活動を始める。現在、情報収集活動に協力してきた軍は、森林破壊阻止そのものにその活動範囲を広げることになる。 軍の森林破壊阻止活動への参加は、アマゾン森林破壊予防・管理活動計画の一端を成す。十一の省庁の代表者グループが八カ月かけてこの計 ...
続きを読む »今週末の催し
3月20日(土) 秋の蘭展、二十日午前九時~午後五時、、文協ビル。二十一日(日)も開催。 □ 救済会(憩の園)定期総会、二十日午前九時、本部(文協ビル)。 □ 講演会「痴呆症の理解と介護」、二十日午後一時半、サンパウロ福音教会(トマス・カルヴァリャル街四七一)。 □ カロン文協慈善バザー ...
続きを読む »肥沃の大地北パラナを行く(三)=県連ふるさと巡りの旅=巨大なアルコール精製・精糖工場=グループ岡本カンナのカスで発電も
3月18日(木) 街道沿いには大豆とカンナ畑が延々と続くなか、ゴイオエレ市に到着した。同市はインヂオ語で「きれいな水」、昔は清流が流れていた。一行が泊まったダイマルホテルのすぐ近くに同族のスーパーダイマルがあり、日系人が頑張っている。 ゴイオエレ日本人会(オタニ・エドゥアルド会長)との交歓夕食会はホテルのレストランで行われた ...
続きを読む »肥沃の大地北パラナを行く(一)=県連ふるさと巡りの旅=すでにカフェ樹海なく=大豆とカンナが主体
3月16日(火) 県連(中沢宏一会長)主催の「第十九回ふるさと巡り、北パラナ編」が四日から九日まで実施された。 訪問先はパラナ州北部のコルネリオ・プロコピオ、ロンドリーナ、ローランジア、ゴイオエレ、ウムアラマ、マリンガ。 四日午後十一時すぎに、南雲良治新潟県人会々長を団長として、百十八人の一行を乗せた三台のバスは、カステロ ...
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