2月12日(木) 国際市場でトウモロコシが需要に対し一〇%の在庫しかない。ブラジルでは需要以上の収穫が見込まれるが、全港湾は四月から八月まで大豆の積み出しで貸し切り。昨年は千五百万トンの大豆を積み出したが、今年は二千五百万トンの積み出し予定。トウモロコシが高値を呼んでいるが、出荷は不可能とみられている。 ◎ 北東伯地方を襲っ ...
続きを読む »大豆 関連記事
大雨の被害、16州に及ぶ=死者数119人に拡大=懸念される伝染病発生
2月11日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日、ロイター、時事九日】国内二十七州のうち十六州に広がっている大雨によって、今年に入ってすでに百十九人が水害で死亡したと九日、被災者の救助活動を指示し、食糧配給を担当する国家統合省が発表した。四日同省が発表した死亡者数は九十一人だった。 国内六百六十四市で大雨による土砂崩れや ...
続きを読む »今年も「大豆食」キャンペーン=農協婦連、総会で確認=いい売上、カゼイロ市
2月11日(水) ブラジル農協婦人部連合会(ADESC、上芝原初美会長)が今年も「大豆食」キャンペーンで中心的役割を担っていくことを確認した。去る四日、日本文化会館で開催された第七回定期総会で出席者の総意で決議されたもの。 同婦連は、母体であるコチア産業組合の解散に際して、コチア産組精神を継承することを期して一九九六年に新た ...
続きを読む »今年の穀物生産、史上最高へ=10%増の370億ドル=130万人の雇用を創出=IBGE1・3億トンと予測
2月10日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】コンサルタント社のMBアソシアードは七日、今年度ブラジルの穀物生産が推計で三百七十六億ドル、昨年の三百四十億ドルを一〇・六%上回り史上最高になると発表した。この発表は、地理統計院(IBGE)の穀物総生産高一億三千二百二十万トンとした予測を裏付けるものとなった。この農産物取引 ...
続きを読む »パ国イグアスー移住地特産=大豆『オーロラ』生育順調=種子贈られたグァタパラ移住地=七月の入植祭で〝試食〟を
2月7日(土) パ国イグアスー移住地の特産農産物として知られている、非遺伝子組み換えでタンパク質の含有量が高い大豆「オーロラ」種が、サンパウロ州グァタパラ移住地で順調に生育していることが、このほど確認された。 オーロラの試験栽培に興味を持ったグァタパラ農事文化体育協会(川上淳会長、茨城県出身)の希望に応え、二〇〇三年十一月、 ...
続きを読む »最新農業の現場へ=日系農協活性化セミナー(4)=大型潅水するグァイーラ=大豆のさび病に対処
2月7日(土) グァイーラ市には先進的な取組みをする日系農家が多い。一九八〇年には、山下昇さん(七一)が地域で先駆けてセンター・ピボットを導入。現在では、フランシスコ村石さん(二世)が農場を大豆の試験場として提供。昨年から大豆農家の間で騒がれ始めているさび病への対処実験が繰り返されている。 同市の日系農家は、現在生産物の一部 ...
続きを読む »最新農業の現場へ=日系農協活性化セミナー(3)=米国に学ぶところはない=棉の峰さん「私達が先進」
2月6日(金) 個人が所有する土地で、地平線が見えたのは生まれて初めてだった。「ブラジルの棉やってる人の間では、峰(忠志)さんの名前をみんな知ってる」と南マット・グロッソ農業協同組合の神谷栄理事長。峰さんは、サンパウロ州に二千百ヘクタール、ミナス・ジェライス州に九百ヘクタール、マット・グロッソ州に千七百ヘクタールの棉花農場を持 ...
続きを読む »最新農業の現場へ=日系農協活性化セミナー(2)=きびしく病害虫予防=シルビオモレイラ=遺伝子組換え研究も
2月5日(木) サンパウロ州州政府が運営する「シルビオ・モレイラ」柑橘類農業ビジネス・最先端技術研究センターの試験場は一九二八年に創立された。十七人の研究者と二十五人の研修生が、病害虫対策、新品種開発、遺伝子組み換え製品の研究を行なう。三十ヘクタールの土地に、バイオ・テクノロジー研究所、果実調査研究所、物理学研究所、病気診療所 ...
続きを読む »最新農業の現場へ=日系農協活性化セミナー(1)=生産者に現金決済=オランブラ=きびしい審査経て
2月4日(水) 一月二十九日午前六時に松原ホテルに集まった二十九人が、最新農業現場の視察に出発した。南米二十二農協が集まり、南米日系農協連絡協議会発足などの成果をあげた第四回日系農協活性化セミナー。締めくくりとして、オランブラ市の花卉栽培やセリ市場、コルデイロ・ポリス市の柑橘試験場、イツベラーバ市の綿花農場、グァイーラ市の大豆 ...
続きを読む »鳥インフルエンザ ブラジル輸出に追い風=笑い止まらぬ養鶏業=日本、欧州から引き合い殺到=貿易黒字予測 早くも上方修正
1月29日(木) 【一面関連=エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日、時事二十七日】ブラジルには、「人の悲劇が笑顔を生む」ということわざがある。例えば、倒産した商人にとっては辛く悲しい出来事であっても、同業者にとっては利益を多く得られるチャンスでもあり、思わず笑みがこぼれてしまうという例えだ。二十七 ...
続きを読む »