7月17日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】国連経済開発白書は九日、ブラジルは十二年後、世界一の生産量を誇る食糧大国になると発表した。ブラジルには、森林伐採をしなくても耕作可能な面積が九千万ヘクタールある。他の地域とは反対に数々の有利な条件を有し、食糧大国米国の王座が脅かされつつあるとした。 米国の食糧大国は、九〇 ...
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コラム 樹海
ブラジルの現政権は、「飢餓ゼロ」を標榜して真剣に取り組んでいる。これの一助となるのではないか――と考えられているものに「大豆を食べよう」運動がある。あるといってもまだ本格的とはいえないが、日系有力者らの主唱により進められていてかなりの賛同、協力者があると聞く。未来を明るく促えた異色プロジェクトの早期実現が待たれる▼大豆と聞けば ...
続きを読む »50周年講演会=「百周年は最後の機会」=戦後移民に参加を呼びかけ
7月15日(火) 「遅まきながら、戦後移民はコロニアに参加する機会を得た。戦後五十周年祭、そして百周年祭の機会を逃せば、戦後移民はコロニア史で語られることなく終わる――」。鈴木正威さんは力強く、参加者に向けて呼びかけた。会には百四十人近くが参加、戦後移民へ向けて多くの提言が投げかけられた。 ブラジル戦後移住五十周年祭実行委員 ...
続きを読む »ブラジル大豆で燃料生産=駐米大使が熱弁=FTAAにらみ投資奨励
7月12日(土) 【イスト・エー誌】ルーベンス・バルボーザ駐米伯大使は、米州自由貿易地域(FTAA)発足に向けて工業製品の米向け輸出のために積極的に投資をすべきだと主張した。米国はブラジルにとって有望市場であり、ブラジルの企業家は消極的でシャイだと決めつけた。同大使の在米ブラジル人に対する講演内容は、次のようなものであった。 ...
続きを読む »大豆の魅力―食品加工して紹介―ADESCの女性達―すべて手づくりでー「日本祭り」に出品
7月12日(土) [既報関連]ブラジル日本都道府県人会連合会の主催による第六回「日本祭り」(ジャパン・フェスティバル)七月二十五日(金)開会まであと二週間と迫った。食材としての「大豆」をテーマとする特別キャンペーンに向かって、その主役をつとめるブラジル農協婦人部連合会(ADESC、上芝原初美会長)による準備が着々と進んでいる。 ...
続きを読む »MST 実力対決を決議=今年の待機組1・5倍増 PB州
7月8日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ペルナンブッコ州トラクニャエン郡のプラード農場周辺に待機していた農地占拠運動(MST)のキャンプは、三日軍警当局の実力行使によって取り払われた。 同地のMSTは六日、総決起大会を開き官憲の命令といえども、生死をかけて対決することを決議した。MSTらは対決に備え、各自かまやく ...
続きを読む »消費者物価 下降傾向示す=肌で感じるデフレ=店頭に安い商品並ぶ
7月4日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・オンライン三日】物価指数で記録されたデフレがやっと、消費者の財布にも感じられるようになった。店頭に並ぶ商品も少しずつ値下げされている。特に過去数カ月間にドル高で値上げした商品に差が出ている。また、消費者の購買力が失われ売り上げが下がったことも、メーカーと小売業者の交渉 ...
続きを読む »大豆に沸くR・ヴェルデ=街にひしめく輸入車
7月3日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】ゴイアス州リオ・ヴェルデ市は、大豆景気で沸いている。同市へ落ちる大豆と綿花の売上金は七億九千万レアル、昨年同期比で七%増の成績。 市の盛況は、輸入車のはんらんで一目瞭然(りょうぜん)。十万レアルのシトロエン高級車売り上げは、代理店中でトップ。三菱自動車の代理店は、六万二千 ...
続きを読む »アマゾンの森林SOS!=伐採面積40%拡大=95年以来の最大規模に
6月27日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】国立宇宙調査院(INPE)はこのほど、昨年のアマゾン原生林の樹木伐採面積が、セルジッペ州(二万一千九百十平方キロメートル)より広い二万五千五百平方キロメートルに達したと発表した。二〇〇一年と比べて伐採面積が四〇%増加している。〇一年の伐採面積は一万八千二百平方キロメート ...
続きを読む »コラム 樹海
国内産の鶏肉がブラジルの養鶏場で育成されたものだったり中国から輸入したホウレン草には人体に有害な農薬がびっしりと日本の食べ物はかなり危険でややこしい。牛の肉での騒動もあるし、韓国か中国から取り寄せたアサリを日本産として売りさばく悪質な業者もいる。日本人が大好きなウナギも台湾で養殖されたものが多いのに「天然鰻」と称したりも▼コメ ...
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