3日、リオ・グランデ・ド・スル(南大河)州都ポルト・アレグレ市内の病院の同じ病室、隣同士のベッドで高齢の夫婦が40分の差で息を引き取った、と8日付のフォーリャ紙が報じた。 結婚以来65年、共に過ごして66年という夫婦にとり、終わりの時は同じ日に訪れた。 イタウヴィノ・ポッサさんがディバ・アルベス・オリベイラと出会ったのは194 ...
続きを読む »大豆 関連記事
山本喜誉司賞=島崎、南、藤原3氏に=11月に文協で授賞式
文協山本喜誉司賞選考委員会(山添源二委員長)による農業功労賞『第44回山本喜誉司賞』の受賞者が決定し、山添委員長、長井邦夫副委員長が報告に訪れた。受賞者と選考理由は次の通り(敬称略)。 ◎島崎清(72、二世)。サンパウロ州第3アリアンサ出身、同地在住。1960年代から鶏卵、鶏肉のほか、鶏糞による土壌の肥沃度の回復を狙って養鶏 ...
続きを読む »南米市場の着陸棚の役割=進出企業から注目浴びる=実は地政学的に優位な立地=パラグァイ=坂本邦雄
南米の中心に位置し北はボリビア、東はブラジル、そして南西はアルゼンチンに囲まれて海を持たないパラグァイは、一見、内陸国の宿命的なデメリットを運命付けられている様に見られ勝ちである。 しかし見方によっては、地政学的にその立地条件の比較優位性は、他の地域諸国に優る事から、EU・ヨーロッパ共同体等はパラグァイを進出企業のランディング ...
続きを読む »農牧地=02年比で価格が4倍に=コモディティの値上り受け
中央銀行が18日、2013年の農牧地の価格は2002年比308%上がり、ヘクタール当たりでは2600レアル(以下、レ)が1万600レになったと発表したと19日付エスタード紙が報じた。 農牧地の価格上昇は国際的な需要が増えた大豆やトウモロコシなどのコモディティ価格の上昇を反映したもので、畑地の全国平均額は02年の5750・11レ ...
続きを読む »伐採ゼロ宣言=ブラジルは調印に応じず=国連や欧米諸国は熱心も=森林法との兼ね合い考慮=「伐採の合法性」が不明瞭
【既報関連】23日にニューヨークの国連本部で開催された気候サミットで、2030年をめどに森林伐採をゼロにする「伐採ゼロ宣言」への調印が求められたが、ブラジルは調印しなかった。24日付伯字紙が報じている。 「伐採ゼロ宣言」は森林の伐採を2020年までに半減し、30年にはゼロにしようとするもので、その文書は欧米諸国を中心に準備され ...
続きを読む »ブラジル農業の行く先は?=「一貫した政策のない国」=技術や生産性は向上したが
エスタード紙が18日に、国内総生産(GDP)の22・8%を占め、貿易収支の赤字転落を防ぐだけではなく、世界の食糧庫としても重要な役割を果たしているブラジルの農業に関するフォーラムを開催と22日付エスタード紙が報じた。 「米国西部の開拓者達は英雄扱いされるが、南大河州の農家がマット・グロッソ州で生産活動を始めれば、環境破壊者との ...
続きを読む »文協農業交流=ネリー農務大臣が講演=「世界の食糧安定供給に貢献」=日系7農家ら取り組み発表=ペ州ブドウ農家越山さんら
文協農業関連交流委員会(桂川富夫委員長)が13日、文協小講堂で『第5回文協農業関連交流会』(文協RURAL)を開催し、農業関係者ら約150人が参加した。冒頭にはネリー・ゲラー農務大臣が約40分の講演を行った。その後、全伯各地の日系農家7人が日頃の取り組みなどを発表した。桂川委員長は「文協の委員会活動に大臣が参加したことは今まで ...
続きを読む »チエテ‐パラナ=「10月からの雨頼み」=農産物の水運路の再開は?
パウロ・パッソス運輸相は21日、6月から運用が停止しているチエテ‐パラナ水路の「運用再開は10月からの雨の量次第」との見解を示した。22日付フォーリャ紙が報じている。 チエテ‐パラナ水路の昨年の運行量はブラジルで2位だったが、今年6月からは、流域の少雨による水位の低下で運行が止められている。 これにより国内の農業界は大きな被害 ...
続きを読む »穀物生産は伸びたけど=加工設備等は追いつかず
ブラジルの穀物生産は順調に伸びているが、食品加工業界の伸びはそれについていっておらず、生産向上の恩恵に与れずにいる。 加工施設などの整備が生産の伸びに追いつかない代表例は、過去10年間に生産量が73%増えた大豆だ。 残念な事に、同じ10年間に大豆を粉にする能力は35%しか伸びていない。加工材料として利用された大豆の量に至っては ...
続きを読む »マリーナ=副候補にアウブケルケ氏=カンポス氏の古き友人=農業界と強い結びつき=レナタ夫人の出馬は断念
ブラジル社会党(PSB)は19日、13日の飛行機事故でエドゥアルド・カンポス氏が急死したことを受けたマリーナ・シウヴァ氏の大統領候補昇格を前提とした新しい副候補に、同党の下院リーダーをつとめるベト・アウブケルケ氏(51)を選出した。20日付伯字紙が報じている。 副候補に選ばれたアウブケルケ氏は南大河州出身で、1999年から4期 ...
続きを読む »