ニッケイ新聞 2014年3月8日 1月の貿易収支が大幅赤字で終わった後、2月の貿易収支も同月としては統計史上最悪の21億2千万ドル赤字で終わったため、1~2月の赤字累計も統計史上最悪の62億ドルとなったと7日付伯字紙が報じた。 2月の貿易収支は、輸入が昨年同月比7・3%増で2月としては史上最高の180億6千万ドルだったのに対し、 ...
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少雨や多雨で農産物に被害=損害額は100億レに=食料品の値上がりやむなし=影響は15年の収穫にも
ニッケイ新聞 2014年3月4日 中部と南部の少雨、干ばつと中西部の豪雨で、14年の農牧・加工業は100億レアル相当の被害が出る見込みと2日付エスタード紙が報じた。少雨や多雨の影響は大豆やトウモロコシ、オレンジ、カフェ、肉、牛乳など広範囲に出ている。 少雨と多雨という対照的な被害を受けているのは大豆で、サンパウロ州やパラナ州では ...
続きを読む »13年GDPは2.3%成長=リセッションは免れる=基本金利は10・75%に=注目される中銀の手腕
ニッケイ新聞 2014年2月28日 26、27日に、ブラジル経済にとって重要な意味を持つ二つの数字が発表された。一つは13年の国内総生産(GDP)が前年比2・3%成長したというもので、もう一つは経済基本金利(Selic)の0・25%ポイント引き上げだ。今後の中銀は、依然低い経済成長率と高止まりするインフレの間で、難しい判断を強い ...
続きを読む »連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(102)
ニッケイ新聞 2014年2月20日 「インディオの言葉で『魚がいない河』です。ですが、他の河に比べて少し少ないだけです。この河はパラナ大河に合流し、パラグアイ国境を流れ、アルゼンチンに入り、それからアルゼンチンとウルグアイの国境を流れ、ラプラタ河に合流し、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスをかすめて大西洋に出ます。蛇行して全長六 ...
続きを読む »農産物に干ばつの影響=穀物減収、葉野菜値上り
ニッケイ新聞 2014年2月12日 連邦政府が干ばつの影響はまだ出ていないと発言する中、国内外では穀物などの減収を懸念した農産物の価格上昇が起きており、カフェや果物の実がならない、牧草が枯れるなどの問題も出ていると11日付エスタード紙が報じた。 9日現在の水力発電所ダム貯水量は2001年以降最悪の37・6%まで低下したが、農 ...
続きを読む »あちこちで出る猛暑の影響=工業順調も農業に被害=サンパウロ州は水源確保に人工降雨=広域停電の真の理由は?
ニッケイ新聞 2014年2月8日 【既報関連】この夏は中伯~南伯では過去70年間で最高の猛暑で、少雨とあいまった水不足や電力供給不安を始め、工業や農業など、様々な分野に影響が出ている。 13年の北東伯は過去70年間で最悪の干ばつに見舞われ、この夏は南東伯が過去50年間で最悪の少雨に直面しているブラジル。現在の水力発電所のダム貯水 ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (111)=〃バナナ王〃が誕生するまで=元移民老人「戦争ない国」
ニッケイ新聞 2014年1月25日 レジストロなど南聖地方は現在でもサンパウロ州産バナナの50%を叩きだす主要生産地だ。小野一生さん(かずお)は「戦後バナナで有名になった。曲尾良顕●が同地方随一といわれるバナナ栽培をして名を売った。1940、50年代かな。オスカル曲尾ショッピングを作り、地域振興に尽力しとるね。一時は岡本寅蔵のお ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (106)=青柳以来の〃米の夢〃再び=リベイラ河流域総合開発計画
ニッケイ新聞 2014年1月18日 入植60周年(1973年)に際して、愛知県犬山市にある世界中の建築物を集めたテーマパーク「明治村」から、同祭典委員長だった山本周作宛てに、ブラジル最初の入植地の住宅を《ブラジル植民の記念館として寄贈してもらいたい》(『60年史』147頁)と要望する手紙が届いた。1919年にレジストロに建設され ...
続きを読む »「有機食品で人を幸福に」=人生を豊かにする有機農業=10年間の成長率300%=生産者の半数を日系占める
新年号 農業大国ブラジルは、知られざる「農薬大国」でもある。かつてそれで健康を害した日本移民も多かったことから、いち早く多くの日系人が農業に取り組んできた歴史がある。この20年余りは健康志向の人々の増加に伴い、当地でも有機食品が注目を浴びるようになった。サンパウロ市アグア・ブランカ公園で20年以上にわたり開かれる「フェイラ・オ ...
続きを読む »丸紅、エネバ株式取得に意欲=穀物事業の次は資源分野へ=他3社と石油開発設備へ出資も
ニッケイ新聞 2013年12月25日 当地では、アジアへの穀物輸出事業を行う大手企業の一社として知られる日本の丸紅は、エネルギー事業をブラジルでの成長戦略の一つに掲げており、エイケ・バチスタ氏が率いる持株会社EBXグループ傘下の電力・ガス会社MPXエネルジア(現・エネバ)の株式取得に関心を示していると23日付エスタード紙が報じ ...
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