二十八日はさらに寒く、気温十四度。朝食後すぐに、一行はコロニア沖縄農牧総合協同組合(CAICO)でのセミナーに参加した。 一九七一年に創立したCAICOは第一、第二、第三移住地を包括し百二十三人の組合員を持つ。主要作物は、大豆、とうもろこし、米、小麦など。 小麦の国内消費は六十万トンなのに比べ、国内生産は二十万トンで需要が ...
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ADESC婦人、ボリビアへ=連載(1)=婦人セミナーが繋いだ交流=ボ国3カ所、5日間の旅
農協婦人部連合会(ADESC、内海千代美会長)の二十二人が先月二十五日からボリビアを訪れ、同国日系コロニアとの交流、現地視察の旅行を行なった。ADESCはこれまでにパラグアイを二度訪れており、今回が三度目の国外訪問。一行は二十九日まで五日間をかけてサンタクルス市、サンフアン移住地、オキナワ移住地を回り、各地日系コロニアと交流を ...
続きを読む »Conab収穫予想=08/09年度大豆を下方修正=南の旱魃、北の水害=それでも史上2番目の成績=収穫予想は1億3千4百15万トン
ニッケイ新聞 2009年6月9日付け 国家配給公社(Conab)は八日、〇八/〇九年の大豆収穫予想を、五月の五千七百六十万トンから五千七百十万トンへ下方修正したことを発表と同日付けロイター・オンラインが報じた。同公社はトウモロコシの収穫予想も、五千百四十万トンから四千九百九十万トンへ下方修正。原因は南伯地方の干ばつと北東伯地方 ...
続きを読む »金融バブルを形成?=根拠なき狂乱相場に警告
ニッケイ新聞 2009年6月9日付け サンパウロ市証券市場(ボベスパ)の株式時価総額が今年だけで四二・〇五%も上昇しており、「実体経済に見合わない活況であり、金融バブルの可能性がある」と警告している金融情報会社があることを八日付けエスタード紙が報じた。 同市場は五日、株式時価総額が一兆七千億レアルに回復し、昨年九月に起きた金 ...
続きを読む »刊行物=「朝蔭」
ニッケイ新聞 2009年6月4日付け 『朝蔭』五月号(第三百五十五号)が発行された。巻頭「句帳(十句)」(牛童子、その一句「労働の守護神恃むメーデーミサ」)、雑詠(牛童子選)、句評(牛童子、その三句「山々に彩を散りばめクァレーズマ」(赤木まさ子)、「嫁づとめ三十六年飯を干す」(小林エリザ)、「牛船と越しつ越されつ大豆船」(笹谷 ...
続きを読む »遺伝子組み替え=密輸GM大豆が定着=南リオ・グランデ州を席巻
ニッケイ新聞 2009年5月30日付け 除草剤グリフォサットに強い遺伝子組み替え(GM)大豆RR(ランダップ・リーディ)の種子が一九九五年、亜国から南リオ・グランデ州に密輸されて以来定着し、同州産大豆の九九%を占めていると二十八日付けヴァロール紙が報じた。 今収穫期は、七百七十万トンと予想される大豆生産だが、もはや在来種を指 ...
続きを読む »自然に戻る食生活を!=アニュー主催=山田豊文氏講演に4百人=「正しい食事」指導に感心
ニッケイ新聞 2009年5月22日付け 「現代人は崖っぷち。ここから遠ざかる方法を今日は教えます」――。栄養学や予防医学の面から独自の理論を展開し日本で話題になり、数多くの著書を出版している山田豊文・杏林予防医学研究所所長(60、京都)が来伯し、講演会「食べないことで脳や細胞が若返る」(自然食品会社アニュー・グループ主催=加藤 ...
続きを読む »USDA発表=穀物は年末値上がり=国際経済回復で需要増加
ニッケイ新聞 2009年5月16日付け USDA(米農務省)は十二日、二〇〇九年から二〇一〇年における国際経済の回復で、穀物需要が年末から増える見込みと発表したことを十三日付けヴァロール紙が報じた。トウモロコシと小麦、大豆の三大コモディティは、過去三年で最も市場が過熱すると見ているようだ。 南半球の収穫が終わりつつあるが、相 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年5月15日付け 記念史発刊が決定した山本喜誉司賞。文協管理下の国士館センターで資料が焼却処分されてしまっていたため、新聞や当時の農業雑誌などをひっくり返しての編集作業に。四年間を経て日の出がすぐそこに見えてきた。「漏れがないか不安」という声が気になるが、農業で大貢献をしたコロニアが誇る一冊となることを期 ...
続きを読む »コモディティ市場=農産物が4月急騰=金融バブルか新しい流れか
ニッケイ新聞 2009年5月12日付け 農務省は九日、穀物市場で四月の農産物相場が急騰と発表したことを十日付けエスタード紙が報じた。民間コンサルタントの計算では、百二十億レアルが生産者の懐に転がり込むと見ている。 過去三十日間に大豆が一三%、綿が二二%、砂糖が一八%とそれぞれ値上がり。穀倉地帯は、次期播き付け準備に向けて沸き ...
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