ニッケイ新聞 2009年5月12日付け フォーリャ紙がパラナ州の遺伝子組み替え(GM)トウモロコシ第一号生産地を訪れたところ、在来種とGM種の植付け場所や収納、輸送面で、きちんとした管理がなされていない事が判明と十日付け同紙が報じた。生産地では、GM種の畑から飛んだ花粉での従来種のGM化や、混合出荷などにより様々な問題が起きそ ...
続きを読む »大豆 関連記事
伯中貿易が不況克服=主要取引は米国から中国へ
ニッケイ新聞 2009年5月6日付け 産業開発省は四日、四月の貿易収支が三十七億千二百万ドルの黒字と発表したことを五日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。輸出が百二十三億二千二百万ドル、輸入が八十六億千万ドルであった。 四月の貿易黒字で目立つのは、中国がブラジルの主要貿易国となっていること。ブラジルから大豆や鉄鉱石、パル ...
続きを読む »豚インフルで大豆とコーンが高騰
ニッケイ新聞 2009年5月1日付け 豚インフルの影響で同ウイルスの感染豚が、農地を汚染し生産物の流通が滞るとしてシカゴ穀物市場は四月二十九日、大豆がブッシェル当たり十ドル二五セント、トウモロコシが四ドル騰がったと同三十日付けヴァロール紙が報じた。高騰の原因は豚インフルだけでなく、ドル通貨の下落と原油の高騰も手伝った。
続きを読む »遺伝子組み替え=15種試験栽培を許可=試植販売で認可待ち続々
ニッケイ新聞 2009年4月28日付け バイオ保全委員会(CTNBio)は十六日、遺伝子組み替え(GM)種子十五種の試験用栽培を許可と発表したことを十九日付けヴァロール紙が報じた。販売は、まだ許可されていない。 十五種のうち十二種は、大豆やトウモロコシや綿などでモンサント社の製品。サトウキビでは、モンサントがヴォトランチンか ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年4月24日付け 先日、なまった体を鍛えるためパラナピアカーバでハイキングに挑戦した。町自体はイギリス移民が紡績業をしていた名残のある街なみや鉄道駅跡、ロンドンのビッグ・ベンに似た時計台が異国情緒を醸し出す。メトロのルス駅からCPTMで約一時間、終点リオ・グランデ・ダ・セーラ駅下車、そこから市バスで約十五 ...
続きを読む »米中が中南米接近=未来の資源戦争に布石か
ニッケイ新聞 2009年4月17日付け 米国と中国が中南米へ熱い眼差しを注いでいると十六日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。米大統領は中南米との政治と通商で関係修復を図るため、南米諸国連合(ウナスール)十二カ国首脳との個別会談を非公式に設定したという。 大統領府は、米大統領の個別会談には触れず説明もない。ルーラ大統領は ...
続きを読む »相場変化で農地高騰=コモディティ市場に強気回復
ニッケイ新聞 2009年4月8日付け コンサルタントのAgraFNPは六日、コモディティ市場が〇九年初頭、強気へ転じたことで国際金融の投資家が、農産物市場を新しい投資先として関心を持ち始めたと語ったことを七日付けフォーリャ紙が報じた。 農地の不動産市場に金融危機の影響はなかったようだ。麻州タンガラ・ダ・セーラのヘクタール当た ...
続きを読む »貿易収支=辛うじて黒字保つ=専ら一次産品、二次三次は後退
ニッケイ新聞 2009年3月26日付け 産業開発省は二十三日、国際的不況のなか懸念された貿易収支が好転し、三月三週間の累計で十億四千万ドルの黒字と発表したことを二十四日付けジアリオ・デ・コメルシオ紙が報じた。 今年一月の貿易収支は、五億二千四百万ドルの赤字で始まり心配されたが、三月第三週までの累計では二十二億八千万ドルの黒字 ...
続きを読む »■訃報■久保田洋史氏
ニッケイ新聞 2009年3月14日付け パラグアイ国イグアス農業協同組合の組合長を務めた久保田洋史(くぼた・ひろふみ)さんが十三日午前二時四十分ごろ、肺炎のため入院先のシウダー・デル・エステ市サナトリオ・セントラル病院で死去した。病気療養中だった。享年六十四歳。 熊本県出身。東京農業大学拓植学科(現国際農業開発学科)を卒業後 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年3月12日付け 「駄目」という言葉は元来、双方の境にあり、どちらの地にも属さない場所を意味する囲碁用語だそうだ。石を置いても無駄になる目、転じて、してはいけないことに使う。さて、今回の文協選挙。体制側の事実上トップである渡部和夫氏は囲碁の名手だそうだが、どうやら今回は「駄目」を打ったといっていい。七日付 ...
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