ニッケイ新聞 2009年3月3日付け FGV(ジェットゥリオ・ヴァルガス財団)は二月二十八日、シカゴ穀物市場におけるコモディティ相場の低迷が国内の消費者市場に影響を及ぼし、政策金利の引き下げにも拍車がかかりそうだと発表したことを三月二日付けフォーリャ紙が報じた。 大豆相場の下落で、食用油が値下がりする。食物価格が高騰していた ...
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緊密化する日本とパラナ=農業交流進める西森州議
ニッケイ新聞 2009年2月27日付け 「大分、日本から帰ってこられているようですね」。西森ルイス弘志パラナ州議は十三日、「デカセギの今後を心配している」と語った。前日には同州セブラエ役員のフェルソン・ノガロリ氏や地元銀行幹部とも打ち合わせをし、帰伯者への小口融資や起業相談の強化を検討している。 「ただし、デカセギは個人の金 ...
続きを読む »帯広畜産大学=長沢学長ら3人来伯=同窓会と交流、農業視察も
ニッケイ新聞 2009年2月21日付け 帯広畜産大学から長沢秀行学長ら三人が在伯同窓会と意見交換をするために八日に来伯し、十三日までサンパウロ市やパラグアイで視察や交流をした。 日本国内には各地にある同窓会だが、海外のおいてはモンゴルやフィリピンが留学生OB中心なのに対し、唯一ブラジルが卒業生による同窓会となっている。約三十 ...
続きを読む »コモディティ市場=農産物価格が好転=大豆14,29%始め一斉値上げ
ニッケイ新聞 2009年2月17日付け ヴァロール・データは二月一日、ブラジルのコモディティ八大農産物が一月に、十二月の平均最高値を上回る価格で取引されたと発表したことを二日付けヴァロール紙が報じた。 九月に表面化した金融危機のためにコモディティ市場は昨年十二月まで低迷し、需給の法則が機能しないまでに落ち込んだ。その相場が持 ...
続きを読む »基金=日本酒の魅力知って=「味覚の知恵」でTV収録
ニッケイ新聞 2009年2月11日付け 日本酒の魅力知ってー。日本食の理解を深めようと国際交流基金サンパウロ文化センター(西田和正所長)がJBNTVと共催で行うテレビ番組のシリーズ第七弾『日本のドリンク 日本酒 お米の聖なるエキス』の収録が二日午後、サンパウロ市のレストラン『新鳥』で行われた。 同センターが二〇〇六年十一月か ...
続きを読む »宮城県人会=青葉祭りが月2回に=NGO組織作り改革
ニッケイ新聞 2009年2月5日付け 今年から宮城県人会(中沢宏一会長)は、好評の青葉祭りを大きく改革した。運営責任団体として、地域社会の健康的な生活を目的とするNGO団体「青葉健康生活協会」を設立し、月二回実施することになった。会場は今まで通りの同県人会館(ファグンデス街152)。 中沢会長は、「NGOを運営主体にしたこと ...
続きを読む »ついに貿易収支赤字=欧米低調、アジア新興国は好調
ニッケイ新聞 2009年2月4日付け 産業開発省は二日、八年にわたって順調に続き財政黒字の牽引になった貿易黒字が、〇九年一月はついに五億千八百万ドルの赤字へ転じたと発表したことを二月三日付けエスタード紙が報じた。 金融危機の影響で政府と産業界、経済関係者が、ブラジル経済へのインパクトを憂慮している。一月の輸出は、九十七億八千 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2009年2月3日付け 小さい頃、祖母が作る自家製みそが好きだった。味は市販品の方が改良され旨味に富んでいるが、子供ながらも、これが家族の幸せの象徴のように思っていた。 それがある日、市販のものへと変わってしまった。理由は祖母が体力的に限界を感じたため。家族の危機を感じた私は、祖母の家に泊まりこんでみそ作りを手 ...
続きを読む »松原植民地=56年目の追憶=連載〈10〉=今も残る日本人会館=植民地の盛衰見つめ
ニッケイ新聞 2009年1月31日付け 松原植民地への入植開始と同時に日本人会、男女青年会もそれぞれ発足した。和歌山市民図書館サイトによると、青年会は四十六人で、十五キロある植民地の端から端まで道路の修理をしたりしていた。また、日曜日には綿摘み、トウモロコシ取り、稲刈りなどの共同作業をして青年会の収入源とした。〃その収入をもと ...
続きを読む »松原植民地=56年目の追憶=連載〈8〉=入植者の資金援助に奔走=小野さん「ここはパライゾさ」
ニッケイ新聞 2009年1月29日付け 松原植民地に入植した小野享右さん(75、南麻州日伯文化連合会会長)は大阪生まれ。父親の仁(まさし)氏は鉄道関係で仕事をしていたことから満州へ。その間、小野さんは岡山に住む姉の家で暮していた。九歳のときに、父のいる満州へ移り、四年間過ごし終戦を迎えた。栄養失調寸前の状態で日本に帰国し、八年 ...
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