ニッケイ新聞 2008年10月28日付け 国連食糧農業機関(FAO)は十五日、主要穀物の相場が豊作と減速経済のもとで下落しているが、コモディティ市場の低迷は長くないと警告したことを十六日付けヴァロール紙が報じた。 FAO調査によれば、米国での穀物相場の下落は小麦で前年度比四五%減、トウモロコシが三五%減、米は一六%減。ヴェト ...
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来年の農産物収穫は減少か=金融危機で資金調達難に=ドル高で資材高騰、相場下落=融資決済期に不運に直面
ニッケイ新聞 2008年10月21日付け 金融危機から派生した営農資金の調達難のため、配給公社(Conab)が予測していた〇九年度収穫高一億四四五五万トン(米、フェイジョン、大豆、とうもろこしなど)に悪影響がでてくることが確実になったと二十日付けエスタード紙が報じた。三年連続増産が続いたブラジルの農業生産は、ちょうど作付け期に ...
続きを読む »PACは機会を逸す=金余り時惰眠、危機で覚醒
ニッケイ新聞 2008年10月21日付け PAC(経済活性化計画)のインフラ投資に金融危機を波及させないとした大統領公約が、怪しくなってきた。PACは国立銀行が結束し、二百八十億レアルの調達に当たるはずであったが、資金難による計画の遅延第一号が明白となった。 マデイラ川発電所の送電線工事は、七十億レアルの予算で入札が行われる ...
続きを読む »県連ふるさと巡り=移民街道・パンタナール~2千8百キロをゆく=連載〈7〉=プロミッソン=移動日の大雨に安堵=上塚公園で線香手向け
ニッケイ新聞 2008年10月21日付け 「ふるさと巡り」は西へ東へ。行程も中盤を迎え、ノロエステ街道を六百キロ、プロミッソン・リンスに向かう。一号車は、最初の晩の宿泊地となったトレス・ラゴアス市の手前、アグア・クララのポントでしばし休憩を取る。 昼食を予定しているレストランの収容人数の関係上、時間差をつくるのだという。ガイ ...
続きを読む »加齢と上手に付合うには=視力の調整で保つ活動性=更年期障害や骨粗鬆症も
ニッケイ新聞 2008年10月15日付け 加齢とともに体調が変化し、不調が現れる時、その不調と積極的に付合うことは、本人だけではなく、家族や社会にも大きな意味があるという。 その一例は視力の低下や白内障の治療で、九日グローボ・サイトは、高齢者の視力への注意が健康面やセルフイメージの向上につながると報道。 「七〇歳の人が視力 ...
続きを読む »物価は不確定時代へ=インフレ要因がバーチャル化
ニッケイ新聞 2008年10月1日付け 国際金融市場の悪化で中央銀行は九月二十九日、潜在的な需給関係とインフレに関する報告書を発表と九月三十日付けエスタード紙が報じた。同報告書によれば、ドル高騰による国際環境の深刻化によりインフレ・リスクは、生き延びたという。 前回はインフレ対策を万全と発表し、今度は不確定要因の中のインフレ ...
続きを読む »商社からの営農融資減少=米金融危機の影響で=困る作付け期の農家=組合や商社も元栓締める
ニッケイ新聞 2008年9月24日付け ブラジルの大豆などの農業生産者は夏季作付け期を迎え、アグロコンサルト社は二十二日、米金融危機の影響の中で商社からの営農融資が不足するとの予想を二十三日付けフォーリャ紙に語った。穀物相場は乱高下を続けているが、これまでの平均より高値で落ち着く見通し、ドル通貨も持ち直し生産者所得も悪くない。 ...
続きを読む »EUがGM見直しへ
ニッケイ新聞 2008年9月11日付け 食糧価格の高騰と遺伝子組み替え(GM)大豆の攻勢を前にEUは、GM法の見直しを始めた。EUでは飼料用大豆が不足したため、GMの容認を検討。バイエル社のGM大豆クロップ・サイエンスには既に、栽培をしないという条件で十年間だけ輸入許可が認められた。
続きを読む »GM大豆EU向けに=Amaggiの音頭で企画
ニッケイ新聞 2008年9月10日付け 大豆の加工輸出企業Amaggiは、遺伝子組み替え(GM)大豆の受け入れを拒否しているEUへ「持続可能なGM大豆」の輸出プロジェクトに挑戦と三十一日付けヴァロール紙が報じた。この種の企画は、ブラジルでは初めてのこと。 ブラジルではGM大豆が、在来種とシェア争いで競合しているのに、EUでは ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年9月10日付け 動脈硬化や、コレステロール増加など、様々な問題を生じさせるトランス脂肪酸について、世界保健機構が成人の消費量は一日二グラム以下とするよう勧告。ブラジルでも、大豆油などのパッケージにトランス脂肪酸ゼロと表示されるようになったが、油脂業界では、トランス脂肪酸ゼロというのは、ラード(豚の脂肪) ...
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