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 「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」(6)=日本人は気が狂っている?=入植時、地元住民の見方=「開拓は失敗必至」

ニッケイ新聞 2007年12月21日付け 「日本人の億万長者が来た」  いま、サンパウロ市から、ミナス州サン・ゴタルドの町までは七百三十キロのアスファルト道路を、車なら八時間くらいで行ける。しかし、三十年前は泥道のため、早朝から夕方までかかった。一九七四年ごろ、パラナのセラード開発先発隊は、パラナから生産資材と農機具を積んだトラ ...

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「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」=(4)=30数家族で「生産株式会社」組織=資材、機械一括購入、労働力も〃共有〃=農家が作る生産株式会社

ニッケイ新聞 2007年12月18日付け  サン・ゴタルドで見たもう一つのユニークな生産形態は、農家が生産のために組織した生産株式会社である。生産者組合は普通であるが、生産株式会社は珍しい。これも生産性を緻密に追求して到達したシステムである。農家が各自、自分の土地を持って、会社に出資した形で参加し、会社は株主が持ち寄った土地の総 ...

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コチアは生きていた=30年ぶりのセラード「赤木報告」(3)=人工衛星コントロール方式=究極まで生産性を追求=人工衛星操作でトラクターを運転

ニッケイ新聞 2007年12月15日付け  ミナス州サン・ゴタルドでは、トウモロコシや大豆など、植え付けた作物の一列の長さが約二キロに達する。その列が一ミリの狂いもないほど一直線に植えてある。これはトラクターを人工衛星操縦によって行っている結果であり、一列が何キロになろうと、最終点までの誤差は、最大二ミリ以下に制御するコントロー ...

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フェイジョン・カリオッカ高騰で大豆代用を奨励

ニッケイ新聞 2007年12月14日付け  ブラジル人の常食フェイジョン・カリオッカが十二月だけで二一・七八%高騰し、年間累計で七六・二九%の値上がりである。政府は、値段が安く栄養分が豊富な大豆を代用とするように奨励している。  他にも低価格のエルビーリャ(グリンピース)やレンチーリャ(レンズ豆)もあるが、当局は目下、大豆の料理 ...

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コチアは生きていた=30年ぶりのセラード「赤木報告」(2)=100年前の農地再生され、今は穀倉地帯、なお余裕

ニッケイ新聞 2007年12月14日付け  コチア産組は蘇った  いま、全国に新しい穀倉地帯を出現させているブラジルのセラード開発は、常にブラジル全体の農業の将来を考えていたコチアの小笠原一二三(ひふみ)という人物の着想によって始まった。戦前から農業生産地帯として栄えてきた北パラナは、年々進む大農化とともに、耕地面積が狭く感じら ...

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「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」(1)=小笠原一二三さんの先見の明=驚嘆させられる変貌

ニッケイ新聞 2007年12月13日付け  赤木数成さん(元パウリスタ新聞記者)が、このほど、三十年ぶりにセラード地帯のサン・ゴタルドを見てきた。まったく別の土地を見ているようだったという。それほど変貌ぶりは想像を越えていた。日系農業者たちの充実は「ブラジルにおいて日系人の農業従事は終わった」とする一部の議論をかき消している。コ ...

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ポンペイアからC・ノーバへ=2000キロの旅

ニッケイ新聞 2007年12月4日付け  【ポンペイア】当地文協カラオケ部員四十八人が、去る八日夜から、バスでゴヤス州カルダス・ノーバへ三泊四日の慰安旅行を行った。「二千粁三州またぐ夏の旅」であった。三年ぶりのカルダスは、一段と高層ビルが立ち並び、人口も七万人と一大観光都市に変貌していた。  九日朝、太陽ホテルに旅装を解き、プー ...

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ブラジル農業への貢献評価=山本賞を神谷さんらに贈る=伝統の賞、今年第37回=シニアの浦田さんには功労賞

ニッケイ新聞 2007年11月27日付け  農業分野の貢献者を称える山本喜誉司賞(ブラジル日本文化福祉協会山本喜誉司賞委員会選考)の授賞式が二十三日夜、文協ビル貴賓室で開かれ、受賞者の親族や日系団体の代表者など、約二百人が祝いに駆けつけた。三十七回目の開催。今年受賞したのは神谷栄さん(南マ州ナビライ市、77)、前田育人さん(サン ...

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JATAK=日本とのアグリビジネス提携へ―06年日系農協調査結果を踏まえて=連載《下》=主力産品の大豆、果樹=対日輸出の可能性を模索

ニッケイ新聞 2007年11月23日付け ■日系農協の生産能力  報告書によると、ブラジル日系農協の組合員が所有する農地面積は、約二百万ヘクタール以上と推計され、ブラジル耕地面積の三・五%に相当する。  この面積は二〇〇六年の日本の農地面積四百六十九万ヘクタール(内水田面積二百五十万ヘクタール、畑地二百十万ヘクタール)の約四三% ...

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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2007年11月22日付け  昨年十二月から始まって毎月行われている宮城県人会の青葉祭りが今回で一年を迎えた。また、毎週金曜日の夜に同県人会館で行われているビアガーデンも同様に一年を迎えることになった。  この一年間、青葉祭りで用意された献立は、イカのポッポ焼き、冷やし中華、カレー味の焼き鳥、牛タンギョウザ、秋刀魚 ...

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