2007年8月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ブラジル農牧研究公社(Embrapa)とドイツの多国籍企業バスフ(Basf)は七日、除草剤への耐性がある遺伝子組み替え大豆の商品化に国内で初めて成功したと発表した。 まだ名付けられていない同大豆は、両社が十年間かけて開発してきた純国産品で、モンサント社の大豆ラウンド ...
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注目の「農牧輪換」農法=パラグァイ=軌道に乗るJICAの貢献=試験成果発表会に150人=「将来はこれでなくては」
2007年8月4日付け 【イグアスー発】パラグァイで農業分野におけるJICA(独立行政法人・国際協力機構)の貢献に新局面が登場した。去る七月二十七日、イグアスー移住地管内にあるCETAPAR(JICAパラグアイ農業総合試験場、有賀秀夫場長・東京農大卒)で「農牧輪換」の試験成果発表会が行われ、予想を超える百五十名ほどの参加者で熱 ...
続きを読む »今年もEXPO YGUAZU=ブラジルからの客を期待
2007年8月2日付け 【イグアスー発】パラグアイのイグアスー移住地で今年もエキスポの季節がやってきた。恒例行事として定着しているEXPO YGUAZUが二十三日から二十六日まで開催されるとが決まり、移住地の各所に横断幕がはためいている。 ブラジルのフォス・ド・イグアスー市とパラグアイの首都アスンシオンを結ぶ国際道路が移住地 ...
続きを読む »減少傾向の貿易黒字=一次産品と加工品の輸出不調
2007年7月28日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】七月第三週までの国際経常収支は黒字を維持したものの、輸出は昨年対比で減少傾向となり、一抹の不安を投げかけている、貿易局が二十三日に発表したところによると七月の第三週は二週間連続で落ち込みを見せた。 この期間の一日当りの船積平均は昨年同時期対比一・一%の減少とな ...
続きを読む »日本祭=異彩放ったコチア青年=「来年はもっと盛大に」=県人会も軒並み大繁盛
2007年7月24日付け 第十回県連・日本祭りで異彩を放ったのは初めての農業関連展示と、過去最高の参加数を誇った県人会の活躍だ。 「テイシェイラ(バイーア州)からサンジョアキン(サンタカタリーナ州)まで、みんなが協力してくれた」。全伯の会員から生産物を取り寄せて農産展覧会を行ったコチア青年連絡協議会の山下治会長は、初参加の感 ...
続きを読む »名物「牛タンギョウザ」を=14、15日に青葉祭り=宮城県人会
2007年7月14日付け 宮城県人会主催の「青葉祭り」が十四、十五両日、同県人会館(ファグンデス街152番)で開かれる。 今回は恒例の「イカソース焼きそば」のほか、仙台名物の「牛タンギョウザ」を初めて用意。ADESC(農協婦人部連合会)の手作り産品、大豆製品、有機野菜なども販売される。 十四日は午前九時から午後五時(食事ス ...
続きを読む »パラナ=実りあった経済使節団=西森州議が手ごたえ語る
2007年7月7日付け 企業進出、エタノール、百周年への招待状――。今年三十五回目となるパラナ州友好経済使節団が去る五月に訪日、約一週間の滞在中、政府機関、企業、姉妹県の兵庫など各地を訪れたほか、皇族、政府関係者などに改めて、来年六月二十二日のパラナ百周年式典への招待状を渡した。同行した西森弘志ルイス・パラナ州議(パラナ日伯文 ...
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2007年7月4日付け 家族単位の小農に対し政府は、来年度植付けのために一二〇億レアルの営農資金を用意した。金利上限はこれまでの年利七・二五%から五・五%へ引き下げる。 ◎ これまでファッションは芸術とされたが、現在はビジネスという考え方が主流である。華やかなファッション・デザイナーが脚光を浴びる一方で、多くのデザ ...
続きを読む »伯企業、海外進出に拍車=多岐にわたる業種と規模
2007年6月27日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】ブラジル企業は二〇〇七年一月から三月までに、生産のベースと製品のマーケットを拡張するため、五二億ドルを海外へ投資した。昨年同期比で五七・五%増である。 グローバル市場の中でブラジル産業が成長するのは自然であり、健全である。同様に中国やインド、メキシコも、企業誘致ば ...
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2007年6月20日付け 淡水による海洋魚類の養殖が、カナネイアのイーリャ・コンプリーダにあるバイア・ペスカ試験場で行われて三年になる。生育状態が良好なのはビジュピラーだ。孵化と稚魚の養殖段階から商業化へ進みつつある。一年で八キロも成長し、小売価格はキロ当たり一〇レアル。 ◎ 淡水魚のチャンピオン赤色チラピアの養殖 ...
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