2006年12月29日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】中国の目をみはる高度成長にともない、ブラジルと中国の二国間貿易も拡大の一途をたどっている。しかしここにきて二国間の貿易形態に異変が生じている。これまでブラジルの輸出が輸入を上回る出超となり、貿易収支バランスが黒字で推移してきたものの、二〇〇七年には立場が逆転し ...
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今年の夏も異常気象に=昨夏と同じく=伯の天災、10年間に倍増=世界的現象の一部
2006年12月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日、十五日】夏のシーズンが到来していないにもかかわらず、一足早い集中豪雨で機能がマヒする被害が続出し、晴天の日は炎暑が続く昨今だが、地球全体の気候の変化で、この状態は少なくとも二〇〇七年三月から四月まで続くと予想されている。国連下部機関の国際気象機構が十四日に発表し ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2006年12月19日付け サンパウロ州ボツカツに健在の田村豊秋さん。バタテイロで、コチア青年のパトロンを引き受けていた。七〇年から七五年にかけて、バタタ最優秀生産者として表彰された第一人者でもある。 「セラード開発にも一番のり。青年三人と一緒に入ったよ」と懐かしそう。「小麦、大豆、とうもろこし。サンパウロでできなかった穀物 ...
続きを読む »ますます好調=産地直送の農産物市=移住70年の信用と誇り――パ国、アスンシオンの中心街――日系人は元祖で中核=野菜、花、鶏卵、パン、麺など多種
2006年12月15日付け 【アスンシオン=パラグァイ】毎週、火曜日になると、パラグァイの首都アスンシオンの中心街にあるショッピング・センターに多くの市民が先を争うかのように、早朝から詰め掛ける光景が見られるようになって久しい。そこにあるのはAGRO SHOPPING。市民のお目当ては産地直送の新鮮な農産物だ。「三日坊主か」と ...
続きを読む »第3回海外日系文芸祭=ブラジル関係入選、佳作=短歌で熊川さん文芸祭賞
2006年12月6日付け 【既報関連】第三回海外日系文芸祭「みなとみらい文芸祭」の授賞式が、去る九月三十日、横浜国際センターで行われた。短歌、俳句両部門の上位入賞者は、九月九日付で紹介した。以下はブラジル関係分の文芸祭賞、入選、佳作(氏名のみ)である。 [短歌一般の部]文芸祭賞 歩み来た異国の丘の夕暮よ七十年の長き我が影 ...
続きを読む »郷土色前面に出して=新しい企画「青葉祭り」
2006年12月6日付け ブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)は九、十の両日、同会館(サンパウロ市リベルダーデ区ファグンデス街152)で「青葉祭り」を開催する。今回が初。九日は午前九時から午後八時まで、十日は午後六時まで。 両日とも地下一階では、ブラジル農協婦人部連合会やモジ・イタペチの芳賀蘭園の関係者らが入り、加工農産物や手 ...
続きを読む »脚光浴びるステビア=パ国、始まった技術指導――貧困削減の起爆剤となるか
2006年12月2日付け アスンシオンで第二回「国際ステビア・シンポジウム」が、去る十一月九日~十日開催され、ステビアがパラグァイ原産の作物であることが確認された。ブラジルや日本からも専門家や加工業界関係者らが出席したが、特に多かったのは欧州勢だった。この中にはパ国駐在の複数の大使も含まれおり、ステビアに対する欧州諸国の関心の ...
続きを読む »暁星学園で学んで=「人生の最初」の準備をした――同窓生たち今年も集う=岸本氏が教えた勤勉、我慢、不屈=今も忘れない「勤労寮歌」
2006年11月29日付け 「みんな腕白坊主だったのが、いいおじいちゃんになって」。二十年間にわたって暁星学園教師を務めた西原(さいばら)文子さん(91、高知)は、十八日正午から静岡県人会で行われた同学園・勤労部合同同窓会で集まった百人以上を見て、目を細めた。同窓生たちは今年も、思い出話に花を咲かせた。 創立者は岸本昂一さん ...
続きを読む »日系人の活躍を実感=29回目の農業研修無事終了=兵庫県
2006年11月25日付け 今年も兵庫県農業研修団の十五人が来伯、広大な土地と大自然におけるブラジルの農業研修を学んだ。一行は四日に来伯、二週間の研修を終えて帰国した。 今年で二十九回を迎えた同制度。現在までに約四百人もの研修生が来伯。そのうちの約五割が農業に従事している。 今年は県内の高校や大学で農業を学ぶ若者のほか、「 ...
続きを読む »インフレ再燃の兆候=19カ月ぶりの最高値=農産物不作で食品中心に
2006年11月23日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】十一月度の総合物価指数(IGP10)が一・〇二%の上昇となり、十九カ月ぶりの最高を示してインフレ再燃の兆候を見せた。ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団が卸売価格と小売値の推移に基づき算出するもので、十月十一日から十一月十日までの期間を対象とした。 それによると前 ...
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