岩手県人会の「県人パイオニアと研修生を訪ねるビデオ収録の旅」チームは、さきごろバストスを訪問した。同市を支えているのは養鶏産業だが、チームは、どこの養鶏場もピリピリとした緊張につつまれていた、と報告を行っていた。緊張の原因は「鳥インフルエンザ」である▼日本を含めたアジアでの猛威は、ブラジルではまず業者に緊張をもたらした。感染し ...
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アグリビジネス
2005年11月23日(水) パラナ州アプカラナ市のウニフランゴ農工は三年前に十九人の養鶏家が始めたブロイラー処理場で、同州生産物の二〇%のシェアを占めている。同社は今後二〇〇〇万レアルを投じて廃鶏専門の処理場を建設する。養鶏業界は鳥インフルエンザの侵入を恐れて生体の遠距離輸送を懸念し、州内処理を促進している。同社もパラナ州内 ...
続きを読む »刊行物
2005年11月8日(火) 『火焔樹』十月号が発行された。扉の一句「太陽の近づく大地大豆蒔く」(要一郎)、火焔樹一行評「春の空一杯に咲く花の雲」(評 桜が散ってイペーブーゲンビリリアの花の雲=要一郎)、雑詠(要一郎選)その一句「花イペー和語あちこちの露店市」(パラカツ、阿部和子)、ほか。
続きを読む »05/06年度作付面積減少=収穫量は前年度上回る見込み
2005年11月5日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】二〇〇五/〇六年度収穫に向けた農産物作付面積は、四六〇八万三〇〇〇から四七二一万四〇〇〇ヘクタールと、前年度(四八八七万八〇〇〇ヘクタール)と比べて三・四%から五・七%減少すると国家配給公社(Conab)が予測している。 作付面積の減少は、小麦、綿、米を始めブラ ...
続きを読む »貿易・経常黒字が過去最高=10カ月で昨年総額突破=口蹄疫の影響小幅に収まる
2005年11月4日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】十月度の対外貿易は、輸出入および経常収支黒字ともに過去最高記録を更新した。このために今年一月から十月までの十カ月間で、いずれも昨年の総額を上回るという快挙を成し遂げた。 今年十カ月間の輸出累計は九六六億二三〇〇万ドルとなり、昨年一年間の総額九六四億七五〇〇万ドル ...
続きを読む »牛肉輸入禁止は43カ国に=インドネシアとスイス加え=「便乗」禁止にはWTO提訴も
2005年10月26日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】口蹄疫の発生でブラジル産牛肉の輸入禁止措置が相次いでいる中、新たにインドネシアとスイスが輸入禁止を宣言した。これにより禁止国は四十三カ国となった。インドネシアは発生地域にもかかわらず全面的に禁止するとともに、口蹄疫とは関係のない大豆およびその製品、農業機械、 ...
続きを読む »保坂三蔵経産副大臣ら来伯=「日伯両国は親戚も同様」=フルラン大臣とも会談=FTA・EPA交渉などについても進めていく考え
2005年10月22日(土) 「日伯関係の繋がりを大切にしたい。今回の来伯が一本の杭になれば」。経済関係強化を目的に保坂三蔵・経済産業副大臣を始めとする経済産業省関係者ら五人が十七日に来伯、首都ブラジリアでフルラン開発商工大臣ら政府要人と会談をし、貿易強化を重点項目として話し合いが進められた。また、日系企業を訪問、意見交換も行 ...
続きを読む »なんでもあります=恒例の慈善バザー=みずほ婦人会
2005年10月22日(土) みずほ婦人会(井上幸会長)主催の慈善バザーが十一月六日午前九時から午後五時まで、みずほ文化協会会館で開かれる。 今年も四十店舗が軒を連ね、国内製品はもとより、日本や海外の製品、お買い得品、生活用品、文房具、玩具、洋服、食料品などのほか、老人クラブの新鮮な野菜、小豆、大豆、こんにゃく、梅干し、らっ ...
続きを読む »文協「ハルとナツ」上映会=食品650キロを寄付=東洋人街の慈善団体に
2005年10月18日(火) 十三日、文協で行われた「ハルとナツ~届かなかった手紙~」の上映会には午後一時からの部だけで約九百人、夜の部合わせて約千人が来場し、入場料に代わりの腐らない食品(砂糖、米、塩など)が約六百五十キロ分集まった。 これらは、今年で活動十年目になる路上生活者援護協会「associacao minha r ...
続きを読む »南マットグロッソ州=口蹄疫の発生確認=140頭が感染=牛肉輸出への影響必至=政府の検疫、予防体制に不備
2005年10月12日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】マット・グロッソ・ド・スル州で肉牛の口蹄疫の発生が確認され、業界に衝撃が走っている。同州は牛肉の輸出で全国の半数を占めていることから輸出停止になることは必至で、これまで順調に推移してきた経常収支に及ぼす影響は大きい。業界では同州に限らず全国の牛肉輸出にも国際間 ...
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